予定外に時間を喰ってしまったので、篠栗はこのへんで切り上げて、次に向かいます。
着いたのは、同じ福岡県の小郡市にある『如意輪寺』。
その道の人たちには有名な「カエル寺」です。
ちなみに、大きな通り沿いに「カエル寺」と書いた看板がありますが、こちらからだと車は停められないよ。
少し東側に下った住宅街のなかに、駐車場があります。
あ、最初におことわりしておきますが、今回はやたら写真の数が多いので、いつもより小さめなサイズにさせていただきました。 <(_ _)>
駐車場の横には、八重の塔ならぬ「八重のカエル」や、直径が1mもあろうかという、球形のカエル。
近づいてみると、落書きだらけ・・・
と思ったのですが、「空手でゆう勝できますように」とか、まともな事が書いてある。
これ、「お願いかえる」と言って、願い事を書くと叶うのだそうな。(ちなみに石造り)
誰でも書けるように、口の中には、油性マジックが常備してありましたぞ。
駐車場からは、無数のカエル像や駄じゃれ看板が並ぶ路地を抜け
出てきたところは、車のお祓い所になっています。
ここにも、周囲に「お願いかえる」がいっぱい並んでいますな。
もちろん、びっしりとお願い事が書かれています。
こんな場所でお祓い受けたあと、車を走らせていてカエルを轢きでもした日にゃ、まん丸な巨大カエルたちが夢に出てきそうだな。
で、ようやく山門なわけです。
ここからが、お寺の中。(いままでは前振り)
山門の左右に並んだ、阿形と吽形の仁王さまを模したカエル。
こういう石像って、他に需要はないでしょうに、誰がデザインしているのか気になるナ。
カエルの「七福神」なんてのもあります。
このカエルの口の中をくぐると、いい事があるらしいよ。
「抱きつき観音」。
ストレス解消・悩み解消にどうぞ。(^^;)
仏様も、カエルの上に乗っていらっしゃいます。
忍者じゃないんだし・・・・。
こちらは逆に、忍者っぽい黒カエル。
それにしても、様々な姿のカエルがいるもんだ。
(;゜ロ゜)ハッ
これもカエル?
こちらは、本堂のなか。
さすがに、ご本尊はカエルの姿ではありませんでした。(あたりまえじゃっ)
この後、観光バスで数十人の団体様が来られて、この中でご住職の法話を聞かれておりましたよ。
さて、ここまで見ると、全体が雑然としたお寺のようなイメージをお持ちだと思いますが・・・
実際は、よく手入れされた、本当にきれいにしてあるお庭なんです。
ここは「カエル寺」とともに、「花の寺」をウリにしていて、今の時期、菖蒲や蓮の花が飾られていました。
あと、全体にモミジの木が植えてあって、紅葉の季節はまた、綺麗なんだろうな。
寺の裏手、大通りに面したほうにある「人生かえる石塀」。
「人間の一生をカエルで表現した日本で初めての石塀です」との説明がありますが・・・誰も真似しないと思います(^^;)
初めてでもあり、最後かもしれないぞ。
こんな感じで、人間の一生を模したレリーフと説明が
ずらずらずら~っと並んでいます。
表情はコミカルだけど、順番に見ていくと、ちょっとホロっときました。
本堂まで戻りまして、その横にあった「かえる部屋」。
カエルの置物、カエルの形をした実用品、カエルの絵が入ったモノ、手造りの品などが、3つの部屋にギッシリ並んでいます。
ここには、三千点以上が置かれているのだそうです。
・・・って、如意輪寺のパンフレットには、「世界中から5000匹を超えるカエルが大集合」と書かれているから、お庭にあるカエル像は2000匹?
たしかに、そのぐらいありそうだなー。
ちなみに、「かえる部屋」の前では、如意輪寺のオリジナルグッズも販売されておりました。
これまた、たくさんの種類があって・・・商魂もたくましいな。
あと、ここでパンフレット貰って知ったんですが、飯塚のほうに、「子かえる寺」というのもあるみたい。
それに対して、如意輪寺は「親がえる寺」なんだそうです。
今度は、そっちも行ってみたいな。
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