心證寺住職のブログ

諸天昼夜 常為法故 而衛護之 諸天善神に護られて

犬山城に登りました ①

2017年05月30日 | 日記

妙海寺の晋山式後に国宝犬山城に登ってきました。

日本最古の天守閣と言われています。

近年の城ブーム、快晴の日曜ということもあって大変な人出でした。数年前とは雲泥の差です。城下町もきれいに整備されつつあり、まるで飛騨高山のような古い町並みの観光地にいるかのようでした。

麓から大手道を登り、復元された大手門をくぐると三層の天守が現れました。

天守台の石積みです。自然石をそのまま積み上げたような感じです。

名古屋城の櫓の石組みです。切りそろえた石の面を合わせてきれいに組んであります。

こうして比べてみると犬山城の古さがわかります。

天守閣に入場してみると、いきなり地下室のような空間になっていて、石垣とちょうなで削った痕が生々しい太い梁が現れます。

とても急なせまい階段を登っていきます。

最上階まで登ると、素晴らしい眺望が待っていました。

ちょうどいいところですが、続きは後日。

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犬山の妙海寺で法灯継承式がありました。

2017年05月28日 | 日蓮宗

今日は五月らしいさわやかな快晴でした。

犬山城下町にある妙海寺で法灯継承式がありました。

法灯継承式とは、住職が交代する儀式のことです。晋山式とも言います。

新住職は、犬山の城下町を稚児とともに行列してお寺に入りました。

本堂内は、檀信徒の方々と有縁寺院の僧侶でいっぱいでした。

今日の晋山式では、僧侶だけでなく、檀信徒の方々も積極的にさまざまな役割をこなされ、お寺と檀信徒が実にうまく融和していると感心しました。

先代住職は、檀信徒協力の下、本堂、鬼子母神堂などの再建を成し遂げ、今日の寺門隆盛の礎を築いてこられました。

新住職は、15歳の時、親元を遠く離れ犬山の地に来て先代住職に弟子入りし、身延山高校、立正大学では寮生活を送り、立派な僧侶となるべく修行を重ね、日蓮宗大荒行堂での寒中百ヶ日の荒行や日蓮宗布教院も終え、まじめで意欲にあふれる青年僧の模範的存在となっています。

心證寺にもたびたびお説教やご祈祷、施餓鬼会の役僧などに来ていただいています。

若い僧侶には現代社会を新しい視点で見つめ、社会に必要とされる信仰の姿を追い求めてほしいと思います。

私も負けてはいられません。

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お檀家さん法要を寺の本堂で営みました。

2017年05月06日 | 心證寺

今日は、あるお檀家さんの四十九日の法要をお寺の本堂で営みました。

ご家族、親戚あわせて二十名ほどのお参りの方がありました。

ご自宅では狭いし、会館を借りると会場費がかかります。

お寺の本堂はお檀家さんに使っていただくため、人に集まっていただくためにあります。

こうして使っていただけるのは、お寺としてもありがたいことです。

 

集まってくださった方には、お寺に来たことのない方、他宗派の方、お子さんもいらっしゃいます。

お寺の本堂に上がっていただいて、ご本尊を間近にして仏さまのお話をさせていただいたり、お預かりしているご先祖様のお位牌を前にご先祖に感謝することの大切さをお話ししたりできました。なにより、ご自宅より荘厳な法要ができます。

 

こうしてこの記事を書いているのも、実は今日のお檀家さんから、お寺で法要をすることのよさをネットでもっと発信したほうが良いと言っていただいたからです。

なるほどそのとおりだと思いました。ブログは書いてますが、近ごろは犬の散歩の記事ばかりでちっともお寺らしくありませんでした。

スマホで写真も撮ればよかったのにと言われました。後の祭りです。撮っておけばよかった。

(この記事の写真は別の法要の時のもので、今日のではありません。ごめんなさい。)

これからも、お寺の活動をもっと皆さんに知っていただくようがんばります。

お寺に人が集まるのは、純粋に信仰心ばかりではなくて、何か楽しみがあるからですよとも教えていただきました。気の合った人同士で楽しくおしゃべりしたり、おいしいものが食べられたり、一緒に楽しく作業をしたり、おみやげがあったり。

いろいろな人が楽しくお寺に集まっていただけるような工夫もしてみなくてはと思いました。

今日はありがとうございました。

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