考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『原油・諸物価の高騰、市民生活に深刻な影響を【ウクライナ戦争5】』

2022-07-01 15:10:53 | 英作 解答

英作問題『ウクライナ戦争』 War in Ukraine

5.ロシアによる侵攻後、原油価格並びに諸物価が高騰し、市民生活に深刻な影響を及ぼしている。

⇒ ウクライナの侵攻が今年(2022年)2月24日に始まり、今(7月1日)で4か月が経過したが、まだ戦争が終わる気配はない。

 

ロシアによる侵攻、ということなので、侵攻は、簡単に言うと『攻撃』なので、attack を使って

・Russia started attacking Ukranine.

invade (攻撃、侵略)と言う語もあるので、

・Russia started invading Ukraine.

invade を名詞の形 invasion にして、

・Since Russia's invasion of Ukraine としてもよい。(since=以来)

 

『侵攻』というと、attack や invade であるが、それ以外で言えるだろうか?

そのものズバリの単語を知らない場合、もしくは忘れた場合は、どうするか。

そこで英作の出番である。

そのものズバリの英語を知らない場合でも、ある適切なワードを用いることで、切り抜けられる。

 

では考える。侵攻、攻撃するのは誰だろうか? 

ロシアである。具体的には誰か。軍隊である。
 
・troops /forces / the Army (=軍隊、本来は陸軍)または、軍隊を構成するものは、軍人、兵隊であるので、soldiers  。 これらが どうすることが、『侵攻』することなのか。

軍隊が『来る』ことが、侵攻である。よって

・Russian troops came to Ukraine. 

・Russian soldiers came to Ukraine. 

来るものは、人(軍隊、軍人)だけではない。戦車だって来る。

・Tanks came from Russia. 

来るのは、戦車だけではない。

・Tanks, airplanes and missiles came from Russia. 

come で、なんで侵攻?と思われるかもしれない。

来るは来るでも、大事なのは誰が、何が来るかである。

ローマ法王でも来れば、それは平和の目的だろうが、来るのが戦車だミサイル軍隊ならば、共同軍事訓練でないならば、目的は明白で、言わずと知れた、侵攻、侵略であろう。

それでは、心配(?)ならば、『来る』の結果どうなったか、追加で説明するとよい。

・Tanks and soldiers came from Russia and killed a lot of people. 

英作では、言葉を補うことを重んじる。一言言って、相手に通じると思ってはならない。

 

『原油価格並びに諸物価が高騰』

原油はoil (厳密にはcrude oil)、諸物価は、諸々の物価。物価は物の値段。物はthings。諸々の物価なので、たくさんの物の値段と考える。

高騰するとは、簡単に言うと、上がること。誰でも知っているgo で行くと、上がるのだから、それに相応しい前置詞は up。go up を使うと

・prices of oil and many other things are going up. 

値段のprice だが、よくprices だけで、諸物価の値段のことを言う。things を省いて

・Prices are going up, including oil. でもよい。 

go up は、値段のみならず、気温の上昇(Temperatures are going up) 、山を登る(I go up a mountain)、坂道を上る(I go up the slope)、少し珍しい所で言うと、ビルに関して、A new building is going up. と言うと、新しいビルが建設中だ、という意味になる。

go up という簡単な単語の組み合わせであるが、基本単語は非常に奥が深く、専門用語等を覚えるのとは、また違う難しさがある。

ちなみに、うちの教室では、英作のベースとなるそういった基本単語に関しても、徹底して使いこなしてもらうよう、トレーニングをしている。go 例えばgo to だけでも、go to +~だけで、様々な事柄が言える、とんでもない活用力を秘めている。結局、英語は、活かし方にかかっている。だから考えることが大事なのである。覚えたものは、いかに使いこなすがである。応用力が語学の決め手である。だから考える。

go up に関して、高騰するということなので、上がるは上がるでも、かなり上がるので、high を足して

・Prices of oil and many other things are going up high.  

high を比較級にして

・Prices of oil and many other things are are going up higher and higher. (higher and higher でどんどん高く)などもよい。

値段等が上がるのは、他にも rise, surge, skyrocket 等あり。まずは基本のgo up をマスターして頂くのが先決である。優先順位を見極めるのも、語学力には必須である。

値段が上がる、であるが、もっと基本的なものがある。

値段が上がるということは、高くなるのである。高いは expensive(⇔安いはcheap)。高い安いの場合は、値段(price)は不要。

・Oil and many other things are getting more expensive. 

 

『市民生活に深刻な影響を及ぼしている』

これに関しては、また次回に。

 

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