黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 母親の命日に思う事、

2018年07月31日 18時12分26秒 | その他

 今日は私の母親の命日で昼過ぎに実家に行き仏壇に手を合わせて来た。母親が亡くなったのは平成4年の此の日で74歳だったので存命で有れば調度100歳を迎えていた事に成る。事実、私の知る限り母親は寝込んだ事等は一切記憶になく実に元気で寡黙な人だったが野良仕事をすれば近所の誰にも負けない仕事人であった。隣町の大きい農家の七人兄弟の長女に生まれ小さい時から腰まで浸かる水田が大半の農地での稲作仕事で苦労をして居た関係で我家の様な足首を取られる程度の水田での仕事は楽で幸せな事だと常々言って居た。大正の生まれなので舅や姑に逆らう事無く只管仕え頑固一徹な親爺に逆らう事も無く辛抱強く私達5人兄弟を育ててくれた。


 祖父の放蕩生活で家が傾き掛けたのを両親が必死で食い止めて5人の子供達を一人前に育て(私だけは出来損なったが)一番年下の私が結婚して新宅した時には「私達の時代で漸く此の家の分家が出来た」と喜んでくれ私に男の子が生まれた時には一番喜んでくれた。そして70歳代に成ると生活も安定し結婚50周年を其々私達兄弟夫婦と孫12人の合計22人に囲まれて盛大に祝ったが数年後の此の日の夜に道路を横断中に交通事故に遭い其の侭帰らぬ人と成って仕舞った。元々元気な人だったので100歳は無理でも親爺以上の長生きは出来たのでは?其れを思うと残念で成らない。


 私達が子供の頃は何処の家でも戦後の大変な時代で苦労をしたと思うが両親が特に苦労をして居た様子は子供心にも後姿を見て解かっていた。農家だったので食べる事の苦労は余り無かったが暮らし向きは周囲寄りは劣って居た様に思え質素倹約を旨とした生活であった。未だ此の時代は農家には良き時代であったが戦後の復旧と共に農家の良き時代は終わり農業の収入では限界を感じた両親は小さいながらもセメント二次製品を作る仕事を始めた。子供の教育費が掛かる頃は親父は農繁期以外は出稼ぎに行き、母親はセメント製品を作る家業を女手一人で守った。此の苦労が実を結んで生活は徐々に楽に成り両親がアルバイト的に始めた家業は「日下 巴商店」に成長し、やがて長兄の力で環境計測を行う「株式会社 日友テクニカル・サービス」へと発展し親父は初代社長に就任した。残念ながら母親は此の良き日を迎える事は出来なかったが91歳まで天寿を全うした親爺は親爺流の平静さを装っていたが此の良き日を迎え嬉しかったに違いない。


 そんな事を考えて居たら私も後2週間もすれば70歳の大台に成る。私には此れと云う とり得は何も無いが両親の御蔭で体だけは丈夫なので親爺の寿命を抜く事は無理だが何とか母親の寿命は越さねばと思って居る。此れから先何が起こっても不思議でない年代の日々を迎えるに当り一日一日を大切にせねばと気持ちを新たにした。


 

 

 ふらのワイン工場見学

2018年07月31日 11時16分20秒 | 旅行


            

 



 ファーム富田を出発して直線で8Km程南に下がった富良野市にある「ふらのワイン工場」へ向かった。最初の写真の様におちついた綺麗な建物で有ったが工場見学の受付も無く自由に中に入る事が出居て順路表示に従い進むとワインの貯蔵庫があり其の上は試飲コーナーが有って出口付近にはワインの販売コーナーが有ったが他の酒やビール工場の見学の様に生産工程の見学場所は無くて内部説明する人も居らず建物に入ったか出たか?状態であった。私は元々アルコール類は全く嗜まないので興味も無かったが家内は好きな方なので今回の旅行に組み込んだのだが一寸想像して居た状態とは違って居た様であった。敷地内に花畑が有って数枚の写真を撮ったが今回の旅行中では一番と思われる青空が広がって居た。ファーム富田に居た時には曇天で晴れ間ひとつ無かったのに僅か8Kmの移動で此れ程天候が変るとは?今回の旅行中の天気は本当に訪れた場所場所で微妙に違い残念な事が多かった。 


   


 人気スポットの「ファーム富田」に行く

2018年07月30日 15時33分48秒 | 旅行


            


 此の日のメインの観光は何と言っても中富良野町の「ファーム富田」此処は最近の全道の観光スポット・ランキングで2~3位にランクインされる程の有名所で特に若い女性には絶大な人気がある。私が無線移動運用を中心に道内を廻っていた頃には此の町に非常にアクティブに運用される常駐局が居られたので中富良野町は何時も素通り状態で有ったので此の有名な「ファーム富田」の名前さえ知らなかったが上富良野町と南富良野町からの移動運用(1~2回目)が終わり最期に残った中富良野町での移動運用をした2014年に運用地を探す段階で此処の存在を知った。然も中富良野町での運用初日に発電機のトラブルに遭い運用中止、其の解決に苦労した事と運用の遣り直しの為に此の町に2日間滞在したので昼間の無線運用が出来ない時間帯はファーム富田に入り浸って居た。何せ此処の広大な敷地には沢山の花が咲き乱れ然も其れに群がる若い女性にはファッションモデルや女優さんクラスの若い美人が沢山入園して花と同様に咲き乱れて爺さんの目の保養に成った。


 家内は65歳の婆さんだが一応女性なので美しい花は好きな方で今回の旅行の立案兼案内人としては多分一番喜んで貰える筈と自信を持って旅行計画に組み込んだが残念ながら此の場所も花の生育が遅く此の日の天気が悪かった性も有るが2014年に見た時と比較すると花の魅力も来場者数も半減して居り矢張り来るのが20日くらい早過ぎたと感じた。


            


            


 場内を一回りして巡回コースの最期の方に有るドライ・フラワーが展示されて居る建物に入って見学していたら家内が「人酔いした様なので此処を出よう」と言われ私としてはまだまだ此処に居て花が見たかったのだが親方の云う事には逆らえず此処を出発して次の富良野のワイン工場見学に入ったが人酔いして元気が無く成った筈の親方は試飲コーナーで「元気はつらつオロナミンC!」では無く「元気はつらつ富良野ワイン!」に変身して居た。如何も此の歳に成ると「花より団子!」で花を愛でる事よりは実利の方が良い様子であった。


       


 50MHz帯の目標と実績

2018年07月30日 10時06分30秒 | アマチュア無線


 金曜日の50MHzの昼間の国内コンディションは久し振りに関東エリアが凄く開けて正にウハウハ状態だったので土曜日も同時間帯をワッチしたら短時間でしたが関東エリアとのパスが開けました。其処で皆さんが休みで有る日曜日も開けるのでは?の淡い期待を抱いて09時頃からワッチを開始しましたが此の日に聞えたのは7~8エリアのみで13時頃まで可也真剣に1エリアの信号を探しましたが聞く事は出来ませんでした。


 其処で28MHz~24MHz帯と下がりながら聞いた段階で24MHz帯は少し国内局の信号が聞えて居たので留まりCQを出したら直ぐに応答が有り其の後1エリア(4局)を中心に0エリア(1局)7エリア(1局)8エリア(1局)局を相手にゆっくりとしたラグチューを楽しんだ。其の後に18MHz帯に下がったら此方は可也の局が聞こえて居たが強い局同士の交信を聞いて居てもサイドのバリバリ云うQRMが有っては運用する気にも成らずにメインの電源スイッチを落としQRTした。


 18MHz帯は此処10日間は10~12時の午前中をワッチすれば国内の何処かが必ず聞こえて居るが50MHzは二日と同じ様なコンディションが続かず昨日が良かったからと今日のコンディションを期待する事は出来ない。然しながら当局の50MHz帯の交信実績は他の周波数帯と比較すると極めて悪いので私は実績アップに挑戦して居るが此のコンディションでは中々思う様に捗らない。


      50MHz帯の個人目標(5000局とQSO DXCC 100E)


      交信実績   3717交信  (国内 3504局  DX 213局)


       DX      市      郡      区      町      村


       44E    484    231    110    259     54


 


 台風の進路で一喜一憂する季節の到来

2018年07月29日 16時23分26秒 | アマチュア無線
 
 今年も四国に影響を与える台風が既に二つ襲来した。7月に入って直ぐの九州の西側から日本海に抜けた台風と今回の台風12号だが今回の台風は此処の台風が辿るコースとは一寸違った変り種台風で当初は関東の遥か東側の海を北上する物と思っていたが途中から西側に曲がって従来の台風とは逆の東から西へと此方に進行する気配で有った。


 天気予報の解説者の話を聞いて居ると頻りに「寒冷渦(寒冷低気圧)」と云う言葉が使われて居たので果たしてどの様な物なのかを調べてみたら対流圏上空の偏西風は常に南北に蛇行しながら地球を巡るが南側に蛇行した部分が極端に発達すると本体から千切れて低気圧性の渦になる。此の中心部には高緯度から来た冷たい空気が閉じ込められているので「寒冷渦とか寒冷低気圧」と呼ばれ冬には日本海側に豪雪をもたらせ春には日本中で「ひょうやあられを」降らせる。寒冷低気圧で此の渦は左回転をしながら移動するらしい。


 今回は今まで活発だった太平洋高気圧が東の高い方向(緯度)に後退したので自力で進めない台風は其の高気圧の影響で太平洋の東側の北上を遮られ偶々南側に発生した寒冷渦とに挟まれて行き場を失った台風は半時計方向の回転渦に流されて本来の方向とは逆の東から西に移動したらしい。


 此の台風12号に関する情報は可也早い段階から天気予報等で注意喚起が成されて居たので私も可也心配して今朝の01時頃までは台風情報を聞きながら何処に上陸して一体何時頃に当地に一番影響を及ぼすのか?探っていたが何時の間にか眠り込んだ様で目覚めたら05時前であった。起きて直ぐに外を見たら風も強くは無く、雨も強くは振って居らず「狐に騙された感じ!」其の後にも大きな変化も無く09時頃には一時晴れ間さえ出る時間帯が有ったので外に出てアンテナ関係に被害が無いか?方位ズレは無いか?をチェックしたが何れも問題は無かったので一安心、大風は吹かなかった様であった。


 各周波数帯のビームアンテナを持って居るとワイヤーアンテナと比較すると通信(交信)には優位性を感じるが此の時期(7月~11月前まで)は台風情報に一喜一憂する事に成る。アンテナが壊れるのは其のアンテナを上げた時から覚悟はして居るのだが問題なのはアンテナの一部が飛んで行って近所の家や車を傷付けたりすると今後アマチュア無線を楽しむ事が出来なく成る事、万一の事を考えて保険は掛けて居る物の壊れた物を直せば其れで良しの世界では無いだけに神経は使う。若い頃は其の様な問題は起こらない様な対応をして居る自信が有ったが1990年代の大型台風の強風で3m近いアンテナエレメントの片方が何処かに飛んで行って行方不明に成った事が有った。何日も探したが行方は解からず終いで最終的な結論は40m位離れた那賀川まで飛んで行き枯れる事の無い川底に沈んで居るのではの結論に達したが?そうだとすると我家に一番近い家まで飛んで行く可能性は十分有る訳で其れ以後は台風が来ると神経質に成って仕舞う。


 今年も正に其の季節が遣って来た。アンテナを撤去してワイヤーアンテナにする事は簡単な事だが其の事は私がアマチュア無線を諦める事に等しいので未だ思い切りが出来ないのが現実、従って此処暫くは未だ此の葛藤が続きそうである。

 上富良野八景の一つの「千望峠」

2018年07月29日 09時31分16秒 | 旅行


                



 上富良野の「日の出公園」を出て真西に直線で5Kmくらい離れた場所にある「千望峠」へと向かった。此処は上富良野八景の一つで333mHの高台から美しい富良野盆地と真東に大雪山系の山並みが見渡せる眺望が大変素晴らしい所だそうです。残念ながら此の日は分厚い雲が低く垂れ込めて居り肝心の大雪山系の山並の頂き部分は見られず もし天気が良ければ素晴らしい眺めだったろうと思うと凄く残念に思いました。今の季節はこれまた残念ながら眼下は緑の絨毯一色状態ですが収穫期に成ると此処がパッチワーク状態に変化した景色に変身するそうです。此の千望峠は話には聞いて居たのですが今まで訪れるチャンスが無く今回の訪れが初めてでまた一つ新しい観光スポットを制覇しました。


 因みに後で知った「上富良野 八景」とは①ジェットコースター道、②深山峠、③千望峠、④パノラマロード⑤日の出丘ラベンダー公園、⑥和田草原とどんぐり郷、⑦旭野やまびこ高地、⑧十勝岳温泉郷だそうで過去の訪問を合わせて7箇所を制覇して居ましたが唯一訪れて居ない「旭野やまびこ高地」が此の日の十勝岳温泉から日の出丘ラベンダー公園に移動した時に通ったルート291の直ぐサイドに有った事を知って返す返すも残念な事をしました。次回に訪れる時には必ず完全制覇を達成したいと思って居ます。


   


 今日の50MHz帯の国内コンディション

2018年07月28日 20時29分29秒 | アマチュア無線

 昨日の50MHz帯の国内コンディションは当局が聞いた限りでは11:37~13:37JSTに掛けて途中の浮き沈みがあるも1エリアが長時間開けて居た。其処で今朝は期待して09:00JSTからワッチを始めて居たら09:35JST辺りから1エリアの信号が深いQSBを伴いながら入感し始めて短い周期で聞えたり聞えなかったり繰り返して居たが09:41JSTにはQSOが可能な状態に成ったが此の段階では相手が59で聞えるかと思えば次の受信時にはSメーター全く触れない状況で可也深いQSBで有ったが何とか送信内容が解かりQSOする事が出来た。10:10JST頃には1エリアとのコンディションはピークを迎えたが10:20JST頃には明らかにコンディションが下がり始め10:30JST頃には1エリアの信号は聞えなく成ってしまった。昨日は此処からもう一度盛り上がりを見せたコンディションで有ったが今朝は残念ながら其れも無くやがてフェードアウトして行った。今日の50MHz帯の成果は全交信数が14局(1エリア10局、7エリア3局、JS6(南大東村)1局)に終わった。


 1エリアが昨日に続き今日も開けたが其の時間帯が昨日の半分くらいなので成果も昨日の調度半分の数字、然し開ける時間帯は2日連続に有ったので明日も09時~12時の時間帯は要注意である。

 60年振りに蜂に刺される。

2018年07月28日 14時49分43秒 | その他

 此の時期には考えられないコースを進む台風12号が如何も此方に来るのは間違いない様なので外に有る風で飛ばされ易い物や日除けの簾を取外す等の強風対策をした。最後に庭の散水用のゴムホースを巻き取り作業が終わり掛けにトイレ浄化槽の中間部から立ち上がっているエンビパイプ(3mH)の先端に取付けてある浄化槽用換気扇のACコードに2,5m高位までツルが巻き付いて居たので鬱陶しいなと思い不用意に両手でツルを取り始めたら右手の甲の横部分に可也の激痛が走った。「痛い!何事か?」思ったが原因が解からず最初はACコードを弄ったので感電か?とも思ったが痛さの感覚が違うのでツルを左右に振ったら何と大きな蜂5~6匹が戦闘態勢で私に襲い掛かって来た。「此れは敵わん!」と家に逃げ込み痛みを止める為に常備して居るアンモニア水を塗ったら痛みは直ぐに散ったので今度は蜂に逆襲し皆殺しの刑で恨みを晴らしてツルの根元まで完全に取り去ったら其処には小さな蜂の巣が出来て居て其の上側を弄ったので蜂が怒って攻撃して来た様だ。


 此の歳に成ったら部屋に迷い込んだ蜂でも殺生する事無く時間は掛かっても生きた侭で追い出すのだが今回は突然の不意打ちで一寸逆上し過ぎて無駄な殺生をして仕舞ったと反省したが相手の「蜂の一刺し」は強力で手当てが早かったので痛さは全く無いのだが今日は痒くて痒くて大変!「パンキーPVA」成るゲル状の痒み止めを塗り付けたが24時間立っても其の痒みが取れずに蜂の怨念が未だ私の体に残っている。相手側の立場に立てば最初に手を出したのは此方、ツルを弄らねば何も無かったのに反撃に出たら今度は一族郎党を皆殺しにされたのだから逆恨みも甚だしいだろうが成仏して欲しい。


 そう云えば昨日の朝に台所で家内が「ぎゃ~」と大きい声を出したので何事か?と思ったら家内の頭の髪の毛にカマキリが仁王立ちして居た。家内が便所に立った時に半分開放している上の窓から家内の頭にカマキリが軟着陸したらしく家内は頭の感じがおかしので鏡の前に立ったらカマキリちゃんが鎌を振り上げてファイティング・ポーズをとって居た訳だが此方も即あの世にお送りした様であった。


 今朝も隣の部屋で家内が声も出さずに「バシ、バシ」大きな音を出して居たので例の奴か?と思って隣の部屋に行ったら案の定に家内が大きなムカデを退治して居た。カンカン照りの時は滅多に出て来ないムカデが連日の暑さが弱まったので此の絶好のチャンスに食料調達に俳諧した段階で間違って部屋に迷い込んだのだろう。発見した場所は何と今朝まで私が寝て居た場所で危うく2年連続のムカデの犠牲に成る所であった。恵まれた自然環境で生活出来る事は有難い事だが自然と共存すると云う事は決して良い事尽くめでは無い。矢張り此の世の中旨く出来て居る事を実感する事と成った。

 思い出の「日の出公園」上富良野町(2018/06/25)

2018年07月28日 06時50分49秒 | 旅行


             

 


 十勝岳温泉を出発する朝には雨は上がって居たが曇天の空模様にガッカリ、天気が良ければ「青い池」にもう一度行く事も考えて居たのだが取敢えず山を下り美瑛に向かう道と上富良野に向かう道の分岐点の「ヒュッテ・バーデンかみふらの」まで下がった処で判断する事にした。250mほど下がったら少し周囲が明るく成った感じはしたが太陽の姿が見えない限りは青い池に行っても昨日と同じだろうし「如何しようか?」と家内に聞いたら「先に進もう」と言ってきたので左折してルート291を進んだ。上富良野の町に入ってセブンのコンビ二の前の交差点を右折して北側に進むとオートキャンプ場の有る日の出公園が見えて来た。


 2009年に初めて北海道に無線移動運用に来た時の此の地区での運用は上富良野町の此の場所が本来の運用予定地であった。日の出公園には50mH位の小高い丘が有り其の頂上に駐車場があったので其処で運用する予定であったが訪れた7月の中旬は此の公園一面に植えられたラベンダーのシーズンが始まって居て駐車場は満杯状態でとてもアンテナを張れる状態では無く、花を見たら下に有るオート・キャンプ場に入ったが此処も可也のキャンプ組が居て此処で発電機をバリバリ駆けての運用は無理と諦めざるを得なかった。


 其れなら人が居ない場所に行くしか無いとカーナビで検討して候補に上がったのが望岳台であったが此処の駐車場も行って見ると車中泊の車でアンテナを張るスペースは無く運用を断念、別の場所を探すにも既に時間切れ状態で止む無く其の場所で車中泊と成った。翌朝は前回のブログの十勝岳温泉駐車場と考えて進んだが此処の駐車場は其れ以上の満杯状態でアンテナ等を張ろう物なら即クレームが付く状態に諦めて山を下る段階でルート966に進み白金温泉の2.5Km位上に有る小さい駐車場に乗り入れて運用する事に成ったが此の場所は美瑛町で有った。此の駐車場の周りには何も無く発電機は遠慮なく使えたし何と言っても750mHの高さを生かした電波の飛びは抜群で其れ以来、私の移動運用は「人里から離れた出来るだけ高い場所で最低でも7MHz帯のフルサイズのアンテナが十分に張れる場所での運用!」とのパターンが出来上がった。此の運用パターンは美瑛町の運用実績から始まったが実は此の日の出公園での出来事が無ければ出来上がって居なかったと思うので私のアマチュア無線の移動運用での一つの分岐点であったと思える。当時は現在に様なグーグル・アースのストリートビュー機能等の便利なアイテムは無くて無線移動運用場所は全て現地入りしてから探していた。


 今回、4年ぶりに日の出公園の丘の頂付近に立ち周囲を見渡すと変わって居ないのは頂上の展望台だけで周辺の花畑の様子は可也変化して居た。然し今回の北海道旅行中の何れの地でもラベンダーの生育(元々此の時期はラベンダーとしては早過ぎたが)が遅れて居た中で写真の様に此処のラベンダーが一番成長していた。花を見ながら坂を下がる時に花の手入れをする数人の人に出会いどちら供無く「お早う御座います。」の挨拶を「御苦労様です綺麗な花を見せて頂いて有難う御座います。」と次の言葉が自然に出た。多分ボランティア活動と思うのだが広い花畑を黙々と手入れする皆さんの姿には本当に頭の下がる思いがした。此の様に綺麗な花を見返りの無い愛情で育てて居ると心まで綺麗に成るのだろうなぁ~と思ったが私には真似が出来ない事だと思った。

 



 十勝岳温泉 「凌雲閣」に泊まる。(2018/06/24)

2018年07月27日 21時46分58秒 | 旅行


    

 


 6月24日の宿泊地は車で登れる一番高い十勝岳温泉駐車場の横に有る十勝岳温泉「凌雲閣」(1265mH)に決めて居た。此処は十勝岳に登山する人達が利用する宿の様に思って居た。此の宿の前の公共駐車場は何回か訪れたが毎回車中泊する人達がバーベキュウ大会や酒盛りで賑わって居た。私の以前の北海道旅行は全て車中泊だったので一度此処で車中泊した事が有ったが此処からの夕暮れ時期の山の景観や夜に此れ程の星が見えるのか?と思える星空は素晴らしく正に感動的であったし翌朝に日帰り浴で入った十勝岳温泉旅館「カミホロ荘」の温泉は良かった。


 其処で今回の旅行を計画するに当たり一般観光客(ツアー旅行)では余り行かないと思われる此の凌雲閣に是非家内を案内して宿泊したいと思った。理由は家内が興味が有る素晴らしい星空を見せる事と12泊の中に他には無い温泉を楽しんで貰いたいからであった。残念ながら此の日の夜は時折雨が降る天気で期待した夕映えや星空を見る事は出来なかったが此処の温泉は家内も今回の旅行中に入浴した温泉の中で最高の湯と絶賛して居た。翌朝は霧の中での出発と成り周囲の景色は全く見られ無かったので写真を撮る事を忘れて居たので2014年に訪れた時の写真をアップして居る。此の時は満天の星空と素晴らしい夕映えを見る事は出来たが温泉に入る事は無かったので出来るだけ早い内に機会を作り次は此の両方を達成する為に家内と此処に訪れたいと思って居る。


 50MHz帯のビッグ・オープン(国内)

2018年07月27日 17時01分53秒 | アマチュア無線

 先日にハイバンドの国内コンディションのチェック用にメインのトランシーバーとは別に50MHz帯が常時ワッチ出来る様に遊んで居た小型トランシーバーIC-706MⅡを利用した50MHz帯の受信システムを作ったが其れが思いの他早く効をそうした。


 今朝も何時も通り午前中は18MHz帯を運用し閉局して家内とTVを見ていたら隣の部屋で鳴って居たトランシーバーから音声が聞え始めたので「50MHz帯の国内が開けて居るのかな?」と思い無線機の前に座り正確に50.180MHzに合わせると「JN1・・・」と聞えたので「多分 交信相手のコールサインを言って居るだろう?」位に思って居たが其の局が直ぐにCQを出し始めたので其の段階で此の時間に1エリアが開けて居る事が解かった。此れは最近では滅多にない事なので其の局の5KHzアップの50.190MHzで早速CQを出し始めると直ぐに1エリアのJN1EOT局から呼掛けが有り59-59で交信出来た。池田さんとは昨日の24MHz帯に続いてのQSOで信号も可也強力だったので早めに終わりCQを出すと1エリア局が5局続くと8エリアからの呼掛けが始まり1エリアからのコールがパタリと止まった。


 家内からの食事のブレークが入り食事が終わった12:40JST頃から「多分駄目だろう?」と思いながら再びCQを出すとJS1DDL/1(今泉)さんから声が掛かると後は1エリアのオンパレード状態に成った。コンディションも先程よりは可也上がった感じで各局の信号は受信に苦労するレベルでは無く各局QSBは感じる物の安定した信号で入感して其のコンディションは13:32JSTまで続き31局と交信し其の内1エリア局は23局に及ぶ久々の50MHz帯のビッグ・オープンと成った。此の状態だとアンテナも余り関係ないのか?日頃では考えられないモービル・ホイップアンテナの局とも59-59で交信する事が出来て実にスリリングな1時間を過ごした。此のコンディションが明日に続けば良いのだが?何れにしても今回の試みは正解で有ったと云える。


 「望岳台」周辺の思い出の地

2018年07月27日 07時56分22秒 | 旅行

 「青い池」を出て十勝岳温泉に向かう途中にある「白髭の滝」を見た後に大雪山白金観光ホテルの横を抜けて望岳台に向かうルート966を2Km程上がると2009年に初めて北海道に来て美瑛町を移動運用した思い出の駐車帯が見えて来た。此の時のフェリー便は敦賀港~苫小牧港便を使用したので最初の夜は雨が降りしきる「安平町の聖子ドーム」の片隅で運転席のシートを倒して眠り2泊目は熊が生息する占冠村に有る「湯の沢温泉」近くの真っ暗な寂しい道路脇で車中泊し三泊目に此の場所に車を停めて初めてテントを張って漸く中で思い切り手足を伸ばして眠る事が出来た。そして北海道に入って初めて此処で8エリアでアクティブにQRVして居る浜本さん(JG8UCB)石山さん(JA8GLV)坂森さん(JE8JSX)の三人の方と初めてアイボール、皆さん辺鄙な場所を探しながら遠路を態々来て頂き坂森さんとは御互いの顔がハッキリ見え無く成る夜まで無線談義に花が咲き移動運用中のアイボールの楽しさや運用面を含むアマチュア無線で移動運用中様々の事を体験し全国に向けての無線移動運用の原点とも言える思い出の場所と成った。浜本さんとは此の時以来アイボールは出来て居ないがお空では沢山御会いして居るし坂森さんや石山さんとは其の後、北海道に行った機会に何回もアイボールして頂いている。家内に此の場所や2014年に上富良野町を運用した吹き上げ温泉近くの寂しい運用場所を自慢げに見せたら「事情が解からない此の様な場所で よう車中泊するわ?」と信じられない様子だったので此れ以上の寂しい移動運用場所も道内には有ったが後々拙いので?家内に紹介するのは止める事にした。


       


 上の最初の写真は十勝岳望岳台防災シェルターの建物、今回此処に入った時に一寸違和感を感じた。以前に此処で車中泊した時にも同じ場所に建物が有ったが自販機が1台有るだけの寂しい場所であったが今回は駐車場を含む周囲が余りにも綺麗に整備されて居たので後でインターネットで調べたら平成28年に建て直された様であった。2枚目の写真は防災シェルターから200m位上った場所に望岳台と書かれたケルン?(石積み)が有ったので望岳台訪問記念にと年甲斐も無く其のケルンに攀じ登り其の最上部に此れ寄り小さい石は積めない程の小石を乗っけて当座の高さの記録を打ち立てて来た。


    


 望岳台を出て十勝岳温泉「凌雲閣」に向かう途中に無料で有名な露天風呂「吹き上げ温泉」が有ったが今回は立ち寄った時間帯が夕方の入浴タイムと重なり沢山の客が入浴して居た為に写真を撮る事は出来ずに(怒られるので!前回昼間に立ち寄った時に入浴者が居らず写真が撮れた)今回は以前の(2014年)写真をアップした。此の周辺は私の大好きな場所で特に思い出の地と成って居る。


 

 毎日の国内コンディションが安定している18MHz帯

2018年07月26日 20時13分40秒 | アマチュア無線


 四国も全国並みの2週間に及ぶ暑い夏を迎えて当局の住む片田舎でも午後からは連日32~33℃越えの猛暑で家から出るのが億劫で連日屋内で過ごしています。午前中の未だ過ごし易い時間帯はアマチュア無線を聞き昼食が終わった後の時間帯はエアコンの有る部屋に退避して昼寝かTVを見て過ごしますが最近は面白い番組も無いしお昼のワイドショー成る番組は何れも同じ様な内容ばかりで見る気がしないので昼寝かインターネット・ニュースを見て過ごす毎日です。


 午前中は幸いな事に7/12~7/26の今日まで保々2週間に渡り朝の09時~正午までの時間帯は保々18MHz帯の国内コンディションが安定に開けて居るので毎朝ユックリとしたラグチューを楽しむ事が出来るので日々2~3局とQSOして貰って居ます。7MHz帯と違い全バンドを通じての1stQSOも結構有り其れ以外の局の場合でもバンドニューだったりして新鮮味が有って楽しい物ですが運用する局が少ないのが難点です。


 今日などは朝方から可也国内コンディションが良かった様で何時もなら正午を過ぎると国内コンディションがガクンと落ちるのですが今日は昼寝後の15時頃でもバンド内は可也賑わって居ましたが此れ程コンディションが良く成り過ぎると7MHz帯の様な忙しいQSOが始まり当局の様なユックリQSO派としては出る幕が無く成るので狸ワッチ状態と成り中々世の中旨く行かない様です。そう云えば今日の正午前は24MHz帯の国内コンディションが可也り開けて居て局数は少なかったですが聞える局はSメーターがガンガン振れる強力な信号ばかりでした。


 最近は04時~06時の早朝に起きてDX信号を聞く事が無く成って朝床を離れる時間帯は7時前に成り朝食が終わった8時過ぎからハイバンドを聞き始める様ではDXの成果は有りません。家内が退職して其れまで毎朝5時に起きていた生活習慣が後ろにずれて07時過ぎに成った事で私も引き摺られて朝起きが遅く成って居ましたがそろそろハイバンドのDXコンディションも変わり始める頃かも解からないので生活習慣を元に戻そうと考えて居ます。


 


 天候に恵まれ無かった「青い池」

2018年07月26日 15時21分37秒 | 旅行


            


 此の日は「四季彩の丘」の見学中に俄か雨が降り始め其の後は降ったり止んだりの小雨の中を此の日の宿泊宿で有る十勝岳温泉「凌雲閣」を目指して進んだが此の途中に北海道観光スポット・ランキングで常に上位にランクインして居る「青い池」があり此処はベストの状態で家内に見せたかったのだが生憎の曇天の空模様に「果たして如何だろうか?」と思いながら駐車場に向かうと凄い車の数で駐車場が満杯状態であった。矢張り若い女性に人気の観光スポットだけに他の観光スポットとは違い半数以上が若人で特にカップルが多い様に思えた。駐車場から青い池を見る為の周回コースは人波が途絶える事無く続き非常に賑わって居たが残念ながら途中で雨が降り出し池の色は前回に見た時より薄く思えた事と池から立ち上がって居る枯れ木の色が雨に濡れて黒っぽく見え(前回は白っぽく見え水面との対比が良かった)残念な結果に・・・・・傘を持って居たので此処で1時間程、雨上がりを待って居たら空は少し明るくは成ったが前回に見たコンディションには程遠い状態で良化する事は有りませんでした。


 此の青い池が何故青く見えるのか?不思議ですがインターネットで調べると此の付近の湧き水に水酸化アルミニウム等の白色系の微粒子が含まれて居て此処に流れ込む美瑛川本流の水と混ざる事に寄って分散され一種のコロイドが生成され水中に差し込んだ太陽光がコロイドの粒子と衝突散乱して水の吸収に寄る青色の透過光が加わり青色に見えると云われ太陽光の強さ(天気や季節)に寄り微妙に変化するのだそうです。


 此の景観の素晴らしさは池の水面の色も当然ですが其の青い水面から立ち枯れした木々の幻想的な感じがプラスされて魅力と成って居ますが今回は太陽の日差しが曇天で弱かった上に雨による立ち枯れの木々の色も黒っぽく本来の景観では無く残念な状態でした。此の日の代表的な観光地「四季 彩の丘」の花の状態と「青の池」のコンディションには恵まれなかったので近い内に再び訪れたいと思っています。


       


 上の写真は2014年に訪れた時のもの、池の水面の色が可也違う。


 深山峠アート・パークへ行く

2018年07月26日 09時26分01秒 | 旅行


           


 紹介の順序が逆になったが美瑛の道の駅に立ち寄った後に最初に訪れたのは深山峠にある「トリック・アート美術館」で此処は2014年に美瑛に来た時に道に迷い偶々此処を見付けて見学したら面白かったので今回は家内を案内する事にした。此処の開館は09:00からで10分ほど待ってシャッターが開くと同時に入館した。


 最初の写真はトリック・アート美術館の全景写真、後の3枚の写真は平板に描かれた絵で像や人間やネコの姿が飛び出して(浮き上がった様に見える)見え人物の絵は実にリアルで鑑賞する立ち位置(前後左右の位置変化)で机が飛び出したり引っ込んで見えたり人物の足の長さが変化して見える不思議な絵であった。此処は家内に大受けで大きな館内ではなかったが1時間以上滞在した。


                



 入館時のチケットの購入時に「朝早いので観覧車は試運転中で200円プラスで観覧車に乗れます。」の説明に家内は早速反応しそのチケット購入した。此の美術館の有る場所は「深山峠アートパーク」と云う場所でレストランや観覧車やアイス工房、パン工房等が有りこじんまりした複合施設だが結構楽しめた。帰る途中で店の人に声を掛けられ話をして居る内に「富良野メロン」を勧められ何時の間にか旨く載せられて孫の都に送る羽目に!家内は値段にビックリして居たが夕張メロンと比較すると3~4割ほど安いし今回は夕張市に立ち寄る予定は無かったので購入を決め宅急便で送ったが当の本人は大喜びだったらしい。