考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『コロナ4.(感染者が出たクルーズ船、横浜に停泊、14日間隔離)』

2020-05-31 17:33:56 | 英作 解答

英作問題『新型コロナウィルス』

4.感染者が出たクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号は、横浜に停泊し、14日間の隔離措置が行われた。

⇒ 『感染者が出た』という箇所。

要するに、a cruise ship, の the Diamond Princess が感染した人を持っていた(have)と考えて 

・The Diamond Princess, a cruise ship, had a sick person. 

・There was a sick person on the cruise ship "the Diamond Princess". 

sick だけだと、何の病気か不明なので、今回の場合はコロナのことなので補足して、

・There was a sick person with the coronavirus on the cruise ship. 

・Someone on the cruise ship got/had the coronavirus. 

感染するは、get sick with coronavirus. や get the coronavirus.  get infected with ~ 等。 

 

『横浜に停泊』という箇所。

停泊とは何と言うか。

試しに和英辞典を引いてみる。anchor という語が見られる。これは錨(いかり)を意味する。anchor を今度は英英辞典(Oxford Advanced Learner's dictionary)で引く。

a heavy metal object that is attached to a rope or chain and dropped over the side of a ship or a boat to keep it in one place. とある。鉄でできており、ロープか鎖に引っ付いていて、船から下に降ろして、一か所に留まるために使う、とのこと。まさに錨の説明である。これは名詞だが、動詞(verb)としても使われる。 

to let an anchor down from a boat or ship in order to prevent from moving away. 

錨を船から降ろして、move away とあるので、動かされない(要するに流されないということ)ようにすること。

例文として、We anchored off the coast of Spain. とある。スペイン沖で停泊した、という意味。

 

anchor という語を知っていたら、これを使うとよい。正直、私なんか、まあ見たら一応わかるが、自分ではanchor は使いこなせない(今は英英辞典を引いて、例文を見たので、次から使えるかなと思うが。何回か記事とかで出くわさないと正直しんどい)。

実際、英会話で、停泊と言いたい時、anchor を知らなくても、英作の発想があれば、特段困らない。知らなければ、考えたらよい。

停泊と言っても、簡単に考えたらよい。

停泊。

停泊と言っても、簡単に言うと、船がそこにある、ということ。『ある』ということは英語で there is なので、

・There is a ship.  となる。

停泊ということは、港などの場所なので、

・There is a ship at a port.  もしくは be動詞で

・The ship is at a port. 等。

何が言いたいのかというと、停泊という日本語が頭に浮かぶと、それを英語にする場合、我々はその語にどうしても、こだわってしまい、該当する英語を知らないと、頭が真っ白になって、何も言えないか、その都度、スマホや和英辞典などに頼って、自分で言えずに終わる。

英作に習熟すると、停泊などは、要はそこに存在することであると、わかるので、例えばthere is 等でよいとわかるので、実際の会話でも、慌てないで、堂々と自分の英語で話せる。英語は考え方である。

 

『横浜に停泊し、14日間の隔離措置が行われた』

横浜に停泊し、ということだが、簡単に言うと上記のように、横浜に『いた』と考えると、『ある』なので、存在と考えてbe 動詞で

・The ship was at the Yokohama port. 

・The ship was in Yokohama. 

・The ship was near the Yokohama port.  等

 

次の隔離措置とは何か考える。

簡単に考えると、14日間の隔離措置とは、先の停泊との連関を考えた時、停泊は、自発的なものではなく、強制的な性質のものであることを考慮に入れると、そこに(港)に『いる』ことが『必要だった』わけなので、be (いる)+ have to/ need to (~する必要がある) を用いて

・The ship had to be there.  ということになる。 

 

隔離の期間と場所を足して

・The ship had to be at the port for 14 days.  

 

そこに留まる必要があったので、stay をつかい

・The ship had to stay there for 14 days.  

 

留まるのは、船でもよいが、人でもある。船上に留まる必要があったので、

・People had to stay on the ship for 14 days. 

 

『隔離』という言葉をもう少し考えたい。

隔離とは、その字の示すまま考えると、離すこと。間をあける。近くにいないこと。

字面だけを見ると、そうなるが、『隔離』は、実際の運用上、それ以上の意味があるだろう。

では、『隔離』の目的は何か。

もちろん感染(拡大)防止である。端的に言うと、病気が他にうつらないようにすること。

うつるということは、菌やウィルスを他の人に『あげること』。あげるということはgive である。

よって、感染防止するということは、菌やウィルスを『あげないこと』である。誰にか。差し当たり日本にいる人たちにであろう。

 

・The ship had to stay at Yokohama port. Some people had the coronavirus. People had to stay on the ship for 14 days so the people will not give the coronavirus to other people in Japan. 

 

・Someone got sick. He got the coronavirus. He left the ship in Hong Kong. People on the ship were surprised. The ship went to Yokohama. People wanted to go home. But the government said no. If the people from the ship have the coronavirus and if they meet other people, many people will get the coronavirus. 

 

have だけでもよい。

・The government decided to have the ship in Yokohama for 14 days. They had a lot of people on the ship for 14 days there. Some people had the coronavirus. They had doctors and nurses from outside. They had a test for coronavirus for everyone. People had no freedom. The government didn't want many other people to have the coronavirus. 

 

隔離ということは、乗船者が船に14日間留まり続け、家に帰られないので

・People on the ship had to stay on the ship and could not go home. 

 

自分の語彙力、表現力、知識に応じて、発する英語は千変万化する。語学とはそういうものだろう。人間が使うものだから。

 

quarantine. という語がある。クアランティンと読む。隔離という意味で、以下のように使われる。

・The ship was under quarantine for 2 weeks. 

・The government decided to put the ship under quarantine for 14 days.

・The ship was quarantined for 14 days. 

ダイヤモンドプリンセスの報道の際も、よくこの語が報道で使われていた。

 

隔離=quarantine と覚えていたら、それはそれでよいが、ではそれを知らなければ、どうするか。

実際の英会話では、自分の知らないこと、言えないことが、次々と押し寄せてくる。

自分しか頼れない中、どこまで自力で、自己表現ができるかの勝負である。

実戦(実践)において、自分しか頼れない中、自分の知識しか頼れない。

英語で何と言うのかわからない時、その自分の知識さえもう頼れない。

自分の知識さえ頼れない時、その知識をも捨てて、未知の領域に飛び出す必要がある。

知識を捨てる時、我々は初めて自分の足で考え始める。

わからないことが出てきたとき、すぐにパニックになるような、やわな英語ではなく、どうにかこうにか、少し間違っていても、何とか言えるのだという、タフな英語は、自分の頭で考えることで、身につく。

隔離=quarantine と覚えてもよい。覚えた方がよい。一番良いのは、覚えつつも、自分の英語で言う努力をすることである。

自分の言葉で言う。その努力によって、英語で説明したり議論するといった、本格的な英語力に育っていく。

大事なのは、相手に何としても伝えるのだという、気迫である。

 

英会話スクール English and Beyond のホームページはこちらです! (^^♪

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教室におけるレッスンの6月再開のお知らせ(兵庫県、緊急事態宣言の解除に伴い)

2020-05-23 11:57:00 | 英語学習
 
政府の緊急事態宣言解除(関西圏)に伴い、当教室 English and Beyond(兵庫県尼崎市)における授業を6月より再開致します。

 

ここしばらくの間、安全面における配慮から、オンラインによるレッスンの実施、またはレッスンの延期をお願い致しておりました。生徒の皆さまには、様々なご不便をおかけをし、またご協力を頂きましたことを、感謝申し上げます。

 

6月より教室にて、授業を再開致しますが、教室においては、従来通り、ドアノブ、テーブル等の消毒、室内空気の換気、空気清浄機の使用等、出来得る限り清潔さに配慮をしつつ、生徒の皆さまをお迎えし、授業を実施して参ります。

 

レッスンに際しましては、講師はマスクを着用の上、英会話の授業を致します。生徒の皆さまにおかれましても、レッスン時には、マスクをご持参頂き、念の為マスク着用の上レッスンをご受講なさいますよう、ご協力を宜しくお願い致します。

 

尚、オンラインレッスンに関しまして、遠方にお住まいの生徒様は、引き続きスカイプによるレッスンを継続させて頂くことはもとより、通学の生徒様で、今回の緊急事態宣言の間にオンラインレッスンに移行頂いた方で、もしオンラインの方が、ご都合が良い生徒様は、引き続きオンラインによるレッスンで継続頂いても、もちろん結構です。お気軽にご相談下さい。

 

緊急事態宣言が解除されたといえ、コロナ禍(coronavirus crisis)は、しばらく続きます。皆様におかれましては、引き続き、感染防止のために、安全にお過ごし頂きつつ、ぜひ英語の学習を継続なさり、より一層の英語の上達をされますように願っております。

 

英会話スクール English and Beyond のホームページはこちらです! (^^♪

(そろそろ英語、本気で上手くなりませんか?スカイプでもレッスンをしております!洋書・タイムなどの時事英語を読んで、楽しく英語を勉強しましょう!)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英作『新型コロナウィルス3(旅行者の入国制限及び禁止)』

2020-05-11 21:14:00 | 英作 解答

英作問題『新型コロナウィルス』

3.アメリカを初めとして諸外国が、外国人旅行者の入国制限もしくは禁止を決定した。

⇒ 簡単に言うと、アメリカや他の国々は、外国人旅行者に、あまり来てほしくない。あまり来てほしくないということは、多く来てほしくないということ。禁止ということは、全く来てほしくないということ。want を使うと

・U.S. and other countries did not want many foreign tourists to come to their countries. Or they just wanted no foreign tourists to come. 

時事的なことでも、簡単な英語で言える。自力で言えれば、英会話は楽しい。

少し考えれば、ずばりの表現を知らなくても、自分の英語で言うことができる。

 

他にもいろいろ考えられる。

入国を制限する、ということは、少なめに来てほしいわけなので、few(er)をつかう。禁止は、誰も来るべきでないとする。決定はdecideを使い、

・   U.S and other countris decided that only fewer foreign tourists could come into thier countries, or just no tourists should come. 

 

have の線でも考える。

・They have a special rule and countries like the U.S. decided to have fewer tourists from outside, or just no foreign tourists. 

入国させるということは、その国が旅行者を持つ、ということなのでhave が活用できる。

 

there is も使える。

・Countries like the U.S. decided there should be fewer tourists from outside, or no foreign tourists at all. 

 

入国制限ということは、旅行者に向けての依頼なので、ask を使い、

・Coutries like the U.S. asked many tourists not to come, or asked every tourist not to come. 

ask every tourist not to come で、何人(なんびと)も、一人として来てくれるな、ということ。よって全面禁止という感じが出ると思う。

 

tell にすると、命令になる。

・Coutries like the U.S. told many of the tourists not to come, or later told them not/never to come. 

never で絶対来るな、ということで禁止の意味を出す。

 

他に

・After countries like the U.S. made a decision on tourists, very few tourists or no tourists could come to thier countries. 

 

禁止ということは、簡単に言うと、NOということ。say no として

・Many tourists wanted to go to the U.S. and other countries, but they let fewer touirists come in, and later they said no to every tourists. 

 

旅行者の入国が制限される、ということは、渡航が難しくなること。difficult を使い

・It became very difficult for tourists to go to the U.S. and other countries. Later, it became impossible to go there. 

 前文でbecome difficult としたので、それに合わせて、become impossible とした。無理になった、ということは、禁止という意味が出せるだろう。

 

禁止ということは、簡単に言うと、~するな、ということ。入国禁止ということは、来ないでということ。

・The U.S. and some other countries said to foreign tourists, "don't come to our countries". Fewer (and fewer)  people came. In the end, no tourists came.   fewer and fewer でだんだん減少した、ということ。

 

制限ということは、入国できるのは、みんなではない。

・U.S. and other countries made a special rule about tourists.  After that, not all the tourists could go to those countries. After that, no tourists could go there. 

もっと簡単に

・Only some tourists could go to the U.S. and other coutnries. Later, no tourists could go there.

 

入国させる、ということで、let やallow  も使える。制限するということは、幾人かは入国ができるので、some を使う。

・The U.S. and other countries let just fewer tourists come in. Later, they let no tourists come in. 

・Not all the tourists were allowed to come.  Later, no touirsts were allowed to come to those countries like the U.S. 

 

制限するということは、人数をコントロールすること。

・They controled the number of tourists. Later, they stopped all the tourists from coming in. 

 

 

『アメリカを初めとして諸外国が、外国人旅行者の入国制限もしくは禁止を決定した。』

報道では、例えば、制限をlimit や、ristriction、禁止をban を使い

・U.S. and some other countries decided to impose restrictions or banns on tourists. 

・U.S. and some other countries decided to limit the number of tourists or imposed an entry ban on tourists. などと言う。

縁に従って、興味に応じて、どんどん該当するずばりの英語表現を覚えて頂きたいし、その必要もあるのだが、実際問題として、英語で話すときに、覚えた表現が、いつもすぐ出るとは、限らない。まあだいたい出ない。ズバリの表現を忘れたら、もしくは知らなければ、お手上げというのが多くの学習者の実情だろう。

なぜ、英作をするか。自分の知っている英語を、いつでも使える状態にして、どのようなことでも、自分の英語で言えるようにするためである。使わない筋肉は、どんどん衰える。ズバリの表現を知るのは大事である。しかしズバリの表現に頼るということは、その一方で、目に見えない力、考える力、知っている英語を駆使する能力は減退し、進歩しない。

表現を忘れたときに、知らない時、どう戦うか。その時本当の実力が試される。英作は、その見えない実力を養うためにこそ、行なう。いつでも、これは英語で何と言うのか、頭を使って考えて、英語の本質的な能力を養いたい。

 

英会話スクール English and Beyond のホームページはこちらです! (^^♪

(そろそろ英語、本気で上手くなりませんか?スカイプでレッスンをしております!洋書・タイムなどの時事英語を読んで、楽しく英語を勉強しましょう!)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英作『新型コロナウィルス2(都市封鎖)』

2020-05-07 20:27:00 | 英作 解答

英作問題『新型コロナウィルス』

2.中国政府は、武漢市の都市封鎖を行った。

⇒ なぜ『都市封鎖』だの『感染拡大』だの、和英辞典を引かずに、わざわざ考えるのか。

ここで、スマホや辞書に頼ることを、あえてせずに踏みとどまる。ここに意味がある。

手軽さは、我々に実力をもたらさない。

 

都市封鎖とは何か。

そこに住む人が都市から出られないようにする。

・People can't go out of the city. 

・People can't leave the city.  

逆に言うと、そこに留まる必要がるので、

・People have to stay there. 

・People have to be there. 

都市封鎖とは、政府の命令である。tell を使って、

・The government told people not to go out of the city. 

・The government said people could not leave the city. 

・The government said people must not leave the city. 

 

封鎖ということは、住人からしたら、出ないこと。外部の人間から見たら、その場所へ入れないこと。出入りの要素を並べる。

・The government told people not to go out of the city and not to go into the city. 

 

make sure を使うのも便利。確かに~するようにする、ということ。

・The government made sure no one could go out of the city or go into the city. 

let を使って

・The government did not not let pople go out of the city or go in there. 

・The governmet decided not to let people leave the city or people from outside come into the city. 

allow を使って、

・The governmet of China did not allow people to go out of the city or go into the city. 

 

・ Because of the order from the government, the city of Wuhan kept the door closed to outside, so people had to stay inside the city. No one could come into the city, either. 

都市封鎖は、通常病気の感染拡大を防ぐためなので、そのあたりのニュアンスを入れてもよい。

・No one could leave the city or go in there. If peopel do so, many people will have the coronavirus. 誰も出入りできない。もしそうしたら、大勢がコロナにかかるだろう。 簡単に言うと、こうなる。

要するに、その感染発生地域から、ウィルスが外に出て、その他の人々がその病気にかかることから、守りたいわけなので、

・The government wanted to protect people in other part of China from getting the coronavirus. 

・The government wanted to stop (the spread of) the coronavirus. 

 

考えると、都市封鎖するということは、感染者が、外に出ることをやめさせること。

・The government made sure sick people would not go out of the city. 

外にでるということは、他の地域に行くことなので、

・The governmet  did not want sick people to go to other city, so they closed the city.  

keep を用いると、

・The governmet of China kept people from going out of the city or coming into the city.  They wanted to keep people from getting cononavirus. 

 

stay を用いると、

・The government told people to stay home, stay in the city, or told people outside to stay out of the city so many other people can stay away from getting the coronavirus.   意外とstay だけで言えた。

 

もう少し説明的に言うと

・China had a special rule.  People in Wuhan could not go out of the city, or they could not go into the city. Many people in the Wuhan had coronavirus. The governmet didn't want other people to get the coronavirus. 

 

ちなみに、都市封鎖は、報道で言われる言い方は、おなじみロックダウン=lockdownである。put ~on lockdown など。

・The Chinese government put Wuhan on lockdown.  (中国政府は、武漢を都市封鎖した)

・The governor of Tokyo said they might have to put Tokyo on lockdown in a worst case scenario. (都知事は、最悪の場合、東京を都市封鎖する可能性に言及した)など。

 

都市封鎖=lockdown と知っていればよいが、それでも単語だけ知っていても、前置詞とかの使い方を正確に知らなければ、やはり使いこなすことはできない。

頭で『都市封鎖』と思っても、普通は、該当する英語を知らなければ、そのことを英語で言うことはできない。

しかし、英作の発想を練習していれば、そのものずばりの表現を知らなくても、困らない。

必要なのは、頭の柔軟性である。そして、柔軟性は、根気強く考えることから、だんだんと身につく。何でも練習で、逆に言うと、日ごろから意識して、考える努力をしなければ、全然うまくはならないだろう。

都市封鎖=lockdown と覚える、こういう形式が、世の英会話の大半であろう。もちろん、それを知っていれば、使うとよい。

実際に、英語で話すと、何て言うのかわからないことの方が多い。その都度スマホで調べるわけにもいかない。別に都市封鎖も、感染拡大も、該当するずばりの表現を知らなくてもよい。知らなければ、自分の頭で考えたらよい。通じなければ、あれこれ、あらゆる角度から、表現したらよい。都市封鎖=lockdown という英語を知っているのとは、別種の、そういったタフな英語力こそが、真の実力であり、本当の英語力である。

 

英会話スクール English and Beyond のホームページはこちらです! (^^♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英作『1.世界中に感染拡大、パンデミックに発展』(後半)

2020-05-01 21:54:00 | 英作 解答

英作問題『新型コロナウィルス』

1.中国・武漢に端を発した、新型コロナウィルスの爆発的な感染拡大は、その後急速に世界中にも拡がり、パンデミック(世界的大流行)に発展した。(後半)

⇒ 『その後急速に世界中にも拡がり、パンデミック(世界的大流行)に発展した』

急速に世界中に拡がるとは、どういうことか。

まず、拡がるという現象は、最初、一地点でのみ起きていた現象が、他の人、他の場所において、同様の現象が発生すること。

コロナで言うと、まず武漢でのみ発生した事象(感染事例)が他の場所でも同様の事象が発生する。

さらにかみ砕くと、私に起きた事柄が、あなたにも起こる、ということ。あなたのみならず、その他の人々にも起こる。

感染拡大、世界中に拡大、という語の意味を考えると、

最初一人の人が感染して、次第にその地域のその他大勢に感染し、その後、他の地域の人々も感染する、ということ。

感染するとは、言い方は色々あるが、一番簡単に言うと、get を使い

・Many people got the coronavirus. (多数がコロナにかかった)

get もhave 等と並んで、簡単なのに意味が深い、使い勝手のよい単語である。得る、という原義から、病気に罹患するという意味にもなり、今回のコロナの報道でも頻繁に見聞きする。

他にも、

・Many people got sick with the coronavirus.  (get sick with= ~の病気にかかる)これもよく使われている。

・Many people got/became infected with the coronavirus.  等。(get infected with=感染する)格式ばった言い方。

 

世界に感染が拡大する、ということは、考えると、当初、中国でのみ感染者が出ていたのだが、次第に他の国でも感染者が出た、ということ。よって、考え方としては、~もまた、同じく、ということなので、too,  also などを使えばよい。

First, many people got the coronavirus in China. After that,  people in other countries got the coronavirus, too

First, many people got the coronavirus in China. Now, many people around the world are getting the coronavirus, too

時系列で、先ず(first) ~、その後(after that, then) や今(now) 等、そして too (~も)を適宜使えば、『拡大』という意味になるだろう。

拡大、と言われると、和英辞書なんかでは、enlarge, expandとかが出るだろうが、何でもかんでも辞書や翻訳で出るからといって無闇に使うと、変な英語になる。通じるためには、考えることが大事である。

ところで英米の各種報道((CNN, BBC, TIME その他色々)では、よくspread という語が使われる。拡がる、という意味である。

・Coronavirus is spreading in Wuhan, China. 

・Coronavirus is spreading around the world. 

・Coronavirus started spreading in Japan in March. (日本では、3月に感染が拡大し始めた)

・Coronavirus is spreading around the world. (世界中に感染が拡大している)

・Cononavirus is spreading all over the world.

 

spread を使うのもいいし、知らなければ、上記のように考えて、分析して、拡がるということは、ある問題が、他でも起きている、という風に考えると、別に問題なく言える。

『パンデミックに発展した』

パンデミックは pandemic. 

アメリカで、ちょうど今年は秋に大統領選があり、民主党がどの候補者にするかで白熱しており、私も興味があり、夜中にCNNを観ていたのだが、その時(3月11日)ちょうどWHOのDr.テドロスがパンデミック宣言を発表しており、リアルタイムで放映していた。

WHO has been assessing this outbreak around the clock and we’re deeply concerned both by the alarming levels of spread and severity and the alarming levels of inaction. We have therefore made the assessment that Covid-19 can be characterized by “pandemic,”

24時間体制でWHOは、感染拡大の推移を注視し続けているが、感染拡大の度合いが極めて深刻であり、手をこまねいているわけにはいかない。よって、Corvid-19をパンデミックに認定することとする。(日本語訳:私)

 

『パンデミックに発展した』を考える。

発展するとは、A→Bに変化すること。要は、何かが何かに『成る』こと。成るとは、become。よって

・The coronavirus has become a pandemic.  現在完了にしているが、単に過去形でもいい。(became)。現在形でもいい。

・The coronavirus is now a pandemic. 

 

have でも、よい

・We have a pandemic. 

 

・WHO has declared coronavirus a pandemic.  WHOはコロナをパンデミックと宣言した、という報道もよく見かけた。

declare は宣言。首相の緊急事態宣言は、

・Prime Minister Abe declared a state of emergency.  (緊急事態宣言を発令した)

 

まとめると(一例)

『中国・武漢に端を発した、新型コロナウィルスの爆発的な感染拡大は、その後急速に世界中にも拡がり、パンデミック(世界的大流行)に発展した。』

・A lot of people started to get (sick with) the coronavirus first in Wuhan, China. After that, many people are getting the coronavirus around the world and we now have the pandemic. 

have一本でもよい。

・We have the first cases of coronavirus in Wuhan, China. And then, we have the coronavirus cases in many other countries, too.

・First, we had patients with coronavirus only in Wuhan, China. After that, we have many patients with coronavirus around the world, and we have a pandemic now. 

・People in Wuhan, China had coronavirus first. Many people there had the coronavirus. After that, many people around the world have the coronavirus, too. Now we have a pandemic.   

 

私の英作の趣旨は、簡単な英語だけで、難しい事柄であっても、自力で言えることを目指している。

生徒さん達にも、レッスンにおいて、思いっきり頭を絞って、考えてもらう。

考えること。それによって、難しい事柄の正体を見抜く。

考えて、本質を見抜くことによってのみ、簡単な英語で表現することが可能となる。

そして、自分の力で、自分の言葉で、英語を話し、自分を表現することが可能となる。

 

英会話スクール English and Beyond のホームページはこちらです! (^^♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする