吉本闇芸人事件は、騒動が広がりつつありますね。
もともと、吉本経営陣に対して芸人の側にかなり不満があったようで、そういったことから、芸人側が反乱を起こしてしまったということかもしれませんね。
吉本経営陣に反旗を翻したテレビ芸人。
実は、こういった問題は、大正や昭和初期からも続いてきた問題で、過去は映画会社のスターやら、大手芸能事務所の大物歌手なども、事務所とトラブルを起こして、メディアから消えていったなどという、ネット記事などが相ついで、投稿されたりしているようです。
吉本も創業初期からこういった問題が相次いだようで、それを阻止したり、コントロールするために、山口組のようなヤクザと組んだという歴史があるようなのです!
山口組二代目、山口登も、吉本興業の絡んだ抗争で、東京浅草田島町で襲撃されて、41歳で、刺殺されているという。
吉本の人気浪曲師をめぐるトラブルで、刺殺された山口組二代目山口登
しかし、現在は、こういった山口組のような組織が表立って活動しにくい雰囲気があったのは確かだろう。
そういった中で、社会的影響力をもった芸人側が、吉本にたてつくような態度を取り始めてしまったということも現実なのではないか??
社会的影響力をもった芸人が、吉本経営陣にたてついた??
最近でも、朝ドラなどで、人気だった若手女優が、事務所とトラブルを起こして、独立。
その後、テレビからお呼びがかからないようで、消えてしまったなどというネット記事もあったりする。
テレビから消えた能年玲奈。
元ソニーデジタルエンタテインメント社長、スピーディー代表 福田淳氏
移籍先の事務所社長が、テレビ局の忖度があるのではないかと、芸能界の古い体質の改善を訴えた!
吉本にしてもそうだが、こういったパターンは、いわゆる芸能暴力団がバックにいるという事務所のタレントが多いようだ。
そういった事務所は若いときは、いくら人気者でも下っ端扱いになってしまって、その扱いに不満があるということもあるようだ。
しかし、歳をとって、人気がなくなっても、事務所グループがファミリーとして、支えてくれるようなところもある。
吉本も場合も、若手が売れっ子になって独立するも、年齢を重ねていくほど人気がなくなって、また吉本に戻ったりするようなタレントも多いようだ。
売れたからいくら払うとかそういったビジネスライクなシステムではなくて、最初は徒弟のような扱いで、歳をとってもファミリーとして、事務所で厚遇されるようなところがやくざ事務所の特徴だ!
親分、子分のような徒弟制度を貫く人気事務所も多いようだ。
岩井志麻子女史
ホリプロは怖いよ!にゃお。
そういった事務所に好んで入っていくタレントも多いし、浮き沈みの激しいやくざ稼業としての芸能稼業は、親分子分のような、こういったやり方があっているのかもしれない。
ただ、そういったやくざのルールを無視して、勝手な行動をとったりするようなタレントは、暴力的な手段でつぶされてしまうというような恐怖もある。
能年を預かった福田社長が、能年にもたくさんのオファーがくるが、しばらく仕事を進めていると、突然、なかったことにしてくださいというような連絡があり、つぶされてしまうというような事例が相次いだということ。
おそらく、前事務所関係のやくざが、担当のスタッフの周りに張り付いて付け回したり、いやがらせなどをして、能年を使おうとしたスタッフに断念させてしまうのだろう。
スタッフがやくざに付け回されたりしたのか??
芸能の中で、やくざが力を持ってきたのは、こういった暴力という側面と、そういったファミリーとして芸能を支えるような役割も果たしてきたのも事実だろう。
そういった、暴力と、反面義理人情のような、長い歴史をもった芸能の世界を変えていくことはなかなか難しいことだろうと思います。
いまは、そういったやくざ稼業の事務所ばかりではないし、ドライでビジネスライクな関係をタレントと構築する事務所もあるとは思います。
しかし実際は、義理人情と暴力という、旧来型の事務所のタレントが人気があるというのも事実のようですね。
スピーディー代表の福田社長の言うことも理解できるが、それなら、そういったやくざ興行のタレントになど手を出さずに、自前でタレントを養成するほうがいいだろう。
ヤクザには一貫したやくざの論理があるし、それを堅気が批判してもどうにもならない。
ただ、こういった吉本をはじめ、多くのやくざ芸能がテレビを席捲してしまっているのも事実だろう。
こういった問題にどう対処するのかが、今後テレビに求められつつあるというのが、いまの吉本やら、芸能の騒動ではないのかと思うわけですね。
ワイも若いときはいくら働いても給料は安かった。
そやから、ジャニーさんにジャニーズに入れておくんなはれや、頼んだけど、YOUはダメ!って言われてあきらめたんや。
年取れば吉本のありがたみもわかるさかいに。
みんな焦ったらあかんよ。
吉本にしても、なんにしても、やくざの事務所なら、若手にも事務所に対する”仁義”を求められるということを理解しなければならないのだろう。
カリスママーケッター時代の福田氏
芸能はエンターテインメントビジネスに脱却すべきだ。
ヤクザ稼業の時代は終わりだよ!