平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録8月19日(火)

2014-08-19 08:03:49 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ25.8℃

【ペルーの衛星】昨夜、ISSからペルーの衛星「Chasqui-1」が放出されたようです。ここ何日かはISSの軌道要素で追えると思います。そのISSは、私のところのロケーションで今日13:42にMEL62.7°∠のパスがあります。残念ながら外出不在で追えません。JE9PELさんの紹介によれば、周波数は437.025MHz 1200bps AFSK / 9600bps GMSKのTlemetryを下ろすようです(ある情報によれば、どこからも信号捉えたとのレポートがないようです)ISSからの放出は、衛星が生きていることを確認して、宇宙飛行士が宇宙空間へ手放すのであり、ロケットからの打上げと違って振動もなく、確実性が高いと言われています。しかし、過去にはアンテナを落っことしたまま(無いのに気がつかないで)宇宙空間に放出した「ARISSAT-1」の例もありますいつも言っているとおり、どうも衛星の名前がはっきりしないと、追うイメージが沸きません「Chasqui-1」は何と発音したら良いのでしょう「チャスクイ」「チャスキュー?」太郎とか花子とかニックネームを付けて自分なりにイメージを持つ方法もありますが、ペルーをイメージして「アンデス1号」ないしは「コンドル1号」とでも呼んでおきましょうか。

◆当Blogは外出中で、午後の2パス追えなかったのですが、JA1CPAさんとJA3BLKさんが追ったようです。結果は「聞こえなかった」とのこと。諸外国からもレポートが上がっていないようですので、衛星が機能していない可能性があります「宇宙飛行士が生きていることを確認して手放す」と書きましたが、実際はそこまでやれないでしょう。つまりCubeSatには外部スイッチがない(ARISSAT-1にはありました)3か月くらい前のISSへ運ぶ梱包の時に内蔵バッテリーを満充電したまま、放出手放しを迎えるのだと思いますので、バッテリーが放電してしまっている可能性もあります。太陽電池からの充電で復活するかも知れませんが、果たしてどうでしょう。

コメント (3)
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