ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

長谷川 穂積vsヘナロ・ガルシア(会場観戦)

2006年11月22日 18時06分38秒 | ボクシング
▼WBC世界バンタム級タイトルマッチ
長谷川 穂積 対 ヘナロ・ガルシア
結果:長谷川 3-0判定勝ち(114-110、114-109、114-109)

長谷川の3度目の防衛戦は同級1位のガルシア。当初後楽園ホールで行われる予定だったこの試合は、長谷川の練習中の負傷で日程と会場を日本武道館に変えて行われた。

1Rゴングと同時に出てきたガルシアは思った以上にプレッシャーが強い。長谷川の左ストレートがいいタイミングでヒット。2R長谷川の右フック&左ストレートがヒット。足も動いておりいい調子。3R長谷川の多彩なパンチがガルシアを捕らえる。右フック&左ストレートにくわえて、左アッパーやボディへのストレートも有効。4Rこのラウンド前半、長谷川は素晴らしいディフェンス技術を見せ、後半には左アッパーでダウンを奪う。5R完全な長谷川ペース。パンチに思い切りが出てきた。ガルシアのパンチは良く見えている。6Rガルシアがしつこくボディ攻撃に転じると、長谷川がディフェンスにまわる時間が多くなってきた。7R一転ガルシアが盛り返す。長谷川が目の上をカットするが、パンチによるもの。8Rバッティングで長谷川が大きくカット。ガルシアもカットしていたらしく、両者から1ポイント減点。バッティングを繰り返すガルシアとそれを注意しないレフリーに会場からはヤジが多く飛ぶ。ラウンド終了間際、長谷川が左ストレートから右フックで2度目のダウンを奪う。9Rガルシアのバッティングとボディ攻撃で長谷川はやりにくそう。10R再び足をつかう長谷川。よいペースに戻ってきたが、ガルシアの右ストレートが当たって、長谷川が怒りの怒濤のラッシュをする。11Rガルシアが長谷川をコーナーに詰めてラッシュ。長谷川の流血がひどい。12R出てくるガルシアに左ストレートを合わせる長谷川。ガルシアがバッティングで減点。長谷川はディフェンス技術を魅せ、会場を沸かせる。ラスト10秒は両者打ち合って試合終了。

試合は判定ながら、2度のダウンを見せ、ディフェンス技術を見せ、怒濤の打ち合いも見せた長谷川の試合はやはり面白い。しかしながら長谷川の技術であれば、流血もせずもっと被弾も少ない試合が出来たのではなかろうか。ボクシングマガジンでは激しい最終回をこんな風に表現している「フロイド・メイウェザーばりの華麗なフットワークとボディワーク、オスカー・デラ・ホーヤ対アイク・クォーティーを思い出すノンストップの打ち合い」まさしく長谷川のボクシングにはボクシングの魅力が詰まっている。


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2 コメント

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面白かったです♪ (s5872stf)
2006-11-22 18:50:51
久しぶりにボクシングの中継を見ました。やっぱり長谷川選手の試合は面白かったですね♪試合後、徳山戦はない…と言ってましたが、どちらにしろ、次の試合が楽しみですね。
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コメントありがとうございます (ジョッシュ)
2006-11-25 23:04:37
22時からの遅れての放送でしたが、日テレの放送は選手紹介、入場から国歌斉唱もあり、なかなか良かったですね。私自身は徳山戦も観てみたいですが、海外進出にも期待しています。
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