野散 NOSAN 散種 野の鍵 贈与のカオスモス ラジオ・ヴォルテール

野散 のさん  野を開く鍵 贈与のカオスモス 散種 混沌ー宇宙 想像的・歴史的なもののジャンルなき収蔵庫をめざして 

本日の到着便 第22回東北・関東前方後円墳研究会-馬具副葬古墳の諸問題2017

2017年03月25日 | 初期国家・古代遊記
本日の到着便 第22回東北・関東前方後円墳研究会 馬具副葬古墳の諸問題2017年2月11-12日 発表資料 . . . 本文を読む

『 歴史を射つ 言語論的転回 文化史 パブリックヒストリー ナショナルヒストリー』 2015 その1-1

2017年03月21日 | 批評・歴史・フィクシ...
『歴史を射つ 言語論的転回 文化史 パブリックヒストリー ナショナルヒストリー』2015 御茶の水書房 定価5500円+税 言語論的転回以後の歴史理論、また日本での展開を振り返る、総勢17人による気鋭論考の集成。値段はちょっと張るのだが、刺激性のある鋭角な論点があり、お買い得感あり。この本は刊行後、版元の御茶の水書房でも品切れとなっていた。好感度が高い書評が多く出て探していたのだが、ようやく、京都の梁山泊という古書店に出た。題名が歴史書にしては不思議なタイトルなのだが、もしかすると、G・オーウェルの「象を撃つ」と関係するのでは?とふと思ったのだったが、やはり・・・・・・・・だったか!ここ10年では、一番刺激的な歴史理論に関する論文集ではないだろうか。今日は、『歴史を射つ』をざっと頁をめくった後、この本を脇に置いてオーウェルの「象を撃つ」を再読してみた。脱領域に向けて歴史意識や、国境を越える思考の文学ー歴史論の確かさを味わうことになった。ほんとうに、歴史は事実で、文学はフィクションなのだろうか?全く予想に反してかなり親しい関係があるのではないだろうか・・・・・・・・・ . . . 本文を読む

ミアシャイマー、ウォルト 副島隆彦訳 『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』Ⅰ・Ⅱ2007 講談社

2017年03月07日 | ロビー・パワー・エリート
ミアシャイマー、ウォルト 副島隆彦訳 『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』 Ⅰ・Ⅱ2007 講談社 アメリカの大統領トランプがまだ政権の本格始動が行われていない間考えておきたいこと。 娘婿がユダヤ人であること分かっているものの、ブッシュ時代のネオコン人脈とどのような関係があるのか、まだよく知られていない。そもそもイスラエル・ロビーとは何か、また日本人にはユダヤ人団体にはどんなものがあるのか、まだよく知られていない。欧米ではこのようなジャンルについては多くの本が刊行されているようだが、日本では21世紀以後、このジャンルで政治偏りが比較的少ない詳しい紹介があるのは、この本が筆頭のようだ。 . . . 本文を読む

本日の到着便 広瀬隆 『日本近現代史入門ー黒い人脈と金脈ー』 2016 集英社インターナショナル その1

2017年03月04日 | 日本近現代史
本日の到着便 広瀬隆 『日本近現代史入門』 2016 集英社インターナショナル 広瀬隆の本は、『赤い盾』集英社でその圧倒的なロスチャイルド家についての情報収集力に驚いて以来、『世界石油戦争』NHK出版、集英社新書の「アメリカ帝国三部昨」以来遠ざかっていた。2016年の暮れ、新刊本屋の平積みでこの本をめくり、面白そうで、春から親しい友人と読み合わせをすることになった。毎月購入している本屋に注文したのだが、思っていた以上に早く届いた。 . . . 本文を読む

本日の到着便 坂本一登 『伊藤博文と明治国家形成』1991年 吉川弘文館

2017年03月04日 | 日本近現代史
本日の到着便 坂本一登 『伊藤博文と明治国家形成 ー「宮中」の制度化と立憲制の導入ー』1991年 吉川弘文館  国家意思を安定的に決定し運営するシステムとして 参議中心とした内閣がいかなる過程で制度化されるのか!ここに、明治国家の、やがては立憲制を逸脱する戦争国家へのからくりがあった . . . 本文を読む

日本のプロパガンダ・世界のプロパガンダ

2017年03月01日 | プロパガンダ
2001年の9月11日、一般に「同時多発テロ事件」と理解されている出来事以来、私はなぜか、長い精神的苦痛と不安の日々を送っていた。その後、自分に起きた苦痛・不安の原因を探るうち、9.11事件の情報収集とその内容について、自分なりの再考の末、この事件は限りなく「自作・自演」に近い工作ではないかと確信するようになった。ひとたび、世界の99パーセントの人々が信じる事実、真実とされるものや、日本の歴史教科書に記述されている内容にも、立ち止まって考える習慣が出来てしまったのである。その結果・・・・・・とは! . . . 本文を読む