ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「数寄屋バーグ」(銀座)

2017-10-26 13:50:52 | ハンバーグステーキ篇


【ステーキ漂流記】ハンバーグ篇 10軒目「数寄屋バーグ」(銀座)


【ステーキ漂流記】を始めた頃からずっと気になってたけど行けなかった店がある。……ってハンバーグステーキ篇を書くときほとんどこれが枕になっているね。もちろん、本道のステーキを忘れたわけじゃない。あくまでも「びっくりドンキー新宿靖国通り店」のコロコロステーキ&ハンバーグを食べた時から発した真実の追及である。

【ステーキ漂流記】だってステーキという肉料理の味の真実の追及なら、そのハンバーグステーキ篇も同じである。事実、「サイゼリヤ」のハンバーグステーキにビーフステーキと同じ種類のタレを使っていたことが分かった。

そこで枕の「【ステーキ漂流記】を始めた頃からずっと気になってたけど行けなかった店」というのは有楽町マリオン前の数寄屋橋の交差点の一角にある「数寄屋バーグ」である。
ハンバーグ専門店。故にメニューはハンバーグしかない。だからいままで行けなかったが、ハンバーグステーキ篇がある今は行けることになった。

数寄屋橋の交差点を渡ると目の前に数寄屋バーグ。



好立地だ。中に入ろうとすると、少し外で待たされ、3分程して中に入る。

中は7卓の二人がけテーブルとお一人様用カウンターに3人。つまり、最大で17人しかキャパがない小さな店だった。だからよく外で待っているのか。客層はほとんどが2、30代の女子かカップルで、どちらかというと女子が多い。ランチメニューがハンバーグオンリーなのにこの人気。そのハンバーグの大きさ(150gor200g)と4種類のソースとトッピングの有無が選べるのみ。徹底している。

店内にはジャズかかかっていて、オシャレな雰囲気でハンバーグを食べるのである。けど、ハンバーグは容赦なくジュージューパチパチ音を立ててやって来る。目の前にいた女の子があまりにも音を立てて跳ねる油にちょっとビビった様子だった。


しばらくして、ハンバーグ配膳。



ん、ボクのはジュージューパチパチ音を立ててない。あ、ハンバーグには最初からタレがかかってはなく、オリジナルガーリック醤油ソースがわけて置いてあった。おそらく音を立ててたのはデミグラスソースで頼んだ人だろう。

さてさて、ナイフで切ると、物凄い肉汁が溢れ出した。



凄い肉汁が溢れた!

まず一口。
なるほど、確かに美味い!
ふわふわながら中身ぎっしりの肉感満載。
肉汁もある。

三口目からタレをつけて。
ほう、ハンバーグがスポンジの役目をしてタレを吸い込むのか。なので、タレなしとタレをつけてのバージョンで楽しみながら食べられる。たまにライスやワインの存在を忘れそうになるほどだ。下拵えの塩・胡椒も微かに感じる。

ただ、モンブランのハンバーグのインパクトと比べるとほんの少しだけ落ちる。比べるなら「つばめグリル」のハンブルクステーキかな。それでもナイフとフォークで食べるハンバーグステーキらしい。

「つばめグリル」と同様に実力を感じるハンバーグステーキだった。次はデミグラスソースかな。


総合:★★★★
食べごたえ:★★★★
肉汁:★★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★
雰囲気:★★★★
アクセス:★★★★★
リーズナブル:★★★★

「レストラン・喫茶店 桃山」(錦糸町)

2017-10-26 10:43:10 | ハンバーグステーキ篇


【ステーキ漂流記】ハンバーグ篇 9軒目「レストラン・喫茶 桃山」(錦糸町)


ハンバーグステーキ篇を始めたおかげで、いままで【ステーキ漂流記】で書けなかった店も取り上げられる。この超昭和なレストラン……というか喫茶店の「桃山」もそう。





錦糸町にこういうレトロな喫茶店がまだまだある。

この内装。



垂れ流しのテレビ。



ギャンブル系のゲーム機がテーブル代わり。



漫画も沢山あり、本当の意味での漫画喫茶。



そしてこのメニュー。



喫茶店ではあるが、確かにレストランでもある。けど、ビーフステーキはないというね。

客層もロマンスグレーなミドルが3人。一人はくわえタバコにスロットゲームに興じてる。

店員はアラサーの若めのが二人とおばちゃん……書いたらキリがないが、ここ、ボクの行き付けの喫茶店なんだよね。だいたいはコーヒー、時にはモーニングやパフェを頼んだが、ハンバーグは初めてだったりする。

さてさて、どんなハンバーグが出てくるか。

出てくる前からハンバーグの肉とデミグラスソースの匂い。いい感じではある。


そして、ハンバーグ配膳。



おっ、目玉焼きにサラダ、スパサラダ、ライスに味噌汁、とサービス満点。

さてさて一口。
うん、ハンバーグ。当たり前だが。デミグラスソース、ちょっとケチャップ効いてるかな。おかげでホームメイド感満載。
肉汁もまあある。



外苑前の「セテ」もそうだったけど、無難なデミグラスソースのハンバーグにいっぱいなサービス、というのは喫茶店ハンバーグの型なのかな。


昭和な雰囲気の喫茶店のハンバーグ。その標準な感じはしたかな。



総合:★★★
食べごたえ:★★★
肉汁:★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★★
雰囲気:★★★★★
アクセス:★★★
リーズナブル:★★★