ジョッシュの日記

ジョッシュは好きな映画「big」の主人公の名前からとりました。趣味を大事にしながら長男くんと次男くんの育児に奮闘中です。

ホルヘ・リナレスvsウンベルト・マルティネス(G+観戦)

2006年10月08日 19時26分18秒 | ボクシング
▼フライ級6回戦
ホルヘ・リナレス 対 ウンベルト・マルティネス
結果:リナレス 6回2分34秒TKO勝ち

世界戦間近のリナレスの今回の相手は、現世界王者のロペスと対戦経験があり、6RKO負けしたが1Rにダウンを奪った経験があるパンチャーが相手だ。

1Rリナレスが放つ強くてスピードのある左ジャブにどよめく会場。マルティネスはさっそく強さを感じたかやや萎縮気味で、思うよう攻められない。ただ、マルティネスのパンチもハンドスピードがあり、キレがある。2Rリナレスの強烈なボディブローが何発も入る。マルティネスもエンジンが掛かってきたようで手数が出てきた。このラウンドバッティングでリナレスの眉が軽く切れる。3R~4Rリナレスが時折マルティネスをコーナーに詰めてラッシュするが、なかなかディフェンスも良く決定打を当てられない。5Rもリナレスの多彩なパンチが炸裂する。6R手数が多くなったリナレス。マルティネスが打ち終わりにガードが甘くなったところを見逃さず、右をカウンターで合わせて倒した。

初回から見せた鋭いパンチに、マルティネスは強さを感じたのだろう。いつもはもっと前に出る選手と思うが、それが出来なかった。KOできるパンチ力を持ちながら、毎ラウンドポイントも取れる。相手のパンチももらわないので、KOの色気を出さなければ、世界王者はもちろん。何度も防衛できるスーパーチャンピオンになれる可能性がある。

矢代 義光vs三浦 誉士(G+観戦)

2006年10月08日 19時25分55秒 | ボクシング
▼フライ級6回戦
矢代 義光 対 三浦 誉士
結果:矢代 初回1分35秒TKO勝ち

矢代は元日本ランカーが相手。

1R試合早々矢代の右フックがジャストミート、三浦がぐらつく。すぐにたたみかけるように右フックから左ストレートでダウンを奪う。その後、やや狙いすぎで時間をあけたが、左ストレートを決めると三浦が反応出来ていないと見て、レフリーが試合を止めた。

矢代は今回KOを狙っていたようで、初回から気合いが入っていた。矢代はパンチ力がある。

亀海 喜寛vs大久保 充(G+観戦)

2006年10月08日 18時43分16秒 | ボクシング
▼フライ級6回戦
亀海 喜寛 対 大久保 充
結果:亀海 6回終了TKO勝ち

こちらも元アマ王者、今回が初の8回戦でなかなか戦績のよい日本人選手が相手だ。

1R試合開始と同時に前にぐんぐん出てくる大久保、対して亀海は前傾姿勢の大久保にアッパーを狙う。亀海は左が多彩だ。2R頭から入り乱戦に巻き込もうとする大久保、亀海はバッティングが気になる様子。4Rペースを変えようとジャブを突き、距離を取る亀海。すると亀海に攻撃のリズムが出てくる。5R強烈なボディをもらい大久保はやや失速、しかし気力で必至に手を出す。6Rになると一方的な亀海ペース、大久保は上下にパンチを当てられ、目の上もカットしてしまった。この回終了のインターバル中に大久保陣営は試合を棄権した。

亀海は左のパンチが多彩で、力み無くコツコツと相手を弱らせていった。両者にレベルの差があったが、大久保選手の頑張りでなかなか気持ちの良い試合になった。大久保は試合放棄はショックだったと思うが、陣営は素晴らしい決断だった。

木村 悠vsサンコーレック・チュワター(G+観戦)

2006年10月08日 18時42分51秒 | ボクシング
▼フライ級6回戦
木村 悠 対 サンコーレック・チュワター
結果:木村 2回3分8秒KO勝ち

元アマ王者のデビュー戦。

1Rデビュー戦とは思えないほど落ち着いた立ち上がり。左から右ストレートのコンビネーションた度々ヒットする。2Rになるとパンチも思い切りが出てきて、重いパンチがチュワターを狙う。最後はオーバーハンドの右でぐらつかせ、右ストレートで倒した。

スピードやパンチ力はそれほど感じなかったが、パンチ、コンビネーションが多彩で当てる技術がある選手だ。