各務原市と関市の境に通称「各務原アルプス」があります。
標高は350m程ですが、いくつものピークをアップダウンしながら見晴らしのよい尾根が縦走できて、歩きごたえのあるところからそう呼ばれています。
今回は迫間不動尊(さまふどうそん)から北コースの尾根に上がり、反時計回りに歩いて各務野自然遺産の森に下りて、迫間不動尊にもどるやさしいコースを歩きました。
迫間不動尊です。車を迫間不動尊の駐車場に置き、農産物直売所でみかんを買って車に積んで再びスタートしました。
鳥居をくぐり、両脇に不動明王やお地蔵さま、観音さまなどがたくさん並んでいる中、階段をどんどん登っていきます。
本堂にお詣りしてさらに奥の院を目指して登ります。谷の最奥部に滝があり、その脇に岩窟があります。奥の院はその岩窟の中です。
迫間不動尊は古くからの山岳信仰の霊場だったようです。山を歩き、滝に打たれ、岩窟の中で祈る。いまも厳かで霊的な空気が充満しています。
奥の院脇から斜面を直登すると、尾根に出ます。
八方不動の社があります。
鞍馬天狗も祀られています。
尾根からは素晴らしい眺望
右が御岳、左は乗鞍。
ピークを三つほど越して振り返ったところです。
各務野自然遺産の森に出て、東海自然歩道を登り返して迫間不動尊に戻りました。
穏やかな冬晴れの一日でした。