野散 NOSAN 散種 野の鍵 贈与のカオスモス ラジオ・ヴォルテール

野散 のさん  野を開く鍵 贈与のカオスモス 散種 混沌ー宇宙 想像的・歴史的なもののジャンルなき収蔵庫をめざして 

ゾルゲ事件関連の『現代史資料』  みすず書房など 国(民)益の手前で考えたいこと その3

2013年09月21日 | 文献 ゾルゲ事件周辺をめぐる本
ゾルゲ事件関連の『現代史資料』  みすず書房など。篠田正浩監督の『スパイゾルゲ』の製作・上映があった2003年頃、これまで、絶版状態に近かったゾルゲ事件関連の旧作の再版が相次いだ。また、ゾルゲ事件関係の書籍は、文庫化されたものもあり、以前に比べれば、手にしやすくなった。私もその頃からゾルゲ事件関係の書籍を少しずつ、読みながら収集するようになって来た。気がつくと、本棚の1段分が埋まりつつある。文庫本や、新書で読んだものを含めて、震災後、棚から飛び出して所在不明になっているものがあるが、これはのちに追加することにして、今後もこの事件の関心が枯れることは私にはありそうにない。これまで私が関心をもって注目する棚に移動して、もう少し読みすすめていきたいのだ。 . . . 本文を読む

ゾルゲ事件関連の『現代史資料』  みすず書房など 国(民)益の手前で考えたいこと その2

2013年09月12日 | 文献 ゾルゲ事件周辺をめぐる本
ゾルゲ事件関連の『現代史資料』  みすず書房など。篠田正浩監督の『スパイゾルゲ』の製作・上映があった2003年頃、これまで、絶版状態に近かったゾルゲ事件関連の旧作の再版が相次いだ。また、ゾルゲ事件関係の書籍は、文庫化されたものもあり、以前に比べれば、手にしやすくなった。私もその頃からゾルゲ事件関係の書籍を少しずつ、読みながら収集するようになって来た。気がつくと、本棚の1段分が埋まりつつある。文庫本や、新書で読んだものを含めて、震災後、棚から飛び出して所在不明になっているものがあるが、これはのちに追加することにして、今後もこの事件の関心が枯れることは私にはありそうにない。これまで私が関心をもって注目する棚に移動して、もう少し読みすすめていきたいのだ。 . . . 本文を読む

ゾルゲ事件関連の『現代史資料』  みすず書房など 国(民)益の手前で考えたいこと その1

2013年09月05日 | 文献 ゾルゲ事件周辺をめぐる本
ゾルゲ事件関連の『現代史資料』  みすず書房など。篠田正浩監督の『スパイゾルゲ』の製作・上映があった2003年頃、これまで、絶版状態に近かったゾルゲ事件関連の旧作の再版が相次いだ。また、ゾルゲ事件関係の書籍は、文庫化されたものもあり、以前に比べれば、手にしやすくなった。私もその頃からゾルゲ事件関係の書籍を少しずつ、読みながら収集するようになって来た。気がつくと、本棚の1段分が埋まりつつある。文庫本や、新書で読んだものを含めて、震災後、棚から飛び出して所在不明になっているものがあるが、これはのちに追加することにして、今後もこの事件の関心が枯れることは私にはありそうにない。これまで私が関心をもって注目する棚に移動して、もう少し読みすすめていきたいのだ。 . . . 本文を読む

『「ゾルゲ・尾崎」事典』 古賀牧人編著 アピアランス工房刊 2003

2013年01月10日 | 文献 ゾルゲ事件周辺をめぐる本
日露歴史研究センター で発刊されていた、『ゾルゲ事件翻訳資料』の発刊案内の記事が、2002年頃だったか、『図書新聞』の情報欄に掲載され、申し込んだ。しばらくの間、ゾルゲ事件関係の入手しやすい単行本を読んだ時期があった、アグネス・スメドレーと日本人の友人石垣綾子の交流なども、興味深く読んだ。『「ゾルゲ・尾崎」事典』もその頃、新聞の文化欄の片隅に短い紹介があり購入リストに加えていたのだったが。・・・今日古書店から送られてきたこの本の奥付を見ると2003年9月10日発行となっている。なんと10年近く前にメモした、購入したいリスト本なのだった。これでは「邯鄲の夢」ならぬ、朝の食事の準備もしないうち、生の黄昏を迎えることになってしまう。というわけで、わが読書スピードのピッチを上げねば!著者は1929年生まれの元朝日新聞社会部記者の古賀牧人。多忙な中、長年にわたり、こつこつと、資料収集と調査を進めてきた手作りの面白さがにじみ出た本である。価値観の全く違う複数の国家の狭間に生きたゾルゲ事件の関係者たち、彼らの評価について。「問いかける自分の、世界歴史への参加の仕方ー 問いと回答」 となっていることをこの本を読んで気がつかされる。 . . . 本文を読む