「道をたずねる」平岡陽明著
最近は、ひょんなことでココロに飛び込んでくる本をあえて読むようにしている。
この本は、たまたまよその人のSNSで見掛けて気になって本屋さんに買いに行ったもの。
地図会社の調査員の人生。
地道な作業。。
正に地道に
道なき道をゆく。。。
「人はみな、自分の道をゆく英雄である。」
わたしは強度の方向音痴。地図にはあまり縁が無い。
この本は実在の地図会社が元になっているので
英雄談的に纏まっているのかと思いきや…
これはこれは。
長い人生の悲喜こもごもと、青春、老い、友情と人情、時にハードボイルドな逸話が縦横編み込まれた(帯びにある通り)胸熱なストーリーでありました。
どんな業界でも先駆者というものは並々ならぬ努力をして道を拓いていったのだなぁ…。
現在わたしたちが皆、便利に使っている様々なツールに改めて想いを馳せ感謝する良いきっかけとなる物語でありました。
地図がすきな方もそうでない方もどうぞ。