同じ雲は決して無いのだけれど
「似ている空」に出会うことはあって。。。
あの日も 風が巻いて、上空にたくさんの雲のカールを作っていた。
あれからこの夏で4年。
どこへも行き場のない気持ちを抱えて眺めたあの日の空は
とてもきれいで とても青くて
上を向いてもなみだがこぼれた。あとからあとから。
似ている「空」が ふいにあの日をここへ連れてくる。
こうして、
もう決して手の届かないところにいってしまった大事なヒトを
ふいに思い出して何かを感じるのは、
わたしのココロの作用だけでなく
向こう側からのメッセージでもあるのかもしれない とも思う。
いつでもわたしの回線は解放してあるから
言いたいコト 伝えてよ。
みえなくてもいいよ。みえたらコワイしね。
みえなくても たいせつなものはこの世にいっぱいあるってことももう
じゅうぶん知ってるから。
いきてるひとも、もういきてないひとも
想えば繋がる回線があったらいいのにね。