平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録7月9日(水)

2014-07-09 08:58:59 | アマチュア無線

本日午前7時雨22.4℃

Ncbr109july2014a 【NCBR1】「NanoSatC-Br1」10:09 強い信号を降ろしていました。録音再生でデコード。今まで、直接デコードしなかったのは、信号の取り出しに問題があったと思われます。FT-847の背面にデータ端子があり、9600bpsの場合はこのデータ端子からでないとデコードしません。このデータ端子には別に1200bps用の端子もあります。取り出しを切り替えて使えばベストですが、地上Packetsを受信する場合9600bps端子に繋いだままでも1200bpsPacketsがデコード出来てしまうのです。その設定でやっていたため、BPSK信号は微妙で、たぶんデコードしないのだと判断しました。新たに結線は手間隙かかりますのでHead Phoneからの取り出しで、この次確認する予定です画像は「MOVE Telemetry Receiver」で生成されたテキストファイルをMikeさんのデコーダーで解読したもの。

【POPSAT】10:12 437.405MHz NORADカタログ№「40028」↓7月8日現在のTLEPacketsらしき信号と衛星名のCWが聞こえますが、明瞭に受信出来ません。↓7月8日現在のTLE

1 40028U 14033U   14189.84582717  .00001914  00000-0  23020-3 0   479
2 40028 097.9853 084.5190 0013464 221.1542 138.8665 14.85074147  2795

「POPAT09July2014.wav」をダウンロード



【厳しい試練、試される経験】『深宇宙彫刻「ARTSAT2:DESPATCH」による深宇宙からの微弱電波の共同受信実験へのご協力のお願い』PDFファイル10ページ、今日一通り読みました当Blog、今年の10月12日で衛星通信を始めてから丸9年「サテライター」を気取っていても、上記実験に参加しないようでは、今まで言って来た自身の姿勢にそぐわないことになります。もちろんそんな責任もない訳でありますが、説明の最後の方にも書いてあるとおり、貴重な体験になることは間違いなく、出来れば受信実験に参加しなくてはと思っています「20dBiのアンテナでは、2回目の可視時間の終了まで電波を受信出きると予想出来ます」周波数は430MHz帯ですが、当Blogのアンテナの利得は?20dBのアンテナを上げる?この宇宙機、今年12月「はやぶさ2」と一緒に地球引力圏を脱出予定

【天気予報】『台風8号に思う』天気予報は、明治17年(1884)6月1日に始まったとWebサイトの「気象一口メモ」にありました。当時は天気によって区分された旗を掲げて伝達したとのことですが、それ以外の伝達方法はなかった時代であったと思います。一般家庭に電気が引かれるようになったのが大正4年ころ、そしてラジオ放送が始まったのは大正14年(1925)3月22日とのことですから、伝達手段としてラジオ放送が出て来たことになります。この頃には新聞もかなり普及していたと思われますので、ラジオや新聞で天気予報が伝達されるようになり、それから約90年ということになります◆現代の天気予報はその精度も飛躍的に向上し、確実性が増し、あらゆるメディアを通して伝達されています。台風8号は史上最大級で沖縄では特別警戒の指令が出ました。ISSからの雲の画像は台風8号の大きさを表すのに十分な迫力でした◆天気予報が発達するまでの昔は、沖縄にどんな大きな台風が来ようと知るすべもなく、現地以外は「蚊帳の外」で何事もないように時が過ぎたはずです。天気予報を全く見聞きしていなかったとしたら、本日7月9日(水)関東地方では今のところ天気静穏で、台風を感じることさえありません。私達は今日、あらゆるメディアを通じてより確実な天気予報を享受出来る時代に生きています。

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