時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

ぺんぺん草に想うこと。

2023-04-18 | essay
一所懸命生きてるうちに、
気が付いたら50代も終盤に近づいてきた。
それでも、少しも変わっていないところもいっぱいある。

例えば、中学生の頃と同じように、J.D.サウザーの「The Last In Love」をヘッドホンで聴く度になんだか胸の奥の背中の方がざわざわして涙が出そうになっちゃうとことか。
ぺんぺん草をみるとシャラシャラ鳴らしてみたくなるとことか。
大きい雲を眺めていると乗って歩いてみたいとつい思ってしまうとことか。
練乳チューブをこっそりチュルチュルとなめちゃうとことか。

自分が産んだ3人のコドモたちがみんな成人して
わたしはとっくにオトナなのになあ。
ジブンでも呆れるくらいドリーマーだと自覚している。
自覚できていればまぁいっか。

良くも悪くもこれがジブンだから仕方ない。
まだまだいろんなことが道半ばで、これからもっと極めたいことや挑戦したいことも一杯あるのにわたしの持ち時間で果たして足りるのか?とかふと考えたりもするけれど、先を憂いでもしょうがない。

人生出たとこ勝負。成るように成る。
なるようにしかならない。

今日も、今日をだいじに呼吸しよう。
早く目覚めた朝は早く着替えてちょっと歩いてこようか。

散歩道のあの角の家のモッコウバラもきっと満開だ。


(ヨリミチ公園のヒメジョオン)




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