ケネディ大統領暗殺事件直後の日本の新聞記事 1963年11月22日ケネディ大統領はダラスで狙撃された。またたく間に、外信は世界を駆けめぐり、ちょうど、初めての衛星中継放送の予定でもあったのでテレビの放送で釘付けになった人も多かった。事件当時、新聞の大見出しの記憶と写真の記憶はあるのだが、記事の内容ほとんど覚えていない。週明けの学校の休み時間には事件の話で持ちきりだった。事件後の数日は、トップ記事は、ケネディだった。図書館等で、古新聞を保管しているのだが、すでに、新聞は酸化して、傷みがひどく、複写はできないものが多い。ようやく、古書店で事件を伝えるいくつかの新聞を入手した。日本の新聞は、この事件をどう伝えていたのだろうか。50年近い前の新聞で、網羅的に収集したものではないが、私の興味を引く記事は、いくつかあった。 . . . 本文を読む
内田 樹の言説 「皆が見張っていない方向に歩哨をたてる(見張る)」 と 『荘子』の「朝三暮四」 参院選の推移を見ながら、当代きっての批評家・哲学者内田 樹が、『朝日新聞』7月23日付 「オピニオン」欄で出来事の解読を試みた。大いに頷けるものがあった。 . . . 本文を読む
エドワード・スノーデン 自分には何が大切か決断すべき時もある。自由がなくても快適に暮らせたら普通はそれを受け入れる。それが人間というものです。毎朝起きて仕事に行き、社会の利益に反した軽い仕事をして いい給料をもらう そして夜はテレビを見て寝る。そんな世界を作るのに 自分が荷担していると気付き、次の世代には この圧政の構造が ますます強化されると分かったら どんな代償を払ってでも 国民が審判できるようにしたくなる . . . 本文を読む
ケネディ大統領没後30年前後の頃、1992年頃だが、オリバー・ストーン監督の『JFK』製作の動きが報じられ、まだまだ事件の真相が明らかにされていないことが明らかとなり、興味が湧いたことがあった。また『JFK』の映画の見た後は、「日本のJFK事件」とも言われる下山事件や、松川事件などにも再び関心がいくようになり、ぽつぽつと、その方面の本を探し求めるようになってきた。占領下の事件から60年後の2009年の年には、少しばかり、下山・松川事件に関する著書が刊行されたが、まだまだ、知りたいことが、深められていないと思うことがあり、ならば、ほんの僅かでも残された資料を再・再読しながら、事件を追ってみたいとしきりに思うようになった。ジョン・レノンの死についても解明されていない同じようなもどかしさを感じるのはなぜか。 . . . 本文を読む