八月。原画展に立ち寄った。
すばらしい原画。そして飛行機への思い。宮崎監督の「素」をみたような気持ちに。
これは行かなくては。。。と思い、とうとう観てきました。
主人公は、零戦の設計者堀越二郎の人生に堀辰雄の小説を溶かしこんだ架空のひとですが、
原画展で、解説文の中に立原道造をおもわせる・・・というようなくだりをみつけました。
わたしもだいすきな詩人・建築家でもある立原道造。
高原を歩くこの主人公の細長い白いシルエット。
立原道造もきっとこういう歩き方をしたに違いない。と、勝手ながら感じておりました。
そして・・・学ぼうとするひとは、何からでも学べるものなのだなあ・・・と
サバのホネ に改めて教えられました。
これは、繊細にして骨太アニメーション。
宮崎監督の渾身の作品。ぜひ劇場で。
(厚手のハンカチ要持参!)
「飛行機は美しくも呪われた夢・・・」