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自由人権協会監修 スノーデンほか『スノーデン 監視大国日本を語る』2018年8月 集英社新書

2018年08月27日 | 現代遊記デモクラシー・スノーデン・ネグリ

      ▲自由人権協会監修 スノーデンほか『スノーデン 監視大国日本を語る』2018年8月 集英社新書

 

 

 自由人権協会監修 スノーデンほか『スノーデン 監視大国日本を語る』2018年8月 集英社新書

 

自由人権協会監修 スノーデンほか『スノーデン 監視大国日本を語る』2018年8月 集英社新書

 

▲自由人権協会監修 スノーデンほか『スノーデン 監視大国日本を語る』2018年8月 集英社新書 定価800+税

▲『スノーデン 監視大国日本を語る』目次1

 

▲『スノーデン 監視大国日本を語る』目次2

▲『スノーデン 監視大国日本を語る』目次3

 

この本は2017年10月1日一橋講堂で行われた公益社団法人自由人権協会(JCLU)70周年記念シンポジウム「デジタル時代の監視とプライバシー -市民によるコントロールのためにー)を翻訳し、書籍化するにあたって加筆修正を行い、註釈を施したもの と説明がある。

2017年に出版された下の本を併せ読むことで、今日の無差別監視の世界の現況が分かる。

安倍首相の下で、あたかも強固な日米同盟により、日本の安全と平和と繁栄が維持できると思うのは、全くの錯覚であることは、20世紀末の金融崩壊、2008年のリーマン・ショックでも明らかであるし、2013年のスノーデンの亡命に際しリークされた文書でも明白である。

同盟国といえども監視し、宗主国の利害に関わると判断すれば、工作活動、エコノミック・ヒットマンを繰り出してくるのである。

 

国谷
「アメリカはマルウェアを作動させて日本のインフラを大混乱に陥れることができるというのは本当のことでしょうか」
 
スノーデン
「日本が最良の同盟国であるにもかかわらず、NSAが日本のコンピューターをハッキングし、マルウェアソフトを埋め込み、コントロール権限を奪ってダメージを与えようとしているというダイナミックな計画に関して言えば、答えはもちろんイエスです。これは本当のことです。 『スノーデン 監視大国、日本を語る』 (42-43頁)
 
まったく!
 
国谷裕子  は一番聞きたいことを、念押しで聞いているのだが、
 
スノーデン 「答えはもちろんイエスです」
 
さすが
 
私は、この マルウェアソフトがいつ、日本の発電所・官公庁、巨大産業、巨大インフラなどに埋め込まれたのか知りたかったのだが、
 
スノーデンが、日本にいた頃に埋め込まれたとすれば、2011年の東京電力の311のコンピューターにも、埋め込まれていたとするのが自然?かもしれない。
とすると、えー ! ?
 
仮に、2011年3.11以前、
東京電力の原子力発電所の使用済み核燃料貯蔵システムの計器に(すら)マルウェアが順次仕込まれていったとする。
 
すると、何かの不具合(地震等で)タンクの水漏れが起き、使用済み核燃料貯蔵施設の水の水位が下がっていたとしても、計器の表示はマルウェアのため、正常状態を表示する。つまり、水位は下がっている。また、水温度は上がっているのに、水位は下がっていない、また水温も通常値と表示するわけだ。地震・電源破断を契機に電源を復旧したとしてもマルウェアの指示通りに計器は正常値を表示する・・・・・・・当然暴走が起きる。・・・・・・
 
ほんとうに怖い。これが猛暑で傷んだ私の頭の中の妄想であったことを祈る。ばかりだ・・・・・・が・・・・・
 
 
 
 

 

 ▲スノーデン 『日本への警告』2917年 集英社新書 定価720円+税

▲スノーデン 『日本への警告』目次1

▲スノーデン 『日本への警告』目次2

 ▲スノーデン 『日本への警告』目次3

 

 この本は「2016年6月4日東京大学本郷キャンパスで行われた、公益社団法人自由人権協会(JCLU)70周年記念シンポジウム「監視の”今”を考える」を完全翻訳の上、加筆訂正を行い、詳細な註釈と追加取材を付し書籍化したもの」とある。

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 なおNHKで、2018年5月19日に「日本の諜報 スクープ最高機密ファイル」というアメリカのNSAと日本が諜報の情報共有する監視プログラムについて報道があった。YouTubeで現在も動画視聴ができるようだ。削除されぬうちに視聴をお勧めする。

 

 つづく

 

 

 



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