黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

実家からパクッテ来た144MHz帯の12エレスタック八木

2016年02月27日 20時20分42秒 | アマチュア無線




 


 先日に交換した第一タワーのローターは正常に動作しているように思えたが家人にコントローラを操作して貰い私はタワーの支柱に耳を当てて聴くと或る一箇所で回転音が少し変化して居たのでタワーに上がってローターの固定位置を再確認する事にした。写真を見ても解る様に此のローターは既製品(メーカー製)では無く個人が作った物なのでローターの取付けは6箇所の穴をボルトナットで固定する方式では無くて4箇所の穴をボルトナットで固定する様に成っている。4箇所で固定する方式寄りは6箇所で固定する方がローター取付け板への固定位置が(センター位置)確定しやすいが第一タワーのローター取付け位置は取付け板に十字上にスリットを入れて色んなタイプのローターが取付けられる様に成って居るが反面丸穴でなくスリット状に刳り貫いてあるので長年に渡り異常な力が加わるとセンター位置がずれる可能性を持っている。




 私は今まで四角のタワーの各支柱からのマストまでの距離を適当に測りローターの固定位置を決定すれば後はローターの直ぐ上のユニバーサル・ジョイント部で其の中心のブレは吸収出来るものと考えて居たがマスト・ベアリングを固定していた4本のボルトが全て抜け落ちたのは其の部分に可也の異常な力が加わった事に寄るストレス現象と判断し今回は再度正確な位置に固定出来ているか確認の為にタワーに上がった。




 4辺の各支柱からアンテナマスト・ポールの外周までの距離を正確に測定すると南北の各支柱からマストまでの距離は同一で有ったが東西の辺は東側の距離が7mmほど長く西側の方が6mm程短くローターのセンターは西側に少しズレて居る事が判明した。其処で4本のボルトナットを全て緩めた後に位置を修正してローター固定位置を確定した。当然にアンテナ・マストの最上部の固定部であるマスト・ベアリングのボルトでアンテナマストがマストクランプの穴と同心円状に成る様に手製の隙間ゲージで調整しロック・ナットでズレない様に固定した。




 一仕事終えてタワーから下りたら正午の報知が有り、昼からは昨日からの予定である実家に行って2インチの鉄管の切断と144MHz帯のスタック八木を貰い受ける事にしてパイプをピョンピョン2世号のキャリーに積んで走ったら車高の高い所に重たい物が乗っかると此れほどコーナリング時に影響が有るのか?と想うほど急なカーブを切ると車がフラフラして気色が悪い事に気付いた。ガス管の切断は専用工具を使うと1分も掛からずあっと言う間の早業、切り口も綺麗に仕上がった。其の後は本題のルソーの144MHz帯のアンテナを持ち帰る事にしたが箱バンのキャリーでは運び辛い程に大きいので会社の軽トラックを借りて高知県四万十市の嶋村さんから戴いて兄と私が持ち帰った電測車に搭載されていた電動伸縮ポールも譲り受けてピストン輸送をしたら本日は日没の時間切れ、兄が元気な内に組立てが完成しなかったが此れは私が組上げねばと思って居るが部品が無く成らずに全部そろって居るのか?(兄の保管状況が良く解らないので)少し心配で有るが何とか物にしたいと考えている。


 2番目の写真はタワー天板のマスト・ベアリング部の調整が出来ていない最初の段階に撮ったもの、3番目の写真は144MHz帯のアンテナだけを貰う予定で有ったがローテーター込みで戴いて来た。電動伸縮ポールは後日にアップします。