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【衛星からの画像】九州工業大学の「HORYU-2」管制局が、私たちアマチュア無線で人工衛星を追うことを趣味としている人達のために、データ解析ソフトを用意してくれていることは大変ありがたいことです。HORYU-2が撮影した地球画像も再生出来るソフトになっています。JA6PL井地さんが、8月16日の撮影画像を完成させることに成功しました◆さて、人工衛星が撮影した地球画像を自分の手元で再現出来ればこれほど面白いことはありません。SSTV画像では昨年8月4日に人工衛星になったARISSAT-1がROBOT36モードで撮影画像を降ろしました。東大のCubesatXI-Ⅳ、XI-Ⅴも撮影画像を取得可能な衛星です◆HORYU-2の画像は「.jpg」で取得出来るのが面白いところです。ポイントを幾つか整理します①管制局と同じ状態で画像データを取得出来たとすれば、容易に再現可能②「管制局と同じ状態」が至難の業③画像データは管制局の画像サーバーに累積されるようですが、更新をかけて初めて自分が受信したデータが分かるようになっています。衛星から送ってくる同じ画像で何回か受信を繰り返せばデータが揃い完成となる④そのためには、自分のデータが揃うまで、繰り返し管制局がデータを降ろしてくれる必要がある⑤管制局の位置は北九州なので、北海道では管制局と同じ状態という訳に行かないので、場所によって不利となる⑥管制局が次の画像データ(違う画像データ)を降ろし始めると受信局は未完成のままのデータで終わってしまう⑦共同受信でデータを繋ぎ合わせる方法は不可能と思える。音声録音ファイルの合成で行えば可能性はある。