考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『食べきれない量のイチゴでジャム作り。優しい味で、お店で買うより好みです』(英作問題・いちご10)

2023-05-20 19:37:00 | 英作 解答

英作問題『いちご 』

10. 田舎から食べきれない量のイチゴが届いたので、ジャムを作ってみました。優しい味がして、お店で買うより好みです。

⇒ 田舎から届く、ということであるが、田舎とは何を指すかを考える必要がある。

田舎といっても、故郷からということなら、実際は、親からということになるだろうし、

田舎にいる親せきからということならば、countryside から届くということだろう。

届くということだが、色々言えるが、届くといっても、イチゴが家に届くということは、単に来るわけなので

・A lot of strawberries came to me. / came to my house from my parents. 

他に 、getやhave  も使える。

I got a lot of strawberries  from my parents. 

I have a lot of strawberries form my parents. 

届くということは、誰かが送るので send を使い

・My parents sent me a lot of strawberries. 

 

田舎に親せきがいて、ということなら、田舎に住むは、 live in the contry(side)であるが、have でもよい。

・I have relatives in the coutryside, and they sent strawberries to me. 

 田舎に住む、という箇所を、私は親せきを「持つ」と言える。他にもhaveをイチゴに使い

・I have a lot of strawberries from my relatives in the countryside. 

 

『食べきれない量のイチゴが届いた』ということである。

食べきれないということは、自分の食べられる量を超えた量のイチゴがあるということ。比較級を使い

・My relatives/ parents sent me a lot of stawberries and I have more strawberries than I can eat. など。

 

『ジャムを作ってみました』→ ジャムを作ると決めたと考えたら

・I decided to make jam, because I have too many strawberries. 

 

 作ってみるも何も、作ることに変わりないので単に作るでもよい。

・I made jam. 

・I made jam with strawberries. 

 

『お店で買うより好みです』

好みということは、お店のジャムより、自分で作ったジャムの方が良いのである。

・I made jam at home. It was better than the jam I bought at a shop. 

好みということは、好きなのである。like ~ better that ~  を使い

・I made jam.  I like it better than the one I can buy at a store. 

・I like the jam I made at home better than the ones I buy at a shop. など。

 

『優しい味がする』とは何か?

優しい、だけ見ると、kind とか friendly, nice とか思うだろう。でも味に関して言っているので、ちょっと合わない。

こういう時に、考えたい。

優しい味とは何だろうか。

お店で買うジャムと、自分で作るジャムを比べた時に、どのような違いがあるのだろう。

お店で買ったジャムでは、そうは感じないで、自分で作ったジャムを味わった際にのみ、『優しい』と感じる。

なぜか。

優しいとは、誰に優しいのか。もしくは何に優しいのか。

体に優しいということだろう。

体に優しいということは、即ち、健康に配慮しているということ。

健康に配慮したジャムとは何か。

砂糖を入れすぎていないということだろう。要するに甘すぎないということなので sweet を使って

・The jam I made is not too sweet.

まとめると

『田舎から食べきれない量のイチゴが届いたので、ジャムを作ってみました。優しい味がして、お店で買うより好みです』

I have relatives in the contryside. They sent a lot of strawberries to me. I have so many strawberries and I can't eat them all. So I dicided to make jam with strwaberries. The jam I made was not too sweet. I like it better than the ones I buy at stores.

 

 

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英作『ジャム作りにうってつけ』(英作問題・いちご9)

2023-05-08 15:09:00 | 英作 解答

英作問題『いちご 』

9. 酸味が強いイチゴは、イチゴジャム作りにうってつけだ。

⇒ うってつけ、ということである。

 うってつけとは、どういうことだろう。

通常、良いイチゴとは、甘いイチゴである。その観点から言えば、酸味が強いイチゴは、悪いイチゴである。しかし、イチゴであれ何であれ、適材適所ということがあり、酸味が強いから、必ずしも悪いということではない。一見悪いイチゴでも、我々の工夫次第で、悪いものも良くなる。良くするも悪くするも、我々の発想次第ということだろう。

普通に食べるには、悪くても、ジャムにするには良いのである。うってつけとは、良い悪いでいうと、良いである。good を使い、

・When your strawberries are sour, they are good for making jam. 

・Sour strawberries are good for making jam. 

・Sour strawberries are good when you make jam. 

『うってつけ』が『良い』には、なかなか結び付かないと思う。しかし、うってつけであれ、適切であれ、考えれば、要するに『良い』ことであるとわかる。

他に考える。

酸味が強いのが、ジャムにうってつけということは、酸味が強いのこそが『良い』のであり、そうならば、甘いのは使わない方がよい。ということは、酸っぱいイチゴをこそ使うべきだということになる。should を使い

・We should use sour strawberries to make jam. 

 

酸っぱいイチゴが、うってつけということは、逆に言うと、ジャムを作るために必要なのは、酸っぱいイチゴである。need を使い

・Jam needs sour strawberris.  

 

英語にする際、その語だけを見るのではなく、全体や、前後関係を見て、全体としてどういうことを言いたいのかを考えるのが大事である。単語レベルで見ると、どうしても直訳になってしまう。全体を見ると、別に単語レベルでズバリの言い方を知らなくても、困る必要はない。『うってつけ』だけを見ると、適切なという意味と考え、人によっては suitable, appropriate, proper とか思い浮かべるかもしれない。suitable なら、まあいいかもしれないが、他はちょっとこの文脈ではどうかなと思う。和英(大)辞典を見ると、うってつけ→ideal(理想的な), perfect, admirably suited, right 等書いてある。それぞれある場面における『うってつけ』かもしれないが、ことイチゴジャムに関しては、すこし不自然だろう。

少しだけ立ち止まって、考えれば、不自然な英語を使わなくても、ちゃんと言えるのである。そして、その自分で考える習慣こそが、英会話力を向上させることとなる。

和英辞典は、ある程度のレベルの英語力の人が見れば、よき道具となるが、それ以前で頼ってしまうと、和英辞典に書かれた英語を、自分の言いたい事柄の文脈に当てはめた時に、その英語が自然か不自然かを判断することが難しい。和英辞典に頼って、不自然な英語を言うよりも、自分で考えた方が、よっぽど自然な英語になる。

自分で考えるとは、自分が知っている、自分が習い覚えた英語表現に、自分が言いたいことを、いかに近づけるかの努力である。

通常は、考えない状態であれば、自分の知ってい英語表現と、自分の言いたいことは、相当乖離(かいり)しているだろう。考えることにより、言いたい事柄が、本当はどういうことなのかを分析する。考えるのは、その事柄の意味を考えるためである。その事柄の意味を知るためにこそ、考える。意味が分かれば、英語にするのは、簡単である。

酸っぱいイチゴであっても、我々は、良きジャムを作れる。英語も同じである。

語彙が少なくても、ちゃんと考えさえすれば、正しい、より自然な英語を話すことができる。

語彙が少なくても、考えるという、人間本来の宝を放棄しなければ、ネイティブが読む洋書を読んで、楽しむことができる。

持てる材料をいかに活用するか。

全て、我々の工夫する力にかかっている。

 

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