時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

俯瞰的目線

2011-11-13 | essay




小学校の音楽発表会。

大勢の子どもの歌声って・・・いつ聴いてもこころにじ~んときちゃう。
圧倒的な 生きるパワーの集合体を目の当たりにしてクラクラしちゃうよ。

といっても、小学校の音楽会を聴きに来るのは長男から三人分数えるともう10年目なんだなあ。

後方の席に座るわたし。ふと、俯瞰目線で見ている自分に気づく。
ステージに立つたくさんの子どもたち、それを一心に眺めるその親御さんたちの背中。
教え子たちの立派な姿に、そっと涙をぬぐう 先生方・・・。

それぞれの家庭にたくさんの時間が流れて、赤ちゃんが成長し、小学生になってステージに立っている。
この日、こうしてここに集うたくさんのひとびと。。。
元気にこうしてこの場所にいることは、当たり前なことなんかじゃなくて、奇跡なのかもしれないよね。

たまには、そんなふうに、元気であることをありがたく思うことって、必要だ。

超反抗期突入の次男坊だって、少し前にはこうしてニコニコ歌っていたものなのになあ・・・
カワイイ頃なんて、過ぎてしまえばあっという間だ。

末娘は四年生。小学生のかわいい歌声が聴けるのも、もうあと2年かあ。

子どもは、生まれて三歳までにもう親孝行をし終えてるって、聞いたことがある。
ただただ可愛いってことが、既に親孝行なんだそうだ。

ホントにそうかもしれないねえ。

反抗期だって、本人もすきでやってるわけじゃない。
本人だって、ワケのわからん内側のイライラや、世の中の矛盾に気づきはじめて過敏になっているだけだ。

こちらはオトナとして、でんと構えていてやろうじゃないの。
って・・・思うんだけれどね。これがなかなか。

本日も怒号の飛び交う我が家なのでした~。
こういう時こそ、俯瞰的な目線で自分をも眺めることが必要なんだろうなあ。





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