九州の旅、まだまだ続きます。
お次は、長崎県松浦市の「鷹島」へ。
平成21年に完成したのが、この『鷹島肥前大橋』。(全長1251m)
通行料は無料です。
新しく大きな橋が出来たと聞くと、とにかく渡ってみたいのが性分。
今回も、ただ橋を渡るために行ったようなもんですな。
ちなみに、鷹島は長崎県なのですが、橋の本土側は佐賀県唐津市です。
橋を渡ってすぐのところにあるのが、道の駅『鷹ら島』。
「鷹島」のあいだに「ら」を入れて、無理矢理「たからじま」と読ませています。
かなり大規模な「牡蠣小屋」なんかもやっているようですが、今の季節は当然、牡蠣は食べられません。
道の駅の売店も、海産物がメインに並んでおりました。
せっかくなので、この道の駅で情報を収集して、島内も廻ってみます。
まず訪れたのが、鷹島歴史民俗資料館。
この鷹島は、鎌倉時代の『元寇』のとき、台風によって、元軍の船4400隻と14万人の兵が沈んだ場所。
いわゆる、「神風が吹いた」といわれる事件です。
ここには、昭和56年より始まった海底調査によって、沈没船から引き上げられた遺物が、たくさん並んでいるのです。
さほど大きな建物ではないのですが、なかなか面白かったな。
資料館のある敷地には、沈没船が見つかった海を見下ろす、展望台もありました。
海底にある遺跡としては、日本で初めて、国指定の史跡に指定されたのだそうです。
このあたりに沈んでいて、まだ調査を続行中らしいっすよ。
日比港に隣接する、この建造物は、なんとダムなんだそうです。(鷹島海中ダム)
水不足を解消するため、海岸の入江を仕切って、ダムを造ってしまいました。
雨上がりとは言え、水が濁りすぎじゃないかなぁ・・・。
最後は島の北端にある『モンゴル村』へ。
「モンゴル遊牧民の生活を体験できるレジャー施設」だそうです。
モンゴルから運んできた本物の「ゲル(遊牧民のテント)」に泊れるのがウリ。
これも、『元寇』の縁なんだろうな。
が、いくら平日で天気が悪いとはいえ、駐車場に一台も車が停まってない・・・。
休館日なんかと思っちゃったよ。
むしろ、誰もいないがゆえに入りづらく、入口見ただけで引き返しました。
海を見渡せる天然温泉もあるみたいです。
その、モンゴル村の駐車場の端にあった『必勝モニュメント』やら。
『元寇』のときに、神風が吹いて戦に勝ったから、「必勝」なのか?
なんだか、よくわかりません。
彫られている文字は、「鷹」つながりで、福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長に書いてもらったんだそうな。
そういや、道の駅で貰ってきた、島のパンフレットにも、『勝利の風が吹く島』とか『ホークスアイランド』とか、訳がわからん事が書いてあったっけ・・・・。
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