黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 故障した冷蔵庫の修理

2016年02月29日 18時40分14秒 | その他


 大分前から予備の小型の冷蔵庫の調子が本調子で無い事を家内から聞いて「暇な時で良いから診て置いて」と言われて居た。最初は何時も暇人で無線三昧の私に対する嫌味か?とも思えたのだが此れは私の本職なので直ぐに調べたら後ろに有るコンプレッサーは快調に回っているし外装の鉄板は適度に暖かいので冷媒系の動作も問題は無い様である。冷凍庫のドアを開けてドア・スイッチを手で押すと冷凍庫内の冷気を循環させるファンも問題なく動作しているが冷凍庫の噴出し口から出る冷気の温度が甘い感じがした所で故障箇所はピピ~ンと閃いた。




 冷凍冷蔵庫には自動霜取り装置が付いて居るが此れは冷却器に付いた霜が連なり冷却器の目を詰まらせると幾ら冷却ファンが回っても冷却器の間をすり抜ける冷気の流れが霜の壁に寄って遮られ流れなくなるので冷却器で熱交換が出来なく成り冷凍庫の温度が甘くなる(上昇する)始末が悪い事に冷凍庫の温度感知は冷凍庫内でサーミスタに寄り電気的に検出している為に冷却器の霜に寄る目詰まりが発生すると冷凍庫内での温度検知は上昇するのでさらにコンプレッサーを回し続ける指令をマイコンが出し続ける事に成る。




 霜の壁に寄って各庫内を回っていた冷気の流れが妨げられると本来の冷凍冷蔵庫全体を冷やし続ける冷気のエネルギーは気化室(気化器が有る狭い 空間部分に蓄積され氷の固まりに成長して行く)に全て留まるので(風に寄る熱交換が出来ない為に)更に循環するべき冷気の流れが悪くなりこの現象は悪化の一方を辿る事と成る。処が自動霜取り回路が有るとコンプレッサーの運転時間を積算するタイマーが有り(コンプレッサーが回転する時はタイマーが動き停止するとタイマーも停止)大体8時間位を積算するとタイマーの接点は冷却器に取付けられた霜取りヒーターに電気を流し其の熱で冷却器に付いた霜を溶かし冷却器の目詰まりを定期的に取除く働きをする。比較的廉価な冷凍冷蔵庫や小型の商品はこの霜取りのタイミングを決めるタイマーは機械式のタイマーが大半で国内の各電気メーカーは大体同じ部品メーカーの部品を使用している。処が此れが結構な曲者部品で冷蔵庫の故障事例としては結構多い。従って今回の故障した冷凍庫の壁を分解し気化室を見たら部屋自体が氷の固まりと成って居り当然に風が流れる隙間などは全く無い状態、「やっぱりな」と確信、次に霜取り不良故障の定石である方法の霜取りタイマー軸を強制的に手動で早送りするとカチンとタイマー接点が切替わり10分程待つとヒーターが取付けられている部分の氷の固まりが緩み始めたので霜取りタイマーの途中止まり(コンプレッサー動作時間の積算が出来ない状態)即ち霜取りタイマーの部品不良と言う事が判明した。




 我家では私の勤務先の事も有り電気製品は基本的に松下製品で他社の商品は殆ど見当たらない。処が今回の故障した冷蔵庫は我家では珍しい東芝製の商品で不思議に思ったら娘が大学に入学した時に岡山で現地調達した物を持ち帰った様であった。従って顔見知りの近所の電気屋さん(ナショナルの店)では部品を頼みにくいので大型量販店へ注文しに行った。カウンターの女性では部品名を言っても解らないだろうと思い型番と部品の取付けられて居る場所と形を絵に書いて持って行ったら予想して居た通り遠回しながら「御客様で此の部品を交換出来ますか?」的な感じの対応で上から目線の素人を相手にしている感じ「御迷惑は掛けませんので注文を御願いします」と行って帰って来たら二日後に家に電話が入り注文内容の確認が入って相手にはメーカーからの分解図を見ながら確認してっ貰ったのに如何も注文が旨く出来て居なかったのか?1週間位して前回のお釣りの払い渡し不足が有るので御来店下さいの案内電話があった。其の時に冷蔵庫の部品入荷の確認を取ったら注文が出来て居なかった様子、然しながら流石に商売上の信用問題に成る金銭問題で電話をして来た係りの人なので「すっぱりとした対応」で次の日には部品代とメーカー在庫があった事の連絡が入り一安心、昨日に再び同人から入荷連絡を貰って本日に受取し交換して漸く一件落着の運びと成ったが矢張り大型量販店の泣き所のサービス関連対応はまだまだの実感、補助の冷蔵庫で私も急いで居なかったし最初から大きな期待もして居なかったので腹も立たなかったが客寄せのチラシに書き込まれて居る立派なサービス対応内容には程遠いものを感じた。そもそも期待する事自体が無理なのかも知れない。



 



 明谷梅林パートⅣ

2016年02月29日 17時44分53秒 | その他


       

 



 昨日昼ごろに大型量販店から電話が有り可也前に注文して居た冷蔵庫の部品が入荷した旨の電話連絡が入ったので今日の昼前に受取に向かった。最初は部品の受取の後に此の前から足繁く通っている梅の名所である明谷梅林へ寄る予定であったが出掛ける前は曇りであった天気が急に変わり時々青空が見え始めたので急遽予定を変更し先に明谷梅林へ向かった。




 前回は訪れた時には最盛期には一寸早い感じがしたが先週の週末は可也暖かかったので開花が可也進んだ様子で一部の路面には散った梅の花びらが少し落ちている。中心地の無料駐車場も30台ほど車が停まって居て道路両側には散策する人達が結構居た。ここ数年間は毎年梅を見に訪れて居たが何時も時期的に遅く訪れて最盛期を外してしまって居たが今年は其の時期を外さない様に定期的に訪れて今回4回目にして初めて此の明谷梅林の良さを実感する事が出来た。車を駐車場に入れ散策を始めると梅の花の匂いが辺り一面に漂い中々良い感じ「梅に鶯」とは良く言われるが鶯の初鳴きは残念ながら聞こえなかったが1Km程をゆっくり散策すると少し汗ばむ程の陽気で気持ちの良い時間を過ごした。