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ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

オスカー・ラリオスvs粟生隆寛(日本テレビ観戦)

2008年10月19日 22時51分09秒 | ボクシング
▼WBC世界フェザー級タイトルマッチ
オスカー・ラリオス 対 粟生隆寛
結果:ラリオス 2-1判定勝ち(115-111,114-112,112-114)

高校6冠、ボクシング界期待の粟生が世界初挑戦。相手は古豪ラリオス。粟生のスピードとテクニックが世界に通用するか注目の一戦。

初回から足を使わずに打ち合いに応じる粟生、ラリオスよりスピードがあり、いいタイミングでパンチを放った。2Rからラリオスが強引に出始めると、やや押され気味になるが、4Rに右の相打ちでラリオスからダウンを奪う。ダメージの見えるラリオスだったが、狙いすぎか、粟生は手数が少なくなった。偶然のバッティングでラリオスが出血、粟生は減点1ポイントとなる。5Rも左ストレートでぐらつかせるも、仕留めきれず。6Rからラリオスがジャブを起点に打ち合いを避け、ポイントを取りに来た。終盤はラリオスのボディブローが効いて、粟生もスローダウン。消耗戦もお互い最後まで手を出し続け、試合は判定までもつれた。微妙な展開も判定は2-1でラリオスを支持した。

私の採点はイーブン。粟生はいつもどうり足を使ってかわすボクシングを見せると思っていたが、勇気を持って打ち合っていた。いつものひ弱さは感じられず堂々と打ち合っていた。ダウンも奪い、パンチ力も世界レベルを証明した。スピードがあり序盤有利な展開も、ダウンを奪ってから狙いすぎか手数が減ってしまったのが残念。対するラリオスは衰えを見せながらも、さすが王者というしたたかな戦い。粟生のパンチがあるとわかるとアウトボクシングに切り替えたのは引き出しの多さを感じた。ラリオスと12R戦えたのは十分な経験、粟生は必ずこの敗戦を糧にして、世界を取る日を見せてくれるだろう。


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