平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
日本一小さな衛星通信情報サイト

衛星通信記録3月16日(金)

2012-03-16 08:16:35 | アマチュア無線

本日午前7時快晴1.0℃

鳥嶋真也(Shinya Torishima)さんの「Kosmograd」が再開されました。 http://kosmograd.jp/ 標題、ロシア語表記ですが、英語でKosmograd(コスモグラード)のようです。

07:58のVO-52 ■交信(SSB)8N9JARL/9 JA1AZR JA2MJA-610Hz

Masat116mar2012 Masat116mar2012b 【地球映像の価値】宇宙から撮影した地球の映像は、価値あるものと思えます。北極海の流氷の様子が分かれば、海運会社は船の航路選択に使うことが出来るので、情報として売ることも可能なわけです。通信以外の人工衛星では、その多くが地球画像の撮影を目的にしていると言えます。いちばんポピュラーなのが気象衛星、極めつけが軍事衛星でしょうさてここでMasat-1が撮影した地球画像が公開されました。Masat-1のWebサイトにあります。ARISSat-1のSSTV、それも36秒間で送るRobot36の画像とは比べ物にならない鮮明な画像が撮れています。地表もはっきり写っています。ARISSat-1を批判しているわけではありません。あれは、次に鮮明な画像を撮るためのステップ(練習)だったので、不鮮明でも角度がどのように撮れるかがポイントのはずでしたMasat-1が「Higer高速データストリーム(1250bps)Packets」の信号を降ろしていたのは、地球画像のデータだった訳です。一度に全部降ろせないので、分割Packets方式だと思います。もちろん本国上空のみで降ろしているので、私たちは画像を再生することは出来ません。分割の部分だけでもいいから、画像処理が出来ると面白いのですが…あと、Masat-1が極端な扁平軌道であることは、地球画像を高い所から撮ったり、低い所から撮ったりして比較するため、わざとそのようにしているのではあるまいか。これも次へのステップか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする