平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
日本一小さな衛星通信情報サイト

衛星通信記録12月28日(水)

2011-12-28 08:53:11 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ1.5℃ 薄い雲があります

【面白い出来事】JA1CPA中村さん(栃木県小山市)の地上波を私(埼玉県飯能市)は聞くことが出来ます。JH1EKH/1坂口さん(佐野市)も中村さんの信号を聞くことが出来ます。昨日の朝07:00のVO-52をワッチしていると145.9030付近で中村さんの信号が聞こえました。私も坂口さんも中村さんのダウン信号と思って呼びました。しかし応答がありません「おかしい」しかしそれは中村さんのAO-7へのアップ信号だったのです。AO-7が同時に飛来していたのです。JA0CAW佐藤さん(新潟市)もVO-52で私と坂口さんの信号を聞いていて呼んでくれていたのでした。その時2人とも中村さんを呼び続けていた時なので「聞こえない局を何で呼んでいるのだろう」と思ったはずです。新潟までは中村さんの地上波は届きませんので…。
この状況下では「こんがらがった面白さ」がいっぱいあります①周波数関係がクロスしている衛星の同時飛来②地上波が聞こえてしまう3局間の位置関係③AO-7のSSBモードでは「USBで上げてUSBで聞く」という点。LSBで上げるのだとしたら中村さんの信号はモゴモゴ言っていたでしょう④佐藤さんが「聞こえない局を何で呼んでいるんだろう」と思ったかも知れない点④私も坂口さんも中村さんがよくVO-52にQRVしていることは知っていて、呼んで応答がなかったことはないので不思議に思った点などです【衛星二段中継(衛星リレー中継)】図示すれば一番分かりやすいのですが、昨日の場面では衛星二段中継が出来た可能性があります。「VO-52のDown信号でAO-7をアクセスし29.500MHzで降ろす」VO-52の信号を宇宙空間でAO-7に届かせるということです。このようなことは昔から考えられていたようで、実際に交信も行われたようです全ての場面で言う必要もないとは思いますがQRVしている衛星名を言うことも必要と思いますFM波の場合でも地上違法局に「この周波数は今衛星通信で使っている」ということをアピールするためにも必要かも知れません(もちろん「CQサテライト」とやっていますが)でも違法地上局は「サテライト」の意味が分からないでしょう。彼らは「FMを使った業務通信もどき」だけが無線だと思っていますので…。

【AO-7のアップモード】今、分かりました。CWはCWとして、AO-7のSSBアップモードが「USB」で、ダウンも「USB」なのは、上記「衛星2段中継」用なのですね。知らなかったのは私だけ?

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする