2月8日土曜日、杉戸寄席です。
芋喰亭ぽて幸さん、すぎと亭さちさん、KOHARU亭けいじろう君の出演。
けいじろう君は、年末、NHK名古屋放送局のラジオにも出演して、1年を振り返る創作落語を披露していました。
小学生の頃からすぎと寄席に来ていますが、今は高校2年生、もうプロの領域です。
今回は、出演者が3人と少ないこともあって、「みんなで歌おう」のコーナーを復活して、私が担当します。
ギター生演奏の強力な助っ人にも来ていただいて+αの演奏もあります。
乞うご期待。
2月8日土曜日、杉戸寄席です。
芋喰亭ぽて幸さん、すぎと亭さちさん、KOHARU亭けいじろう君の出演。
けいじろう君は、年末、NHK名古屋放送局のラジオにも出演して、1年を振り返る創作落語を披露していました。
小学生の頃からすぎと寄席に来ていますが、今は高校2年生、もうプロの領域です。
今回は、出演者が3人と少ないこともあって、「みんなで歌おう」のコーナーを復活して、私が担当します。
ギター生演奏の強力な助っ人にも来ていただいて+αの演奏もあります。
乞うご期待。
前回の続きです。
法華経の十二番目の話「提婆達多品」に「四摂法(ししょうぼう)」という言葉が出てきます。物事がうまく運び、人びとを助けるための四つの方法です。前回は、この四摂法について書きました。今回は、六波羅蜜(ろくはらみつ)について書きます。
六波羅蜜(ろくはらみつ)という言葉も法華経にしばしば出てきます。六波羅蜜とはどんなものかというと、次の六つです。
布施(ふせ)欲張らず、物や心を相手に譲る
持戒(じかい)決まりを守る
忍辱(にんにく)つらいことにも堪える
精進(しょうじん)正しい努力を続ける
禅定(ぜんじょう)心を落ち着ける
智慧(ちえ)よく考え、真理を求る
六波羅蜜の反対を考えてみると、とてもよくわかります。
布施の反対は、欲張り、自分中心。
持戒の反対は、約束を破る、うそを言う。
忍辱の反対は、すぐあきらめる。
精進の反対は、がんばれない、怠け者。
禅定の反対は、すぐかっとなる。
智慧の反対は、物事を間違って理解する。誤解。
自分中心で欲張り、約束を破り、平気で嘘を言う。努力しないですぐあきらめる、間違った理解をしてすぐかっとなる。そんな人は、みんなから嫌われます。
人に優しく、親切で、約束を守り、忍耐強く、努力家で、落ち着きがあり、自分のことをちゃんとわかってれくる・・・こういう人は、自然と人から慕われ、人が集まり、人に助けてもらえる。私も、この文章を書きながら、日頃の自分を恥ずかしく思います。しかし、少しずつ、こういう人になれるよう、精進していきたいですね。
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
法華経の十二番目の話「提婆達多品」に「四摂法(ししょうぼう)」という言葉が出てきます。物事がうまく運び、人びとを助けるための四つの方法です。
布施 物でも心でも自分のものを人に惜しみなく分け与える。
愛語 やさしい言葉をかける。
利行 人のためになる行いをする。
同事 同じ立場で一緒に行う。
ああ、なるほどなと思います。
昨年は自然災害のとても多い年でした。困っている人を見過ごすことはできないからと、ボランティアで災害復旧に駆けつける方がたくさんありました。「つらかったですね」「怖かったですね」「大変でしたね」「頑張っていきましょう」と声をかけ(愛語)、食料や衣服、日用品などを分け与え(布施)、被災者の方と一緒になって(同事)、浸水で使えなくなった家具などを片付け、困っている人たちを助けていました(利行)。
人ととして当然の行為ですとボランティアの方たちは言いますが、仏の教えにかなった行いです。
普段は意識することがなくても、仏教は、私たちの行動や考え方の根本にしみこんでいます。
人々を助けながら自分も仏の道を求めていくことを「菩薩行(ぼさつぎょう)」と言い、仏教で一番大切な教えです。「忘れてしまっている、かまっていられない、自分にはもっと重要なことがある」と考える人もいるようですが、大切にしたいものです。
続きます。