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▲ 『ニュルンベルグ裁判記録』 1947 時事通信社 当時定価50円
『ニュルンベルグ裁判記録』 1947 時事通信社
『ニュルンベルグ裁判記録』 1947 時事通信社
戦後まもなくの出版。占領下、日本の産業がまだ復興しておらず、紙不足で、相当な悪紙質で、素材の藁のような破片が頁のあちこちにあり、紙の凹凸のためインクがのらず、いたるところに字のかすれが目立つのだが、日本語で読めるニュルンベルグ裁判を当時のまま伝える貴重な本。
2015年は、文藝春秋から刊行されていた『マルコポーロ』廃刊事件から20年。
当事者だった西岡昌紀は、出版社の編集者からも何の連絡もなく、廃刊になったことから、その後、自費出版に近いかたちで、
アウシュヴィッツ収容所の件について詳論していた。
さらに、西岡昌紀のブログを読むと、再び事件より20年後の視点で、史料を再検討しながら、再びアウシュヴィッツ収容所について語り始めている。
1995年1月は阪神・淡路大震災に遭遇した年でもあり、地震の報道に気をとられ『マルコポーロ』』廃刊事件について、問題を捜すきっかけがつかめないでいたのだ。
数年前、ふとしたことから、『マルコポーロ』の記事をインターネットで入手して、私は国民にほとんど読まれることなく終わった『マルコポーロ』終刊号を読みながら気がついたことなのだが、
私はヒトラー・ナチスを裁いた記録や裁判の史料をきちんと読んでいなかったことに気づかされた。
まずは、毀誉褒貶の著しい論や、著作にあたる前に、『ニュルンベルグ裁判記録』では、何を根拠に何を法廷で争い、どんな理由で判決がくだされたのだろうか。
▲ 『ニュルンベルグ裁判記録』 1947 時事通信社
▲『ニュルンベルグ裁判記録』 1947 時事通信社 目次1
▲ 『ニュルンベルグ裁判記録』 目次2
▲ 『ニュルンベルグ裁判記録』 目次3
▲木村愛二 『アウシュヴィッツの争点』 1995年 リベルタ出版2500円+税
▲ 木村愛二 『アウシュヴィッツの争点』 目次1
▲ 木村愛二 『アウシュヴィッツの争点』 目次2
▲木村愛二 『アウシュヴィッツの争点』 目次3
▲ 木村愛二 『アウシュヴィッツの争点』 目次4
西岡昌紀のブログは ここ ▼
マルコポーロ廃刊事件から20年(1)
http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/7794296.html
また木村愛二の、「憎まれ愚痴」 のホームページは 膨大な、著作・論文がほぼ、無料で入手できます。ぜひどうぞ。
▼
http://www.jca.apc.org/~altmedka/
事件や歴史の真相の解明の糸口は、マスメディアの加工済みの情報をきっぱりと、ふりだしに戻すことから 始まるのではないだろうか。
本当は本当か!?
真実と言われてきたことは真実なのか!?
この項断続的にゆっくりと続く