考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『コロナ禍9(回復、脳に異常、救急搬送)』

2022-01-07 17:11:00 | 英作 解答

Coronavirus Crisis /コロナ禍

9. ある芸人さんが、コロナにかかり、回復したが、数か月後に、脳に異常があり、救急搬送された。

⇒ コロナにかかるは、これまで何度も登場している通り、get を使うのが、最も多い。

・A comedian got COVID.

かかっていた、ということでhave も使える。

・A comedian had COVID.

その他は、

・A comedian got sick with COVID.

・A comedian got infected with COVID.

など。 have や getが最も一般的(common) だ。

『コロナにかかり、回復した』ということなので、

・A comedian got COVID and got well.       get /get でゴロがよい。recover もある。

・A comedian got Covid and recovered from it. 

 

回復したということは、もう病気ではない、ということ。

・A commedian got sick with COVID. He is not sick any more. 

回復したということは、もう大丈夫ということ。

・A comedian got COVID. But now he is OK. 

回復というと、get well が最も簡単で一般的な言い方で、他にもrecover があり、難しくはrecuperate などもあるが、英作的に考えると、単純に

I am OK. という意味であるということも、発想としては覚えておきたい。

該当する言い方を知っていたとしても、あえて練習として、簡単に言い換える訓練をしていれば、他でもし知らないことがあっても、知っている英語で間に合わせることができる。

たとえズバリの表現を言えたとしても、そのトピックを色々話して、深めることができるのは、結局は、自分の言葉で簡単に言い換える能力である。

語学の本当の力は、どれだけ、基礎的な英語が、自分の手足のごとく自由自在に動かせるかに、かかっている。

 

他にも、『コロナにかかって、その後回復』は、

 回復 → 大丈夫 → 問題がない  ということなので、

・A comedian got COVID. But now he has no problem.

 回復するということは、具体的に言うと、病院、医者、薬がもう不要だということなので

・A comedian got COVID. Now he doesn't have to go to the hospital. /he doesn't have to see a doctor. /he doesn't need medicine. /He doesn't need treatment at (the) hospital.  と考えれられる。

 

『数か月後に、脳に異常があり、救急搬送された』 課題の後半部分に移る。

脳に異常がある。異常と聞けば、abnormalが出るかもしれない。しかし、その単語をどう使うかが、大事である。使い方がわからなければ、まだその単語を使うのは早いだろう。abnormal を使わずとも、考えたら、脳に異常は言えるはず。

脳に異常とは、どういう意味だろうか。

脳に異常とは、脳に問題がある、ということ。

・The comedian had a problem with his brain.

 

問題がある、の使い方に関して、 have a problem with となる。すごく応用が利くので、覚えておきたい。

脳に異常がある、ということは、wrong という語を使えば、

・Something is wrong with his brain. 

・There is something wrong with his brain.  となる。

医療表現で、What's wrong (with you)? どうしましたか? というのがあるので、ご存知の方も多いと思う。

脳に異常がある、ということは、脳に何かがあった、起きた、ということ。

・Something happned to my brain. 

 

『救急搬送された』

普通よく言うのが、

・He was taken to the hospital.    take が連れて行くの意味。受動態で、病院へ連れていかれる。特に救急車(ambulance)と言わなくてもわかるが、あえてつけると。

・He was taken to the hospital by ambulance /in an ambulance.  

 taken to  の所は、carried (carry), brought (bring), sent (send) も可。 

救急搬送ということで、救急車を強調するならば、救急車を呼んだ、として

・They called an ambulance.  などでもよい。

救急なので、急いでいる感を出すのであれば、

・He was taken to the hospital quickly. 

・He had to be taken to the hospital right away /immediately(すぐに). 等もよい。

 

『ある芸人さんが、コロナにかかり、回復したが、数か月後に、脳に異常があり、救急搬送された』まとめると

・A comedian got Covid and got well. Several months later, he had a problem with his brain. He was taken to the hospital. 

・A comedian had Covid. After that, he was (perfectly) OK. But after several months, he had a problem with his brain, and he was carried to the hospital by ambulance. 

・A comedian got Covid. Later, he was OK and left the hospital. 3 or 4 months later, there was something wrong with his brain. They called an ambulance that took him to the hospital right away. 

など色々言えるだろう。

一つの事柄を、様々な観点から見て、色々な表現で言えるようにすることで、表現力、説得力がつく。そして、一言いうたびに止まってしまうということがなくなっていく。

 

知識を得ることは、大事である。

その知識を活かすことは、もっと大事である。

英語の知識の活かし方を、英作練習は教えてくれる。

 

英会話スクール English and Beyond のホームページはこちらです! (^^♪

(初心者から、英検1級レベルまで、幅広くレッスンを行っています。お気軽にお問合せ下さい。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年のごあいさつ(2022年)

2022-01-07 17:09:00 | 英語学習

みなさま、新年あけまして、おめでとうございます。

英語学習は、進んでおられますでしょうか。

英語が話せるようになるためには、色々なことを、しなければなりません。

たくさんの覚えるべき知識があり、日々努力を重ねておられますことでしょう。

その一方で、覚えた知識は、使わなければ、体内で消化不良となります。

持てる知識を最大限活用して、自分の英語を道具として、ピカピカに磨き上げて、いつでも使える状態にする。

それが、英作練習の目的です。

今年こそは、英語が上手くなろう。そう思われる方も多いでしょう。

自分の持つ道具(単語、表現)の価値を再発見して、道具をいかに使いこなすか。

道具の性能を活かし、その可能性を最大限引き出すべく、自ら考え、英作の練習をされ、今年こそはぜひ、自力で英語を話せるようになる、という目標を実現して頂ければと願っております。

妙な英作のブログでありますが、自分の頭で考えるという、習慣が身に付きましたら、簡単な英語といえでも、その運用力が、格段に高まり、それに伴い、英語の表現力が増し、自力で英語が話せる醍醐味を味わうことになられるでしょう。その一助となりましたら、幸いです。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

英会話スクール English and Beyond のホームページはこちらです! (^^♪

(初心者から、英検1級レベルまで、幅広くレッスンを行っています。お気軽にお問合せ下さい。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする