ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「但馬屋 虎ノ門ヒルズ店」(虎ノ門)

2015-06-19 19:33:30 | 港区

ステーキ漂流記
6月19日
134軒目「但馬屋 虎ノ門ヒルズ店」神戸牛ステーキ そともも 150g(虎ノ門)

うめぇ!
さすが神戸牛!!
もしかして、今日、日本一の店に行っちゃった?

それをのっけから言えるぐらい凄い店に行った。

今日、虎ノ門で試写があった。本当はランチで「但馬屋 虎ノ門ヒルズ店」に行き、リーズナブルに平松牧場の鹿児島県黒毛和牛のサーロインステーキ(ランチVer)を食べに行こうとしたが、微妙に間に合わない。
なら、虎ノ門で映画を2本観た後、ディナーで行ってしまえ、である。
ディナーなら神戸牛ステーキが150g各部位1万円以内で食べられる!
ということで、虎ノ門ヒルズへ。

もうね、店の外の佇まいから違う。おそらく、場違い度トップスリー。
やべー。
超敷居が高そうな店におる。
それでもお値段の高さは中の上ぐらい。「ヨシカミ」より高く、「ウルフギャング・ステーキハウス」より安い。新小岩の「内田」と同じぐらい。
で、ワイン頼んだら「ボルドーにしましょうか?」とか訊いてきた。結局、ボルドーじゃないやつにしたが、何から何まで完璧(パーフェクト)超人クラス。

てか、もう、ナイフから雰囲気が違う店は初めて。ナイフから気合いが入ってるよ。高さならこれより上の店は何軒か行って来たがどれとも違う。強いて言えば、この雰囲気はキャピタル東急の「オリガミ」に近い。

久しぶりに狼藉者な気分。
けど、最高級の神戸牛を頼んでる。そとももだけど。でも、神戸牛。文句なしの日本最上級。

10分ぐらいしてステーキ配膳。まな板の上に出て、当然の如くタレなし、ワサビのみ。まな板の上の但馬牛というと西麻布の「ビーフマンバル」もそうだが、「但馬屋」は遥かに肉厚! 店員さんより、そとももの説明。噛めば噛むほど旨味が出る、と。ん? まさか、旨味が薄いのか?

一口。

うん、これが、神戸牛!!!!

当たり前田のクラッカーの如く、ジューシーな旨味! しかしながら、「CAMARO’s DINNER」でお馴染みの青森県産黒毛和牛のような強烈な旨味とも、近江牛のような濃厚な旨味とは違う。ジューシーな旨味なのに上品。おとなしい。それでいて、しっかりとした旨味!

これが、神戸牛!

とにかく、これでもかと言わんばかりにいろいろ訊いた。
グリルはブラック&ブルーという焼き方。外はカリッと中はジューシーなレア加減。ブルーチアとミディアムレアの間の焼き方だ。

青森県産黒毛和牛の「CAMARO’s DINNER」しかり、佐賀牛の「下北ガーデン」しかり、美味い店のステーキは100g、150gでも十分。しっかりと楽しめる。

ふと、ナプキンを持ち上げた皿の上にこんな言葉が書いてあった。

牛の力はかうも偉大だ

とにかく、神戸牛のあらゆる部位を取り揃えた品揃えと超一級品質の雰囲気、サービスなどトータルで日本一かも。……より、完璧超人クラスの店を求める以外ないね!

★★★★★