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考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『絶妙なハーモニー』(英作問題・いちご12)

2023-07-27 12:04:00 | 英作 解答

英作問題『いちご 』

12. 酸味のきいたイチゴは、ケーキにすると、ちょうどその甘みと相まって、絶妙なハーモニーとなる。

⇒ 「絶妙なハーモニー」という言い方を耳にすることがある。

一口にハーモニーと言うが、そのまま使うのは、微妙である。

外来語をむやみに使うと、たいてい不自然な英語になるし、間違いのもとである。

わからないものは、使わない、というのが英作の原則である。

 

絶妙なハーモニー。

そのまま字面を訳そうとするのではなく、なぜそう言うのか、考えてみる。

なぜ絶妙なハーモニーと言う必要があるのか。それを言うことで、言いたいことは何か。

酸味がきいたイチゴは、そのままでは酸っぱくて食べられた物ではないが、その同じ酸っぱいイチゴが、甘いケーキ(の生地)と一緒に食べると、すごくおいしくなる、ということである。

要するに、酸っぱいイチゴと甘いケーキは、合う。

この合うというのは、どういうことか。

2つ(以上)の食材を掛け合わせる、即ち一緒にした時、それぞれを単独で使用もしくは食べるよりも、おいしいと感じるということ。2つ以上の物が合わさることでより高い効果を得る、いわゆる synergy(シナジー=相乗効果)が生じるということであり、相反する性質のもの同士が合わさり、より高い段階に至る、哲学的にいうとアウフヘーベン(独、aufheben) ということに該当するだろう。

絶妙なハーモニーというのは、ある2つ以上のものがあって、それらは単独では、大したことはないが、一緒にすると、良き結果が得られるということ。食べ物でいうと、良き結果は、当然、おいしいということになる。

要するに、一緒に食べたら、すごくおいしい、ということである。

・Sour strawberries are terrible,  but if you put them in sweet cakes and eat them together, they taste really good.  

・If you put sour strawberries and sweet cakes together, that makes a great cake. 

・You can make a great cake if you put sour strawberries in a sweet cake. 

・The cake will tast good if you put sour strawberris in a sweet cake. 

・When strawberries are sour and cakes are sweet, you can make perfect cakes. 

・Sour strawberries are good/ best when you eat them with cakes. 

・Sour strawberries are great when you put them in a sweet cake  and eat them together. 

・You can make a perfect cake if you put sour strawberries in a sweet cake. 

絶妙なハーモニー、という感じに意味的に近づけると、こんな感じだろうか。色々言い方はあるだろう。

 

ハーモニーとは、日本語でいうところの調和である。

おいしさとは、食材同士の組み合わせの調和であり、調和なきおいしさは、ない。

よって、料理において、調和とは、おいしさの別名であり、絶妙なハーモニーという、調和が最高度に達した状態は、最も美味しいということであり、その状態を、最も簡単な英語で言い表すと、perfect (完璧)などが該当するだろう。

他にも、

調和とは、何かと何かが合うということで、こういう場合 go well /together という表現がよく使われる。

服装であれば、Your hat goes well with your shirt. (帽子が、シャツに合いますね)や、 食べ物にも使う。今回であれば、酸っぱいイチゴが、甘いケーキに合うということなので

・Sour strawberries go well with sweet cakes. 

・When your strawberries are sour, they can go well with cakes that are sweet. 

・Sour strawberries and sweet cakes go well together. 

 

合うということは、よいことである。 good with で、例えば This wine is good with cheese /meat dishes. などと言うので

・Sour strawberries are good with sweet cakes. でよいだろう。

 

絶妙なハーモニーという言い方は、グルメ番組の、いわゆる食レポで、よく聞く。

食通の芸(能)人が、ただ単においしいというだけでは、まさに芸がないので、いかにそれがおいしいかを、苦心して伝えるにあたり、時に、絶妙なハーモニーと言っていると考えられる。

絶妙なハーモニーという、ある意味食品に対する、最高レベルに類する賛辞は、しかしながら、そのまま英語にしようとすると、伝わるかどうかは、わからない。

しかし、少し立ち止まって考えたら、絶妙なハーモニーというのは、要するに、「一緒に食べたら、めちゃくちゃウマい」ということに他ならない。そこまで見抜けば、英語にするのは、たやすいだろう。

コツは、日本語に振り回されないこと。

そして、自分の知っている、習い覚えた基本的な英語を大事にすること。そして言わんとすることを、その言葉の表面的な部分の裏に隠された真意を見抜くこと。

それさえできれば、簡単な英語だけで、十分に自分の意図を伝えることが可能である。

そのために必要なのは、自分で考えることである。

 

答えを最初から求める人は、答えを得たらそこで歩みを止める。

しかし、自分で考え、ぶざまでも自力で答えを出そうとする人は、考え続けるだろう。

そして、その考えるプロセスがそのまま、その人の表現力を深めることとなる。

 

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英作『イチゴがゴロゴロしたジャム』(英作問題・いちご11)

2023-06-12 19:59:00 | 英作 解答

英作問題『いちご 』

11. このジャムは、イチゴがゴロゴロしている。

⇒ イチゴがゴロゴロしているとは、どういう意味だろうか。

比較するために、イチゴがゴロゴロしているジャムと、イチゴがゴロゴロしていないジャムを思い浮かべる。

イチゴが特にゴロゴロしていない、通常のジャムを見た時に、人はどう思うだろうか。

ジャムだな、と思うだけだろう。

では、イチゴがゴロゴロしているジャムを見た時に、人はどう思うだろうか。

通常の、ほぼペースト状のジャムを見た時には、思わないある感想を抱く。

その感想とは、通常のジャムを見た際には、ジャムだとしか認識しないのに、

イチゴがゴロゴロしているジャムを見た際にだけ抱く感想である。

これは、イチゴだということ。

ペースト状のジャムを見たら、普通はジャムであるとしか思わない、もしくは一応、原料であるイチゴのことを多少は思う程度であるが、イチゴがゴロゴロしているジャムを見て思うことは、それがジャムであるというよりも、原料であるイチゴそのものへの強烈な印象であり認識である。

ジャムをみてジャムとしか思わせない、普通のジャムと、このジャムの元はイチゴだという驚きの認識をもたらす、イチゴがゴロゴロしているジャム。

それとともに、ペースト状のジャムを見た際には、わからないことが、イチゴがゴロゴロしているジャムを見た際には、わかることがある。

それは、使われているイチゴの使用量である。数という観点から見た時に、極端な話、大きなジャムの容器に、1個か2個のイチゴが入っていても、イチゴがゴロゴロしているね、という発言は成り立たない。ゴロゴロを成り立たせる必須の条件は、イチゴの個数の多さである。よって、イチゴがゴロゴロしているジャムとは、簡単な英語にすると

・This jam has a lot of strawberries. 

 

・I see many strawberries in this jam. 

 

何の変哲もない、簡単な英語である。しかし考えたら、こうなるだろう。

他にも、イチゴがゴロゴロしているということは、イチゴが、つぶされているのではなく、イチゴがそのまま、原形を留めていることを指す。即ち、イチゴが、断片等ではなく、元々の一個の状態を保っているということ。部分がpart だとすれば、その反対は、ショートケーキの反対で言う ホール → whole (全体)を使い

・I see whole strawberries in the jam. 

 となる。

あるネットの質問コーナーに Do you prefer whole strawberries in strawberry jam or strawberry bits? (イチゴがゴロゴロしているのと、そうでない断片が入ったジャム、どっちが好み?)というのがあった。参考まで。

whole を使うと、イチゴ大福などは、a rice cake that has a whole strawberry in it. / a rice cake with a whole strawberry inside. となる。

イチゴがゴロゴロと言われて、わからないと思うかもしれないが、そうではなく、少し踏みとどまって、少し考えれば、ゴロゴロと言うことで、本当は何を言いたいのかは、わかると思う。ゴロゴロとは、ジャムにイチゴが入っているという、端的な事実に対する驚きである。それがわかれば、それを表現する英語は、極めて簡単である。

結果から考えみてもよい。

イチゴがゴロゴロしているジャムを、食べて思うことは、

・I am eating strawberries!  

ということである。

ゴロゴロと言われて、頭の中で「ゴロゴロ」と考えるのではなく、「ゴロゴロ」と言う人の思いを想像し、追体験すれば、自然な英語が出て来るだろう。

英作とは、英語や日本語を、こねくり回して、この世に存在しない、人工的な英語を作ることではない。

英作の目的は、自分の知り得る中で、最大限自然で正しいと思われる英語で表現することである。

自分の習った英語に自信を持って欲しい。

自分の中に眠る、習った正しい英語こそが、自分を的確に表現する、守り刀である。

そして、正しい英語に行きつくために、我々は正しく考える必要がある。

それが、本来の英作という練習である。

 

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英作『食べきれない量のイチゴでジャム作り。優しい味で、お店で買うより好みです』(英作問題・いちご10)

2023-05-20 19:37:00 | 英作 解答

英作問題『いちご 』

10. 田舎から食べきれない量のイチゴが届いたので、ジャムを作ってみました。優しい味がして、お店で買うより好みです。

⇒ 田舎から届く、ということであるが、田舎とは何を指すかを考える必要がある。

田舎といっても、故郷からということなら、実際は、親からということになるだろうし、

田舎にいる親せきからということならば、countryside から届くということだろう。

届くということだが、色々言えるが、届くといっても、イチゴが家に届くということは、単に来るわけなので

・A lot of strawberries came to me. / came to my house from my parents. 

他に 、getやhave  も使える。

I got a lot of strawberries  from my parents. 

I have a lot of strawberries form my parents. 

届くということは、誰かが送るので send を使い

・My parents sent me a lot of strawberries. 

 

田舎に親せきがいて、ということなら、田舎に住むは、 live in the contry(side)であるが、have でもよい。

・I have relatives in the coutryside, and they sent strawberries to me. 

 田舎に住む、という箇所を、私は親せきを「持つ」と言える。他にもhaveをイチゴに使い

・I have a lot of strawberries from my relatives in the countryside. 

 

『食べきれない量のイチゴが届いた』ということである。

食べきれないということは、自分の食べられる量を超えた量のイチゴがあるということ。比較級を使い

・My relatives/ parents sent me a lot of stawberries and I have more strawberries than I can eat. など。

 

『ジャムを作ってみました』→ ジャムを作ると決めたと考えたら

・I decided to make jam, because I have too many strawberries. 

 

 作ってみるも何も、作ることに変わりないので単に作るでもよい。

・I made jam. 

・I made jam with strawberries. 

 

『お店で買うより好みです』

好みということは、お店のジャムより、自分で作ったジャムの方が良いのである。

・I made jam at home. It was better than the jam I bought at a shop. 

好みということは、好きなのである。like ~ better that ~  を使い

・I made jam.  I like it better than the one I can buy at a store. 

・I like the jam I made at home better than the ones I buy at a shop. など。

 

『優しい味がする』とは何か?

優しい、だけ見ると、kind とか friendly, nice とか思うだろう。でも味に関して言っているので、ちょっと合わない。

こういう時に、考えたい。

優しい味とは何だろうか。

お店で買うジャムと、自分で作るジャムを比べた時に、どのような違いがあるのだろう。

お店で買ったジャムでは、そうは感じないで、自分で作ったジャムを味わった際にのみ、『優しい』と感じる。

なぜか。

優しいとは、誰に優しいのか。もしくは何に優しいのか。

体に優しいということだろう。

体に優しいということは、即ち、健康に配慮しているということ。

健康に配慮したジャムとは何か。

砂糖を入れすぎていないということだろう。要するに甘すぎないということなので sweet を使って

・The jam I made is not too sweet.

まとめると

『田舎から食べきれない量のイチゴが届いたので、ジャムを作ってみました。優しい味がして、お店で買うより好みです』

I have relatives in the contryside. They sent a lot of strawberries to me. I have so many strawberries and I can't eat them all. So I dicided to make jam with strwaberries. The jam I made was not too sweet. I like it better than the ones I buy at stores.

 

 

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英作『ジャム作りにうってつけ』(英作問題・いちご9)

2023-05-08 15:09:00 | 英作 解答

英作問題『いちご 』

9. 酸味が強いイチゴは、イチゴジャム作りにうってつけだ。

⇒ うってつけ、ということである。

 うってつけとは、どういうことだろう。

通常、良いイチゴとは、甘いイチゴである。その観点から言えば、酸味が強いイチゴは、悪いイチゴである。しかし、イチゴであれ何であれ、適材適所ということがあり、酸味が強いから、必ずしも悪いということではない。一見悪いイチゴでも、我々の工夫次第で、悪いものも良くなる。良くするも悪くするも、我々の発想次第ということだろう。

普通に食べるには、悪くても、ジャムにするには良いのである。うってつけとは、良い悪いでいうと、良いである。good を使い、

・When your strawberries are sour, they are good for making jam. 

・Sour strawberries are good for making jam. 

・Sour strawberries are good when you make jam. 

『うってつけ』が『良い』には、なかなか結び付かないと思う。しかし、うってつけであれ、適切であれ、考えれば、要するに『良い』ことであるとわかる。

他に考える。

酸味が強いのが、ジャムにうってつけということは、酸味が強いのこそが『良い』のであり、そうならば、甘いのは使わない方がよい。ということは、酸っぱいイチゴをこそ使うべきだということになる。should を使い

・We should use sour strawberries to make jam. 

 

酸っぱいイチゴが、うってつけということは、逆に言うと、ジャムを作るために必要なのは、酸っぱいイチゴである。need を使い

・Jam needs sour strawberris.  

 

英語にする際、その語だけを見るのではなく、全体や、前後関係を見て、全体としてどういうことを言いたいのかを考えるのが大事である。単語レベルで見ると、どうしても直訳になってしまう。全体を見ると、別に単語レベルでズバリの言い方を知らなくても、困る必要はない。『うってつけ』だけを見ると、適切なという意味と考え、人によっては suitable, appropriate, proper とか思い浮かべるかもしれない。suitable なら、まあいいかもしれないが、他はちょっとこの文脈ではどうかなと思う。和英(大)辞典を見ると、うってつけ→ideal(理想的な), perfect, admirably suited, right 等書いてある。それぞれある場面における『うってつけ』かもしれないが、ことイチゴジャムに関しては、すこし不自然だろう。

少しだけ立ち止まって、考えれば、不自然な英語を使わなくても、ちゃんと言えるのである。そして、その自分で考える習慣こそが、英会話力を向上させることとなる。

和英辞典は、ある程度のレベルの英語力の人が見れば、よき道具となるが、それ以前で頼ってしまうと、和英辞典に書かれた英語を、自分の言いたい事柄の文脈に当てはめた時に、その英語が自然か不自然かを判断することが難しい。和英辞典に頼って、不自然な英語を言うよりも、自分で考えた方が、よっぽど自然な英語になる。

自分で考えるとは、自分が知っている、自分が習い覚えた英語表現に、自分が言いたいことを、いかに近づけるかの努力である。

通常は、考えない状態であれば、自分の知ってい英語表現と、自分の言いたいことは、相当乖離(かいり)しているだろう。考えることにより、言いたい事柄が、本当はどういうことなのかを分析する。考えるのは、その事柄の意味を考えるためである。その事柄の意味を知るためにこそ、考える。意味が分かれば、英語にするのは、簡単である。

酸っぱいイチゴであっても、我々は、良きジャムを作れる。英語も同じである。

語彙が少なくても、ちゃんと考えさえすれば、正しい、より自然な英語を話すことができる。

語彙が少なくても、考えるという、人間本来の宝を放棄しなければ、ネイティブが読む洋書を読んで、楽しむことができる。

持てる材料をいかに活用するか。

全て、我々の工夫する力にかかっている。

 

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英作『運悪く酸っぱいイチゴに当たる』(英作問題・いちご8)

2023-04-21 16:38:00 | 英作 解答

英作問題『いちご 』

8. 運悪く酸っぱいイチゴに当たったら、砂糖や練乳をかけて食べることもある。

⇒ 『運悪く』ということである。色々言い方はあるが、運と言えば、luck 。悪い方なのでbad luck となり、文にすると have を使い

・You have bad luck. 

酸っぱいは、sour (サワー)と言う。sour strawberries /  strawberries are sour. 

英英辞典を引いてみると、having a taste like that of a lemon or fruit that is not ready to eat. (Oxford Learner's Dictionary) レモンのような味で、まだ食べるには早いとのこと。レモンのように、というのが面白いと思う。和英辞典なら、単に、酸っぱい=sour としか出ていないが、英英辞典なら、より具体的に説明されている。英英辞典は、簡単な英語で説明されているので、表現力をつけるのに、うってつけである。酸っぱい、というのが、レモンのように、というのが、辞書の説明として上手いなと思う。こういう所から、我々は説明や表現のコツを学びたい。

課題であるが、『運悪く酸っぱいイチゴに当たる』ということである。

当たるとは何か。

運悪く、とあるので、何かバチが当たるとかのような感じがあるが、当たるも八卦当たらぬも八卦(?)など関係なく、イチゴに当たるというのは、差し当たり、ある人がイチゴを手に入れることである。例えば、have で言うと

・You have bad luck if you have sour strawberries. 

・You may think you have bad luck if you have sour strawberries. 

運悪くということで、lucky を使い

・You are not lucky if you have sour strawberries. 

・When your strawberries are sour, you may think you are unlucky. 

・When you bought strawberris and and found that your strawberries are very sour, you will think you are unlucky. 

『当たる』と言っても、単に、イチゴを手に入れるということなので、have, get, buy 等でよい。なぜ当たるかというと、たまたま、偶然、予想外にという不確定の要素があるからだろう。いずれにしても、have 等の基本単語で言うのが無難である。日本語に引っ張られると、妙な英語にしかならない。イチゴに当たる、と言われても、多くの方は、『当たる』とは何かと思う。当たるに意識を当てると、strike, hit, 等思い浮かべるかもしれない。でも、当たると言っても、イチゴをぶつけるわけでもない。

『砂糖や練乳をかけて食べることもある』

砂糖や練乳→コンデンスミルク=condensed milk を『かける』ということである。

かけるは、醤油をかけるとか、ドレッシングをサラダにかけるとかと同じように、食品の上に何かをのせることなので、基本動詞である put を使うと

・I put sugar or condensed milk on /over strawberries. 

 『こともある』ということなので、常にではなく、ある条件ではということ。当然、イチゴが酸っぱい時なので

・When I have sour strawberries, I put sugar or condensed milk on strawberries. 

『こともある』ということは、always ではないということなので、ということは、時々ということなので

・I sometimes have to put sugar or condensed milk on strawberries when they are so/ too sour. 

 

今回の課題であれば、『当たる』という日本語が、引っかかってしまうだろう。

大事なことは、どんな場合でも、自分が知っている、正しく、自然な英語を大切にすることである。

なぜ、英作で考えるかというと、日本語に惑わされずに、自分の中にある、より自然な、より正しい英語を導き出すためである。

そのために、自分の目でよく見て、よく考える。

自分の中にある、ある種の常識的な感覚を、もっと大切にしたい。

 

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