考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『山登り3(遭難)』答と考え方

2015-09-30 11:26:06 | 英作 解答
【山登り】


3. 登山中に遭難する人が後を絶たない。

→ 『登山中』は『山の中』なので in the mountains. など。

『遭難』を考える。

家族の立場から考える。

帰ってこない。not come home ( go home 『帰宅』は本人から見た場合)

・They don't come home.

山から帰らないので、

・They don't come home from mountains.


『遭難』とは、他にもいなくなることなので、

・They went to a mountain and they are gone.


『遭難する』を消極的側面から見ると『死ぬこと(die)』なので

・Many old people go to mountains and die there.


『遭難する』を積極的側面から見ると『救出される必要がある』ことなので、

・They go to mountains and some of them are saved by a rescue team.


『遭難する』をもう少し具体的に考えると、天気が悪くなって(a bad weather)立往生すること。

・In the mountains,they have a bad weather and can't go up or down the mountain, and can't go home.

以上。

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英作『山登り2(無謀な登山)』答と考え方

2015-09-29 11:49:00 | 英作 解答
【山登り】


2. 体力を考えずに、無謀な登山を行う人も多い。

→ 体力を考えない。言い換えると?自分が年を取っていることを考えない。

・They don't think of their own age.


自分が年を取っていることを考えない→ 自分が若いと思っている。

・They think they are still young.

『体力を考えず』→適切なトレーニングをせずに 

・Without doing enough training.


『体力を考えず』→準備できていない

・They are not ready for climbing a mountain.
・They are not physically(身体的に) ready for climbing a mountain.

『体力を考えず、無謀な登山』とは、本来ならばトレーニングとして、低い山から高い山へ徐々に体を慣らすべきなのに、時期尚早であったと考えて、early (早い)を使ってみる。

・It's too early(soon) for them to climb such a high mountain.



『無謀』とは、無茶である → crazy も使える。

・Some of them think they are young and climb a tall mountain. They are crazy.

『無謀』とは、計画を立てないこと。

・They go to high mountains without any planning.

・They go to high mountains. They have no plans for safety.

以上。
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英作『山登り1(中高年、ブーム)』答と考え方

2015-09-28 12:33:45 | 英作 解答
【山登り】

1. 中高年の間で山登りがブームである。

→ 英語で山登りというと、山がmountain、登るがclimb で mountain climbing というのがある。ただ、内容的に軽めの山登りであれば、go hikingと言ったほうがよいだろう。mountain climbing は例えばグーグルで画像検索してもわかるように、場合によっては断崖絶壁をよじ登ることを含む。知り合いのアメリカ人は、日本人がclimb a mountain を言うと、よくhiking だねと訂正することがある。軽めの山登りで、山中をトレッキングするなどであれば、hiking や walking in the mountains などで、本格的な装備をして行うのが climb a mountainと考えたらよいだろう。

さて、英作問題に移る。中高年の山登りとは、簡単に考えると、老人(old people)や、具体的に退職後の楽しみと考えて、年齢的に60歳として、people in their 60's. もっと簡単に、they are 50, 60 or 70 years old.と言ってもよい。

『山登り』なので、じゃあ上記のclimb a mountain を使うしかないかというと、そんなことは全くない。登山と同じく、英語表現も頂上に到達するルートは様々ある。

さて考える。『山登り』とは。

『山登り』とひとくくりにすると面倒だが、要素分解してみる。


『山』=山へ行く → go to the mountains / go to a mountain.

『登り』=登ること → 上に行く → go up.


日本アルプスなどの『登山』考えてみると、『高い山へ行くこと』である。

・go to high mountains.


ではブームは? これは、どんな英語が使えるか?使える(自分が知っている)英語はとことん使おう!ブームということは、楽しんでやっている人が多いので、楽しむ enjoy を使ってみる。

・There are many people. They are old. They are about 60 or 70 years old. They go to mountains. They go up. They really enjoy it.

簡単である。でもなんか多いなと思われるかもしれない。贅沢を言ってはならない。我々は日本人なのだ。学習途上であることを忘れない。今手持ちの英語だけで戦う術を知ることである。逆に言うと、今初学者であっても、頭を巡らせ考えれば、そして簡単な英語でいいのだという開き直りと、少々の図太さがあれば、英語で戦えるのだ。

他に

・There are a lot of older people who enjoy going to the mountains.

・Older people now really like to go to the mountains.

・People in their 60's to 70's love to go climbing mountains in recent years.

・Mountain climbing or hiking is becoming very popular among older people in Japan.

・There are more and more older mountain climbers in Japan.


ブームということは、好きな人が多い(many people like it) ことであるし、楽しむこと(enjoy/ have fun in mountains) である。人気なので popular も使えるし、love やcrazy 等も使える。

ブームといういうことは、『みんながする』ので Everyone is doing that. という発想でもある。

以上。
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英作問題 『山登り』

2015-09-27 14:27:14 | 英作 問題
【山登り】

1. 中高年の間で山登りがブームである。


2. 体力を考えずに、無謀な登山を行う人も多い。


3. 登山中に遭難する人が後を絶たない。


4. 救助隊にお世話になると、かなりの出費を免れない。


5. 山をあなどってはならない。


6. 日本の山々は古来、信仰の対象であった。


7. いまだ女人禁制の山も数多く存在する。


8. 山登りは、健康づくりには最適である。


9. 登山に際しては、綿密な計画と、慎重な行動が何よりも大切である。


10. 登山においては、急な天候の変化など、常に緊急時に備える心構えが必要。


11. 山登りを通して人は、大自然に溶け込む。
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英作『盗作7(画一的な教育と個性)』答と考え方

2015-09-26 18:16:19 | 英作 解答
【盗作】


7. 日本の画一的な教育では、個性を育てるのは困難である。



まずは『画一的な教育』を考える。

これは何を意味しているかと考えると、一人ひとりの個性や特性を考慮せずに、生徒に一定の価値観を強要するといったこと。個々の生徒を見ずに、学習指導要領の通りに教育を推し進める。『個性を育てる』ことには意を払わず、結果的には似たような生徒が出来上がる。大量生産する工場のようなもの。工場factory を使ってみよう。

・Schools in Japan are like factories.

個性が育たない結果、どのような人間が育つか?工場との関連で考えると、ロボットであろう。

・Schools in Japan are like factories. They make robots.

これで十分問題文の意味を表すものとなっているだろう。factory とrobot で事態の深刻さが表れている。


画一的な教育とは、知識を押しつけるだけで、一人ひとりに考えさせることをさせない教育であろう。

・At school, teachers just teach and students just learn. No thinking.

・Teachers do not encourage students to think for themselves.

・Japanese education is like a quiz (show).


画一的な教育とは、同じゴールを目指させること。

・Schools give them the same goals. Students study hard and go for the same goals or dreams.


画一的な教育とは、理想の生徒像があり、その複製を大量生産すること。

・Teachers copy the same type of students at school.



次に『個性を育てるのは困難である』を考える。

『個性を育てるのは困難である』→個性は育たない →みんな同じ同じような人間になる。

→ みんな同じ方向を見る → みんな同じ価値観、趣味、考えをもつ。

英語にすると、

They have the same goals.

They have the same dreams.

They have the same ideas.

They have the same hobbies.

They wear the same type of clothes.

They read the same kinds of books.

They like the same kinds of men or women.

They get the same type of smart phones.

They eat at the same restaurants.


ここでいう『個性』が異才、天才という意味であれば、

No genius comes from schools in Japan.


考えればいろいろある。

英語教育ということを考えても、私は個性を重んじる立場である。これが唯一の正解、ということはない。個性とは自由に考えるところから生まれる。しかし自由は放縦とは異なる。自由は制約から生まれる。将棋で、限られた盤上において無限の駒の動きを体現する棋士のように、限られた英語の知識を、正確な英語で通じるものとするには、自由な精神が必要不可欠である。遊びはルールがあるから面白い。英語も同じ。文法、正確性、自然さを守りながら、どこまで自由に個性的に英語で表現できるか。英語学習者の一人ひとりが自由に考え、挑戦していただきたい。









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