数年前に7MHz帯の3エレ八木の給電点の高さを変更し其の後に10,18,24MHz帯のトライバンダーを取付けたのだが其の後に7MHz帯の八木アンテナのSWR値が1、1~1、7の間をフラフラと変化する事に気は付いて居たのだが其の原因はハッキリとは解からなかった。
先日、其の原因が二つのタワーに上がって居る其々のアンテナ同士の干渉に寄って発生して居るらしい事が何と無く解かって来た。御互いのアンテナが平行状態のポジション時には殆ど問題が無いのだが片方がNE(アメリカ方向)もう一方がNW(ヨーロッパ方向)方向に向いた時にはタワー間隔が狭い事で御互いのアンテナのフロント同士が一番接近する為に御互いが干渉仕合、其の干渉に寄る各アンテナ間での影響が現れ易いのは使用する周波数帯が低い方に寄り顕著に現れる様で24MHz帯の5エレモノバンダーや21MHz帯の5エレモノバンダーには全く影響は現れないのだが7MHz帯のアンテナをNW方向に固定して片方のタワーのアンテナ(上から24MHz帯5エレ八木、其の下が21MHz帯の5エレ八木、その下にトライバンダー八木の1.5m間隔の3段積み)の方位をぐるりと一回したら7MHz帯の八木アンテナのSWRは確実に変化して居る事が判明した。
10,18,24MHz帯の3エレ・トライバンダー八木を上げる前には此の辺の相対的なデータは取って居て余り問題は無かったのだが後から追加した此のアンテナが10MHz帯も運用出来る事でエレメント長が長くなった事でアンテナの回転半径が大きくなり7MHz帯のアンテナ半径とが重なる部分で双方のアンテナ干渉に寄る影響が出て居る様子、更に此処1年半の中で3本のアンテナ間隔を弄った事が可也影響している感じ!
然も此の影響は天候に寄っても可也変化し雨の強い日等は最悪の場合は回り込みの様な症状と成ってオートチューナが誤動作して安定性が無い為、安心して運用出来ない事が偶にあった。今回、腑とした事で原因が解かったので双方のタワーに取付けている其々のアンテナの取付け位置を変更して双方に一番影響が出ない相関関係を見付け出す為に可也面倒な作業をしなければ成らず場合に寄っては24MHz帯のアンテナ以外は一度下に下ろし場合に寄っては其れ等のアンテナ取付け位置の入替えも?考えねば成らず本日はアンテナの上げ下げ様の電動ウィンチを取付けるアームの取付け作業を行った。
トラブルの原因は何とか解かったが其の解決方法は可也手間隙の掛かる作業に成る感じ!此処2~3年、此のクリスマス・ツリー状のアンテナ・トラブルには悩まされて居るので願望としては「ステップIR アンテナが欲しい!」が年金暮らしの爺さんには高値の花、悔しい事だが貧乏人はコツコツ手間隙を掛け対応するしか無い。