OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

2010年3月 硫黄島 慰霊墓参訪問(5)  大きくなってきているかな。

2010年03月26日 | 硫黄島・小笠原村
平和祈念館前の、がじゅまるの木です。

平和祈念館は、6月の小笠原丸での慰霊墓参の時には、1日目のお弁当を食べる場所であり、また、私達、旧島民が宿泊する施設です。

輸送機での日帰り慰霊墓参では、トイレ休憩の場所として立ち寄ります。

この、がじゅまるの木の写真、記事も以前に紹介したことがありますが、旧島民の先輩の方が、2002年、この祈念館ができた時に、植樹したものです。

2006年の9月、20007年の6月、2008年の6月、2009年の6月と9月に、硫黄島を訪問して、このがじゅまるの木を見てきました。「1年ぐらいでは、そんなに大きくならないなぁ。」と感じることが多かったですが、今回は、「半年前より、かなり、おおきくなった印象を受けるな。」と感じました。

このがじゅまるの木が大きくなることは、祈念館(旧島民が宿泊できる施設ということで、私どもにとっては特別な意味がある施設です。)ができてから刻まれた歴史だと思います。
この木の大きさの分だけ、重ねた歴史が増えることになりますので、早く大きくなって欲しいという思いがあります。
コメント
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