考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『コロナ7.(品薄、デマ、在庫切れ相次ぐ)』

2020-07-04 17:14:00 | 英作 解答

英作問題『新型コロナウィルス』

7.トイレットペーパーが品薄になるというデマが流れ、各店舗で在庫切れが相次いだ。

⇒ 品薄とは何か。まさか薄いといってもthin ではない。言葉尻にとらわれては、ならない。意味本位で英語に直す。

品薄とは、品物が無いのである。

トイレットペーパーが品薄とは、即ちトイレットペーパーが無くなるのである。

簡単に言うと、店にトイレットペーパーがないことが、品薄ということなので、have を使うとよい。have + enough で十分にある。今回は品薄で、十分に無いので

・Shops do not have enough toilet paper.  

 

品薄になるだろうということなので未来形にして

・Shops will not have enough toilet paper. 

 

他にも

・Shops don't have a lot of toilet paper for us. 

・Shops will have very little toilet paper for us.    (→トイレットペーパ―は不可算名詞なので、少ないはlittle) 

・There won't be enough toilet paper at shops like drugstores. 

 

さて、デマが流れるとは、どういう意味か。

デマとは、不特定の人物が言うこと。簡単に言うと『誰か』なので、someone said. でよい。

・Someone said shops would (will のこと)not have enough toilet paper. 

・Some people said there would not be enough toilet paper at shops like drug stores. 

 

『各店舗で在庫切れが相次いだ。』

在庫切れとは、商品が無いこと。ということは、have が使える。 have + no で

・Shops have no toilet paper. 

 

相次ぐということは、どういう意味か。

一つの店ではなく、そういった店が多いということ。どこに行っても、紙切れなのである。

・There is no toilet paper at every shop. 

・Every shop has no toilet paper at all. 

・No shop has any toilet paper. 

・I went to many shops, because I wanted to buy toilet paper, but they didn't have any toilet paper.  

 

まとめると、

『トイレットペーパーが品薄になるというデマが流れ、各店舗で在庫切れが相次いだ。』

・Someone said shops would not have enough toilet paper. Shops had no toilet paper after that. 

いっそのこと、品薄=商品が無いと考えて、

・Someone said shops would have no toilet paper, and they really had no toilet paper at every shop. 

 

デマが流れるという、というところをもう少し考える。

デマが流れるとは、ある人があることを言って、他の人がそのことを信じることである。よって

・Someone said shops would not have enough toilet paper soon, and many people believed that information. After that, many people went to shops and bought a lot of toilet paper. Many shops have no toilet paper any more. 

 

簡単な英語だけで言えることがわかって頂けると思う。

品薄であれ、在庫切れであれ、言葉にとらわれることなく、その意味を見抜くことが出来れば、早い話、商品が『有るか無いか』という問題に収まる。よって、その論理を追えば、単にその店における商品の有無ということとなり、have か have no の話となる。

表面的な見た目にとらわれることなく、見えない奥底にある本質部分に意識を向ける。

 

自分の言いたいことは、何か。

自分は、本当は何が言いたいのか。

日本語だってよい。

本当に自分の言いたいことが、自分でわかるまで考えたら、

英語にすることは、そんなに難しいことではない。

必要なのは、考える習慣である。

 

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(正しく学べば、語学は必ず上達します。正しく練習すれば、必ず話せるようになります。)

コメント (2)
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