考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『大相撲9(不祥事続き)』

2018-09-14 12:46:38 | 英作 解答

『大相撲』

9. 相撲界は不祥事続きである。

⇒ 不祥事、もしくは不祥事続き、ということを考える。

人は、こういった事柄を英語にする場合、よく『不祥事、不祥事、不祥事・・・』という風に、場合によっては口で唱えながら、何と言うのか考える。恐らくその日本語に対応する英語が、頭のどこかにあって、その記憶を呼び起こすかのように唱える。その方式で英語が出ればよいが、なかなか普通は出ない。出たところで、単語帳か何かで覚えた、非常に堅苦しい、場面にそぐわない英語が多い。

この英作にしても、特に記憶力テストを行っているのではない。

難しい日本語であっても、少し考えれば、手持ちの英語で何とか通じる英語が言えることを目的としている。

不祥事、という日本語に該当する英語を知らなくても、自分の持っている知識を駆使すれば、何とかなる。

語学は記憶力も大事だが、記憶力よりも、持っている知識を駆使する力の方が大事である。

 

さて考える。『不祥事(続き)』とは何か。

 

赤ちゃん言葉で考えると、不祥事=悪い事。不祥事が続くということは、複数の悪いことが起きているので

・Bad things are happening in sumo.

 

keep ~ing で続く、ということなので

・Bad things keep happening in sumo.

もちろん、続くということなので continue を使ってもいい。

・Bad things continue in sumo.

 

不祥事ということは、簡単に考えると、問題(a problem) である。不祥事が続くということは、言い換えれば、多くの問題があるということ。よって

・Sumo has so many problems. 

不祥事ということは、問題は問題でも深刻な問題なので、serious を補って

・Sumo has so many serious problems. 

続く、ということは、単発ではないということ。ということは、『よくある』ということ。よくあるとは、度々ということなので often を使い

・Sumo has problems very often. 

・Sumo has problems all the time. 

 

過去にあった不祥事は、どんなものがあったのか思い起こしてみる。相撲界だけでなく、他でも一緒だが、賭博、八百長疑惑、暴力事件等だろう。ということは、それらの違反行為や違法行為をする力士は、どんな力士かを考える。単純化して、いい悪いで見ると、悪い力士なので、

『不祥事が続く』=悪い力士が、たまに(時々)登場する、と考えて、簡単にhave で表して、

・Sometimes they have bad sumo wrestlers. 

 

他にも考えると色々ある。

不祥事が続くということは、止まらないことなので

・Bad things never stop in sumo.

 

不祥事ということは、意味的には『悪い知らせ』なので

・They have many bad news in sumo. 

・They often have bad news in sumo. 

・They have many scandals in sumo.

 

不祥事が発生した時の、その事柄を受け取る側(世間、関係者)の心理を考えると、心配ということである。be worried about を使い

・We are worried about sumo. They have many problems.

 

不祥事が発生した後を考えると、記者会見である。要は何をするかというと、テレビで謝るので

・They sometimes have serious problems, and we see them apologize on TV. 

・They sometimes have serious problmes, and they often say "I am sorry" on TV. 

・They sometimes have serious problems, and they often say they are sorry on TV.

 

・Some people cause troubles in sumo, and we often see that on TV or in the newspaper. 

・We are shocked to know that some people in sumo did bad things. 

・We are disappointed when we see bad news of sumo. 

 

一つの事柄を英語で言うには、色々な言い方がある。

記憶力がよい、ということは語学において、かなり有利に働くだろう。

しかし、記憶力があれば、絶対的に有利かというと、そうでもない。

そして、記憶力は通常、年と共に衰える。そんなあやふやなものに、頼れない。

記憶力は歳と共に衰える。

しかし歳と共に増強される力がある。

考える力である。

 

知っていることを活かす。

これは記憶力ではない。

物事を活かす、ということである。

活かす、ということは、人生経験が要る。

若くて記憶力が良い。それは語学では有利であろう。

物事には必ず両面がある。良い面と悪い面と。

記憶力がよい、ということは良いことだが、その反面、記憶力に頼る人は、あまり考えないだろう。

記憶力が良い人は、言いたいことが言えない時、該当することが記憶になければ、もうお手上げになる。

考える習慣がある人は、あきらめない。

自分の持っている知識をいかに組み合わせるかを考える。

物を活かすことができる人は、自分を活かすこともできる。

そのためにも、考える習慣をつけることである。

 

 

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