黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 私の楽しい玩具

2015年08月31日 11時21分17秒 | その他


   

 


 私は子供の頃から星を見る事が大好きだった。其処で小学校低学年時に紙筒と虫眼鏡を利用して小さな望遠鏡を作ったりしていたが(望遠鏡等と言える代物では無かったが)当然の如くまともに月面のクレーターさえ観測する事は出来なかったが結構其の気に成って楽しんで居た。とにかく小学校の低学年の時はテレビ等が一般家庭に普及して居なかったので夏休みの夜は「いっきゃく」と言われていた夕涼みをする涼み台の上に大の字に寝て夜遅くまで飽きもせずに星空を眺めて居た。其の後、兄が土木測量に使う廃棄したトランシットの鏡筒部を外して持帰り其れで月のクレーターを見せてくれたが倍率は高くは無かったが測量に使うほど精巧に出来た或る種、望遠鏡なので非常に綺麗に見えて感激をした事が有った。



 其れから私の兄が在る日、雑誌の懸賞か?付録だったのかは忘れてしまったがポケットに入る様な小型の筒状の中央部に蚊やトンボの羽の一部を薄いガラス板に挟んでセットして片方の覗き窓から見ると其の部分が拡大して見られる小型の顕微鏡と言えるのか如何か解からないが怪しげなものを持っていた。此の時に驚いたのは蚊の体を見ている時に心臓なのか暫く体の一部が動いたり吸った赤い血が溜まって居る場所が拡大して見る事が出来て興奮した事を覚えている。



 今思い返すと子供の頃から何かに興味を持つ時には必ず何かの形で兄の存在が大きく影響している。剣道や船やアマチュア無線に興味を持ったのもそうだしスク-ター等は小学校4年生頃には家の前の田んぼの中を乗り回して居たし(公道は走って居ません)空気銃等は田んぼの中に的を立てて家の中から射撃してハンディを貰って兄と争って居たHi、猟銃や当時としては珍しかったライフル銃も射撃で撃った経験が有るが私は小心者で飛び道具で動物を殺生する事は出来なかったので此の趣味だけは唯一兄の御伴をした記憶が無い。



 本題だが少し前に兄の所に遊びに行ったらニコンの顕微鏡が有り多分、分解掃除する為に可也ばらした状態で組み立てるのが面倒くさく成ったのだろう「お前、要るんだったら遣るぞ!」と軽く言ったので「ほんま?」と聞き返すと「おう」と言ったので気が変わらぬ内に早く持帰ろうとしたら何と其の奥に程度の良い写真撮影用の筒が付いた同じニコンの顕微鏡が隠して有ったので駄目元で「同じくれるんだったら此方が良いなぁ」と言ったら「あほか?調子に乗るな!」と笑いながら怒られた。



 ニコンの顕微鏡など欲しいとは思っても遊びでは中々手が出ないので有り難く頂戴したが予期せぬ事で有ったのでホクホク顔で家に持ち帰ったが家内が其れを見ると「此れ買ったの?」と早速に不審そうなチェックが入ったが今回は、やましい事が無いので何時に無く堂々と「兄貴から貰って来た」と言ったが本当かな?と少し疑っている様子、日頃の私の行動が怪しいので疑られても仕方の無い事だが今回は堂々と「嘘と思うなら電話でもしてみな」と胸を張る事が出来た。



 其の後、趣味で色んな標本を顕微鏡で見て来たが標本の写真撮影が出来ない機種で有ったので写真撮影が出来る様にしたいな?と前々から思立ち半年以上前からオークションで双眼部分の後部に写真撮影用の鏡筒が付いている部材を物色していたが中々見付からなかった。偶に出品が有っても2個の必要ない接眼レンズ付きの物だと程度が良いと流石にレンズのニコンなので3~5万は軽く吹っ飛ぶ!接眼レンズは始めから双眼タイプが付いて居たので必要無かったので其の部分だけと成ると中々見付ける事が出来なかったが先週に偶々、此の部分が出品されていて競合も無くオークションの開始値段で其の侭落札、待ちに待った其の部分を手に入れる事が出来た。



 写真の様に写真機(暗箱)は2台付いているがフィルムタイプの写真機では今の時代ではコスト的に合わないのでデジカメに変更したいのだが此のカメラのマウントをインターネットで調べたら「Lマウント」らしく現在では殆ど使われて居ない感じでアダプターを探すか無ければ作らねば成らない。



 何せ型番が古いので其の辺の部材をメーカーで取寄せる事は出来ないので時間は掛かると思うが如何にかしてデジカメで写真撮影が出来る様にしたいと思うのだがひょっとするとフィルム撮影で終わってしまうかも知れない?「其れが出来て如何するの?」と家内の様な事を言われると返す言葉が無いのだが?何か興味有る事に夢中に成って居る時は非常に楽しい。まして中学生の頃に白衣で顕微鏡を覗く職業に憧れ一時は科学の道へと進みたいと思って居た私が腑とした事でアマチュア無線に興味を持ち足を踏み外し電気の道へ進んだので潜在的な思いが顕微鏡を手に入れた事で今、爆発して居るのかも知れない。家内にとっては困った爺さんて処だろうか?

 


本格的な一眼レフのデジカメが欲しく成り物色中

2015年08月30日 17時32分49秒 | その他


 私は長期の旅行をする関係で沢山の写真を撮るのだが余りカメラに執着する方ではなかったがデジカメの導入は早い方で有った。初代はエプソンのCP-800S次がCanonのAL-700(PC1169)続いて同じくCanon A3400IS(PC1737)を最近はオリンパスのデジカメを使用していた。実はフィルムカメラはオリンパスのOM-1を使用して居たのでCanonから宗旨替えを行って現在はオリンパスのデジカメを使用して居るのだが「如何もフォーカスが甘く気に入らない」以前のCanonだと適当にシャッターを切ってもトラブル無く写真が取れて居たので問題は無かったのだが現在のデジカメは望遠が付いて居るだけに意識せずにシャッターを切った場合に時々失敗写真が有る。購入時には余りトラブルは無かった様に思うのだが昨年の北海道の旅行時に2回程、落下させたので其れが原因かも知れないのだが?



 気にしだすと気に成る物で最近は無性に本格的な一眼レフのデジカメが欲しくなった。年金組みに15~20万の新品のデジカメは勿体無く手が出せないのでニコンの中古のデジカメ出来ればD7000クラスを物色しているのだが中古と言えども結構な値段がするので慌てる事無くユックリと探そうと思って居る。手頃な物が手に入れれば無線の方は卒業してストカーと思われない程度に若いお姉さんの追っ掛けか?無難な景色の写真を撮りに出掛け様と思って居る。


 ハイバンドでQRVする局の減少を実感する日々!

2015年08月29日 17時54分29秒 | アマチュア無線


 今日は久振りに外出して昼間は家に居なかった。夕方の17時頃に家に帰って早速に無線機のスイッチを入れたら偶々トランシーバーのバンドスイッチが50MHz帯に成っており此の周波数から聞き始めたがSCOPを見ると50.180~50.230MHz辺りの周波数で沢山の波形が見えたので国内コンディションが開けて居る様子、早速空いている周波数を探し始めたが日頃良く使う50.220MHz辺りは出る隙間が無い状態で仕方なく50.200MHzで周波数の空きを見付けてCQを出し始めたが4~5回ほどCQを出しても全く呼掛けてもらえず次で駄目なら下の周波数に下がろうと思いながら出したCQに7エリアからの呼掛けが有り其の局とのユックリとしたQSOが始まった。



 其の後は交信が終る度にCQを出しての交信が4局程続いたが交信出来たのは7~8エリアのみで其れ以外のエリアとは交信する事は出来なかったので50MHz帯を諦めて21MHz帯に下がると此方もSCOPを見ると21.170~21.230MHz辺りまで波形が沢山見えて居て可也国内コンディションは開けて居る感じ此方の周波数も21.200MHzでCQを連発したが応答が無いので諦めてSWLに早変わりして聞き始めたら1エリアが強力に入感している。四国で関東エリアが強く入感している状態は国内コンディションは一番良い状態なのだが一局も交信出来なかったのは不思議な感じがした。



 ハイバンドは此処数日国内の強い信号を聞く事は無かったがコンディションの良し悪しも関係するが矢張り其の周波数でQRV出来る局の絶対数が多いか少ないか?の方が寄り強く影響している様に思えてなら無い。平日には運用出来ない現役組が週末に成るとアクティビィティーが上がり其の分、運用局数が増える分だけQRV数が増えて交信のチャンスが増えている様に思えてなら無い。此の辺にもアマチュア局の減少がコンディションの良し悪し以上に影響している様に私には思えるのだが果たして?












 如何にも成らないコンディション

2015年08月28日 21時28分30秒 | アマチュア無線


 今朝も5時前に起きて14Mhz帯を聞いたが私の所では何処も聞こえず7MHz帯に下がりLZ1ND(7MHz,CW)交信しただけ矢張りコンディションは可也悪い感じがして無線の方は早々とQRTした。ハイ・バンドの国内方面は昼間に時々聞いてみたが殆ど国内は聞えず秋型のコンディションに変りハイ・バンドのオープンもそろそろ終わりかな?の感じ、する事が無いのでテレビのお守りで今日一日は過ぎてしまった。
































 安物買いの銭失い!

2015年08月27日 22時57分17秒 | アマチュア無線


 今朝は04:30JST頃に起き出し14MHz帯を聞いたが海外の信号は聞えず7Mz帯に降りて聞き始めた近くのR100WWS(7,CW) R15CWC/3(7,CW)とは問題なく交信出来たのだが其の後にCWモードでEUの局を2局ほど呼掛けたが全く反応無し??



 最初は気付かなかったがSWRの値がキーイングに合わせてフラフラしているので「おかしいな?」と原因を調べて行くと4回路の同軸切替器に接続している7MHz帯のアンテナのコネクターがガタガタ状態、台風が来る前の日にはアンテナ・コネクターは全て外して居たのだが台風が通り過ぎた段階で接続をしたのだが其の段階でMコネクターを最後まで確りとねじ込みが出来て居なかった様子?外側は少しネジは掛かって居たのだが心線の部分のピンが十分に接触していなかった状態に成って居た。



 M型のコネクターの安物を買うと若干ネジ山のピッチが違う物が有りコネクターを締め込んでいく段階で外の部分は競合って回ら無く成るのだがピンの部分が十分にメン側に圧着していない常態に成る事が有る。此の7MHz帯のアンテナのM型コネクターは以前から其の様な傾向は有ったのだが日頃は余程の事が無い限り外す事は無いし、朝早起きして寝惚け眼の状態で接続したのだろう?思わぬ失敗の巻・・・・問題の箇所に気付くのに時間が掛かり対応が終った頃には確りと周囲は明るく成り海外向けのコンディションは終ってしまって居り今日は思わぬ不覚を取ってしまった。


 台風後の飛んでるチェック

2015年08月26日 21時22分24秒 | アマチュア無線


 台風は四国から見ると可也西側を通過したが前にも書いた様に此のコースを通過した場合は四国では結構大きな風が吹く、午前中も9時~10時辺りに強い風が吹いて居たが夕方の14時~16時頃に断続的に強く吹く風がアンテナには結構堪えて可也方向が変って居たが特に7MHz帯の3エレ八木アンテナはブームを完全に固定して居たのでエレメントがまともに風を受けて各エレメントは大きく弓なりに反っていた。



 エレメントが可也バタついて居たので今朝は7~21MHz帯で問題は無いか?飛んでるチェックをする事にしたが21MHz帯はコンディションが殆ど開けずチェックは7,14MHz帯に成った。


  S56OT(7,CW,599)            RU9UX/0(7.CW,599) 

 

       GC4BRS(14,SSB,59)  OE5POP(14,SSB.55) 

 

       R2015SS(14,CW,599)



 交信相手は近距離の海外で有ったがアンテナの電気的なダメージは無かった様子で一安心した。


 八木アンテナ系に台風被害は無かったけれど思わぬ事で?

2015年08月25日 19時11分31秒 | アマチュア無線


 台風15号は九州に上陸し北九州を通過して日本海に抜けた様であったが25日の朝09:30JST頃に阿南市は少し強い風が吹いた。其の後に台風が日本海に抜けた夕方の吹き返しの方が強く、時折、瞬間最大で30m/S程度の風が吹いた様であった。此の程度の風では各アンテナに対する被害は無いとは思って居たが各ビーム・アンテナの方向は其々に本来の方向とはズレてしまった。(ローターが壊れない様に強風時にはずれる程度にUボルトは締め付けている)



 家内は此の日は出勤日であったので8時前の雨がザンザン降りの段階で出勤して行った。出掛けて30分後に家内から電話が掛かり「お父さん私の車の後ろの窓のワイパーが見当たらないので探してくれない?」と訳けの解らぬ内容・・・・・私としては何の事か意味が解らないので「こんな凄い雨の中をワイパーを探せと言われても言ってる意味が解らんわ?」と答えると「家の駐車場を出る時、後ろで大きい音がしたのでアンテナの線か何か?を引っ掛けたかも解らないので調べてみて」との事らしい。

 

 多分職場に着いてから後ろのワイパー金具が無く成って居る事に気付いた様子であった。普通、大きい音がしたら車を止めて確認すると思うのだが?多分大降りの雨だったのと会社に遅れそうな状況で外に出ずに其の侭走ったのだろう?家を出る時間が何時もより20分近く遅かったので「慌てて行くと風が有るし事故を起こすよ!早く行かないと」と苦言を呈した後だったので「何をやっているんだ!本間に」と腹立たしく思ったものの確かに家内が駐車している場所の上空には3.5MHz帯の逆Vの片方のエレメントが張ってあるので「まさか?」とは思ったが窓から其の方向を確認した。其の時は凄い雨だったので2mmφの銅線のエレメント部分は良く見えなかったが最終端の碍子から電柱への綿ロープは10mmφ位あり其の部分が空中にある事を目視する事が出来たのでワイヤーアンテナには問題が無いと思っていた。



 昼前の少し風雨が落ち着いた時に再度、外を見て確認するとエレメント中央部が空中で見えないので「まさか?」と思いながら外に出て確認すると給電部のバランを吊上げている5mmφ程の綿ロープが切れて8D2Vの重さで給電部は草むらに落下していた。此の部分は金属線で取付けたら過去に金属疲労で切れた経験があるので其れ以後は必ず確りした縒り数の多い綿ロープを使って居るのだが何故か其の部分が強く引っ張られた時の切れ方で段々と細く成り数センチ先で完全に切れていた。

 

 此の部分は1ヶ月前に点検していたので安心していたしワイヤーアンテナが此の程度の風で落下して然も偶然に家内の車のハッチバックのドアのワイパーと窓ガラスの間に挟まりワイパーを捥ぎ取る事など全く想像だにして居なかったしバランを吊上げているロープが切れる事等は全く頭の中に無かったので午前中は家内に対して電話で「そんな馬鹿な?」と強気に出たのだが「此れは少々拙い事に成ったな」と思った。


 今後、此の事に対して恨み辛みを言われる事も敵わないし、何より過去に於ける私の不徳で無線嫌いに成った家内に更なる不快感を植え付けては今後の無線運用の展開に問題が起きると判断した私は家内の帰宅と同時に平謝りで車の修理代は私持ちで事態の収拾を申し入れたが其の事が日頃の私の言動と随分違い過ぎて意外だったのか?「そんなに気を使わなくても良いわよ」と優しく言われたが三年先か?五年先に?此の事を何かの時に持ち出されると困るので本日は休みの家内を外食に誘い昼御飯を御馳走して来たら効果覿面で上機嫌で有ったが此の効果が未来永劫に渡り継続されるかどうかは些か疑問のある所だが取合えず問題の解決を行った。落ちたワイヤーアンテナは本日の午前中に修復したがビーム・アンテナの方位ズレは毎回の事で仕方が無い事、明日にでもタワーに上がって直そうと思って居る。










 24日は海外が良く聞えていた。

2015年08月25日 16時00分37秒 | アマチュア無線


 台風が接近するとお空の(無線)コンディションが上昇する等と良く聞くが、私は其の様な事態に遭遇した経験は無かったが昨晩は21MHzのコンディションは可也良かった。ハイバンドのコンディションの掌握の為に午前中と夕方の時間帯は保々毎日、各バンドのチェックをしているが夜の遅い時間帯は(21~24時)余り聞く事が無い。しかし23日の夕方から夜に掛けての状態は良かったので昨晩は少し聞いてみた。



 理由は他にも有り大型の台風が近付いている時は毎回「ひょっとすると今回の台風でアンテナが壊れるのではないか?」の不安が有るので一局でも多くの方と交信しようと大型台風が近付くと急に当局の運用熱は上がる事に成る。従って24日は何時も寄りは長時間、各周波数帯で運用したが夜の21時~22時に掛けての21MHz帯は可也賑わっていた。

 



    聞えて居た局

  YL/RM5M/P(14,CW) A61Q(14,CW) LZ2HR(14,CW)

 

  I0QMN(7,SSB) IK0FGL(7,SSB) IZ4RCQ(7,SSB) 

 

  4L4WW(21,SSB) EN1000U(21,CW) A61KM(21,SSB) 

 

  ZD7FT(21,SSB) TM36CMVA(21,SSB) UY5VA(21,CW)



  DL65DARC(21,CW) F4WBN(21,SSB) A65BG(21,SSB)

 

  3B8FR(21,CW)

 今朝もコンディションは期待出来そうであったが台風の関係で運用しなかった。

  





 無線業務の問題点の「台風対策」

2015年08月24日 16時13分00秒 | アマチュア無線


 今回の大きい台風は九州に上陸しそうな感じで嫌な予感がする。毎回の事だが台風が西日本の何処かに上陸する可能性が伝えられると其の予想進路で一喜一憂する事に成る。最近は気象衛星の発達で可也前より各種の情報が齎されるが矢張り進路を意識しだすのは沖縄周辺のどの辺りを通過するか?によって決まって来る。今回は最近には珍しく九州の西側の海上を北上し北九州辺りに上陸し日本海に抜けるコースが予想されて居るが此れは結構 四国地方にとっては嫌なコースで進路の東側に当る四国は結構長い時間、風雨にさらされる事に成る。



 もう20年以上も前に成るが良く似たコースを辿り福岡に上陸した大風19号が徳島で最大瞬間風速53m/Sを記録した事が有ったが此の時は我家のアンテナ・システムも結構被害が出た。第二タワーのマスト・ポールがタワー最上段にあるマスト・ベアリングを出た所で少し曲がったのと18~24MHz帯のクリエート社の248Aの第一導波器のエレメントの半分が一番太い部分からスッポリと抜けて行方不明に成って近所を1週間探し回ったが遂に見付ける事は出来なかった。其の他のエレメントは全てブームに近い所からV型ビームの様な哀れな姿に変り仕方なく廃材に成った思い出が有る。



 其れより困ったのは第二タワーのマスト・ポールの曲がった事、此のマストには7MHz帯の2エレ八木と248Aが取り付けられていたが御互いの干渉を避ける為に可也距離をあけて取付けて居た事によりトップヘビーの状態に成り2インチのガス管が簡単に曲がってしまった。曲がった角度は余り大きくは無かったので其の後十数年は其の侭で使用して居たがアンテナの方位に寄ってフロント側が上を向いたり下を向いたりして見た目が悪く其の後、葛藤の毎年で有ったが2エレの八木を降ろす事とマスト・ポールの交換は素人の私には荷が重く中々其の気持ちには成らなく放置していた。



 其の後、2005年に7MHz帯の短縮2エレ八木のトラップ部分にトラブルが発生し、已む無くタワーから降ろす事に成った時、十数年来の懸案で有ったマスト・ポールの引き抜きの作業をする事に成ったが何せ我家の前の道路には大型重機(クレーン車)が入らない為、其の作業は全て私一人の手作業で遣らなければ成らなかったので大変で有った。其の中で一番大変と思ったのはマストの抜き出し作業で然もタワー部に沈んで居る長さは約2m程度だがタワーから飛び出している長さは3m強有るので吊りしろが無いのでポールを途中で切断し引き抜かなければ成らない事と切断後に当然ポールは倒れるので切断面の上側の長さのバランスが取れる場所にロープ掛けする為に曲がったポールによじ登りロープ掛けをする金具の取付けやロープ掛けをする作業は結構スリリングで初めての経験で私はビビッタ。

 

 そしてタワの一辺の支柱に滑車を取付けた吊り棒を固定しマストポールの中央部にロープで張力を掛けた状態でロープを固定しサンダーを使い周囲を均等に削りマスト・ポールを切断した。当初、頭の中で考えた時には切断と同時に上側のポールが水平に成る段階での衝撃でどの様な状態に成るのか?何せ此の時点ではタワーには作業台が取付けて居なかったので狭い作業空間でどの様に対応したら良いのか解らない状態で有ったが「案ずる寄り易し」でのこぎりで切った様にはスッパリとはポールを切取る事が出来なかった事が幸いして最後はポールを手でコキコキと左右に揺らして分断したのでポールを水平にする事も衝撃が無くスムーズに作業を終える事が出来た。



 次の難題は二重管にした凄く重たいマストポールを如何にしてタワーの中心に通すかであったが?此方はタワーの外側を吊り上げてタワー上部のマストベアリング側から入れる遣り方が作業的には一番楽で有ったが長さが6m強も有るので吊り棒が最低でも3.5m位は必要で重量の関係で万一吊り棒が折れた場合に下で作業をしている者の(家内の)頭上に落下する可能性がある為に安全第一を取りタワー下部の斜めの補強材を数箇所外し其の空間を利用してタワーの中にマストポールを入れ込み其れを吊り棒から垂らしたロープをマストベアリング~ローテーター台の中心の穴を通し下まで垂らしてマストポールの上部先端の細工をした箇所にロープを接続して解り易く言えば「針の穴に糸を通す要領」で吊り上げる事にした。

 

 此れだとポールが落下しても(何せ総重量が70Kgを越える重量を長時間家内一人で保持する事は難しいと考えた)タワーの内部を落下するので危険性が少なく成ると思ったからだ。結果的に作業は問題なく進みマスト・ポールの先端が少しマスト・ベアリングを出た所でシメラーで固定し後は私が一人でシメラーで20~30cm吊り上げては上に上がりマストベアリングのボルトでポールを固定したらタワーを下がりシメラーをセットして上側のボルトを緩めシメラーで持ち上げシメラーの吊りしろが無く成れば上に上がりボルトで固定してという動作を何回も繰り返しマスト・ポールを完全に持ち上げるのに高さ2m少々の間を何十回となく上り下りした。此の地道な作業に寄り十数年振りに長年の課題は克服されたが本当に疲れる大変な作業であった。



 此の作業をして今年で10年目、アンテナ自体のトラブルは何回か個々に発生したがマストを含むアンテナを回転させる部分は何とか今まで正常に動作している。しかし今回の台風のコースは正に同じ様なコースを辿って居るし、今回は場所によっては最大瞬間風速が71m/Sを記録したとか言われて居るので何か?不気味な感じがしている。私が過去のブログに書いて居る様に費用は当然だが「電波の飛びは掛けた労力と危険度に比例する」が長年のアマチュア無線で体験した私の自論である。しかし此の歳に成るとタワーに上がるのも最近は億劫に成ったし此れだけ力を入れても後 どれだけ無線を継続出来るか?等と考えると段々とアンテナに対して力が入ら無く成って来た。



 しかし流石に今回の事前台風情報を聞くと心配に成り今日の午前中にタワーに1時間程上がり点検と出来るだけの台風対策はして来たが後は「運は天に任すしかない」何とか無事に台風を遣り過ごしてくれれば良いのだが?祈るしかない。








 内外共に矢鱈と長いコール・サイン!

2015年08月24日 14時53分52秒 | アマチュア無線


 昨日の早朝は7MHz帯の海外に対するコンディションは先ず先ずで海外の信号がt強く入感していたので夕方に念の為にハイ・バンドを聞いてみた。24MHz帯は内外共に何も聞こえ無かったが21MHz帯を聞いてみるとSSBの周波数帯にドイツやイタリアの局が59プラスで強力に入感していた。通常なら此れ程強く信号が聞える場合はEUの中央部が同時に聞える筈だが此の時間帯は限られた地域だけしか聞こえ無かった。私も久振りにSSBモードで2局と交信したが交信終了後も相手局はCQを連発していたが信号が強く入感している割にはJAからの呼掛けは無く相手も諦めたのか?信号は途絶えた。



 夜の就寝前に此れ又14MHz帯を久振りに聞いてみたら珍しい場所からの局では無かったが22:55JST~23:40JSTまでにCWで7局程と交信したが どの局のコール・サインも特別局なのか?数字が並んだり矢鱈とサフィックスが長い局が目立つ、国、内外ともアマチュア無線局の減少化の影響か?アマチュア無線の賑わいの為に特別局の乱発や何かの記念日に託けてのアワードや其れに伴う特別局の運用が可也活発化している。今後更に無線局の減少傾向は強まると思うので此の状態は今後続きそうな感じがする。




  HG901IARU, R2015KM, R164VM, R15CWC/4, 

  R15CWC/7,  SN2ENIGMA, R15CWC/0  



 少し読めて来た7~14MHz帯のコンディション・

2015年08月23日 10時28分42秒 | アマチュア無線


 昨日は04:30JST頃に起き出して各バンドをチェックしたが14MHz帯辺りは既にDX向けのコンディションはフェード・アウトした感じで殆どDXの信号が聞えなかったので?もう少し早い時間帯の各バンドのコンディションを掌握する為に昨晩は何時もより少し早めに就寝した。私が寝ている部屋は南側と西側に蹴上がりの窓が有り南側の3m先には農業用水が流れて居て可也の流速で水が流れて居る為に空気が冷やされて二つの窓を開放すると真夏の最盛期でも夜は全くクーラーを必要としない。近所には人家も少なく夜は人通りも全く無いので窓は開放して寝ているのだが最近の様に少し秋風を感じる季節に成ると夜中は涼し過ぎて寒い位の状態に成る。昨日は少し強めの風が終日吹いて居たので朝方にクシャミが出て目覚めた。



 時計を見ると02:35JST「少し早いな」とは思いながらも起き出して隣の部屋にある無線機の電源を入れた。先ずは高い周波数からと聞いてみたが21~24MHz帯はまったく海外の信号は入って居なかったので14MHz帯に下りるとCWの信号は結構入感して居たが全体的に信号は弱い感じそこでDXクラスターを見ながら7MHz~14MHzを上り下がりしながら聞いて居たが1時間位は呼掛ける事無く受信のみ・・・・



 其処で解った事だが14MHz帯は04:00JST辺りからDX向けのコンディションは落ち始め04:40JST辺りでフェード・アウトして行く、逆に7MHz帯は04時を過ぎた辺りから徐々にコンディションが上り始め05時の前後30分が一番信号が強く聞え05:30JST辺りの時間帯に成ると突然バンドノイズのレベルが倍以上に成ったと思ったら2~3分後には国内の信号が入り始め やがて海外の信号は国内の信号に押さえ込まれて仕舞い段々と受信に苦労する状態に成る。今日の徳島の日の出時間は調べると05:28JSTだったので此れはピタリと当て嵌まって居る。



 今日の運用面でも受信を開始したのは03時前からであったが実際に交信を開始したのは03:54JSTからで最後の交信は05:47JSTで終っている。

 



                      今朝聞えていた局



  RU4SO, R15CWC/1, LZ250MM(14Mhz) EN1000U, 

 

       R15CWC/4, HS3NBR/P, OL20ARDF, S53A,  TK4LS,   

 

   一局を除いて7MHz帯、 モードは全てCW




 此れから考えて7MHz帯なら日の出時間の1時間前からの受信開始で良く14MHz帯は更に前の深夜の時間帯にコンディションのピークが有りそうだが最近は真夜中に起き出して無線をする元気も馬力も無いので暫くは7MHz帯一本に絞って聞いてみようと思って居る。



 其れと10MHz帯が良く聞こえて居る様子で(7MHz帯と良く似た時間帯)今朝、私も聞いてみたが当局のアンテナで微かに聞こえて来る程度、何局か呼掛けてみたが全く応答が無い状態・・・矢張りビーム・アンテナの必要性を実感する。


 朝のDXコンディションは既に秋型に移行か?

2015年08月22日 12時00分07秒 | アマチュア無線


 最近アンテナが本調子に成ったので早朝(3時~4時の間に)に起きてDXの信号を聞いてみようと思うのだが何故か最近は思った時間に起きられなくて寝過ごしてしまっていた。今朝は04:30JST頃に如何にか目覚める事が出来た。今日は久振りに朝から天気が良かったが日の出が遅く成って居る性か外はまだ少し暗い状態で随分気候が進んでいる感じがする。最初は14MHz帯から聞き始めたがCWの周波数は何も信号が聞こえず無線機が壊れて居るのか?と錯覚する程に静かな状態・・・・・



 其の上の周波数も聞いてみたが全く聞こえない状態なので7MHz帯に下がってみたら国内は此の時間帯では殆ど聞えないが海外の信号はSSB,CWモード共に結構聞えて居た。此の時間帯はSSBの大声は出せないので仕方なくCWで聞える局は片っ端から呼掛けたがUゾーンは呼掛けると殆ど一発で応答が有るがイタリア辺りのEUに成ると極端に応答率が悪く成り何回も呼ばないと応答が無く矢張り7MHz帯の電波は飛んで居ない事を実感する。矢張り7MHz帯を本格的に遣るには最低でも30mHタワーが必要である事を痛感する。其の中でも今日はコンディションが良かったのか10局程が聞えていた。



  YU45D, UE19N, OT4A, S560T, RC1M/1, R920RZ,

 

   RU4SO, IK1WEG/8, ISO/OM5ZW,  9A/DD2ML 

 

       等のCW信号が強く入感していた。



 国内の信号は6時頃までは余り聞こえ無かったが此の時間を境にバンドノイズのレベルが上がると漸く国内の信号が入り始め2~3分後には59プラスでガンガン入り始めた7MHz帯もすでに秋型のコンディションに変ったな?と感じる今朝のコンディションであった。明朝はもう少し早い時間帯に聞いてみようと思って居る。

















 コンディションは段々と秋型に!

2015年08月21日 22時35分17秒 | アマチュア無線


 最近は夏疲れと「どうせ聞いても聞こえ和いだろう?」の思いで早起きはして居なかったが今朝は5時前に起床して14MHz帯を聞き始めたが思いの他に海外の信号は聞こえず仕方なく7MHz帯に降りた。珍しい所は聞こえ無かったがバンド・ノイズレベルレベルは低く電信周波数では何局か聞こえて居てコンディションは悪そうな感じには思えなかった。例に寄って受信出来る局は片っ端から呼掛けて交信出来たがイタリアの局だけは2~3回呼掛けたが電波が届いて居ない様子で応答は無くCQを連発された。

 



                今日の海外との交信実績



 YU7XX(7MHz,CW)                             YU5VV(7MHz,CW) 

 

   OM2015TITANIC(7MHz,CW)   R15CWC/6(7MHz,CW)



 最近は7MHz帯の国内の信号が聞こえ出す時間帯が段々と遅くなり06:00JST頃でもEU方面との交信が可能である反面今朝は14MHz帯の海外からの信号が殆ど聞こえ無かった。少しずつでは有るが確実に秋型のコンディションに移行している様に思われる。


勝っても負けても目に涙

2015年08月20日 17時54分08秒 | スポーツ観戦


 今日は東海大相模(神奈川県代表)と仙台育英(宮城県)の決勝戦が行われた。最近の高校野球では四国の高校野球のレベルが落ちたのか?ベスト8辺りには四国のチームが余り残らなくなった。今大会も1回戦で四国のチームは4校とも早々と姿を消してしまい其の意味では残念ながら興味が薄れてしまい前半線は余りテレビを見て居なかったが2回戦辺りから前評判の高かったチームの試合を時々見始めた。



 インターネットでの優勝候補の人気ランキングでは二人のMAX150Km/sの速球投手を擁する東海大相模が他を離し1番、その次が仙台育英と敦賀気比が同列で並び其の次のグループが早稲田実業と関東第一で有ったが此れ等はデーター分析を基に予想されて居るので見事に当たっている。しかし私自身の予想では敦賀気比は最初からベスト4には残れ無いだろうと予想していたが?根拠が無い予想の割には的中した。春の選抜で優勝した敦賀気比には連覇と言う大きいプレッシャーがある上に其れ成りの自信が有ったと思うが其れに立向かう「負けて元々」の無欲の挑戦者側の気持ちほど怖いものはない。何より野球の勝負には実力も必要だが時の運も必要で四国の明徳には延長戦で4-3で勝ったが連覇を出来る様な圧する様な強さは感じられ無かったし、時の運も何時も同じチームに傾く筈も無い事は周知の事実で有る。



 今大会は早稲田実業が前評判が高く私は初戦は見逃したが其れ以外の試合は全てテレビで見たが強力な打撃で圧する様な迫力を感じ準決勝は接戦か?大差の試合で早稲田実業が勝つと予想して居たが一線級の仙台育英の投手には散発のヒットで敗退、前半の2アウト、満塁のチャンスでしかもバッターは4番打者の加藤君の時にセカンド・ランナーが牽制球でアウトに成った段階が勝負の分かれ目との?嫌な予感がしたが其の思いが的中してしまった。



 今日の決勝戦は東海大相模が前半で大きくリードして大味な決勝戦に成る予感がしたが途中で小笠原投手の速いストレートに的を絞った仙台育英が反撃して同点に追いつき一時は仙台育英ペースの試合運びの段階も有ったが9回の表の小笠原君のホームランで雰囲気はガラリと変り東海大相模が10-6で仙台育英を押し切った。しかし試合内容は得点差程は無く特に後半部は非常に緊迫したゲーム運びと成り見ている私もハラハラ・ドキドキする試合展開で久振りに見応え有る決勝戦であった。試合終了後の東海大相模の校歌が流れた時、優勝した側の東海大相模の選手達の目にも光るものが有り高校生らしさを感じ感動した。



 今回も仙台育英の頑張りが有りながら真紅の優勝旗は白川の関を越えられなかったが東北勢の健闘が際立った大会と成った反面、ベスト4に西日本勢が一校も勝ち残らない大会で西日本地区の者としては少し寂しい感じがした。



 果たして優勝旗の行方は?

2015年08月19日 21時08分26秒 | スポーツ観戦


 昨日は21MHz帯が夕方にコンディションが開けて居たので今日は午前中と夕方の17時頃に各バンドを聞いてチェックしてみたがどのハイ・バンドもコンディションが悪く私の聞いた時間帯では国内の信号すら聞えて居なかった。仕方なく7MHz帯に下がり聞いてみたが国内の信号が弱く聞えて居るだけでコンディションは頗る悪い感じ・・・・



 7MHz帯を下から上に向かいダイヤルを回したが珍しい場所からの移動運用も無く7.100MHzの少し上のラグチューが多い周波数帯でもダイヤルが止まって聞き耳を立てる様な興味有る交信は聞こえず従って本日の交信実績はゼロに終った。



 今日は雨降りで何もする事も無いので高校野球の準決勝の2試合をテレビで観戦したが準々決勝の試合とはうって変って2試合とも得点差の開いた大味な試合内容に少し残念な思い。残った4チーム共に強打のチームで有ったが本格的な投手を相手にすると此れ程までに打てなくなるのか?と言う思いと勝った両チームは早い段階でのホームラン攻勢で勝負有りの感じ・・・・・負けた2チームは前の試合で相手チームを倒したと同じ形で今度は敗れてしまった。



 明日の決勝戦は仙台育英と東海大相模の試合に成ったが、前評判の高かった吉田、小笠原両投手の居る東海大相模に少し分がある様に感じるが仙台育英が優勝すると真紅の優勝旗が初めて東北に持ち帰られる事と成るだけに非常に興味深く明日の放送が楽しみである。