熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

【事務局】Tel.090-9792-2190, e-mail: kawatasei@jcom.zaq.ne.jp

日独修好の歴史を共にし、新たな友好を結ぶ - その4」

2015-07-14 17:41:30 | インポート
企画展示「ドイツと日本を結ぶもの - 日独修好150年尾歴史 - 」は、併せて日独の姉妹・友好都市、友好団体がそれぞれの活動を紹介し、一堂に会する機会とされました。
およそ180の姉妹・友好都市関係、友好団体がある中で、主催者の呼びかけに応じて約3分の1の57がパネル出展に応募。予想をはるかに上回りパネルのサイズはB0版からB2版に縮小、また、パネルをそのまま展覧会図録に掲載する予定であったものが、収まりきれないので特別に「図録別冊」として刊行されました。
熊本日独協会も1962年設立の経緯とその後の歩み、そして現在の活動を紹介するA4テキスト2枚と写真5枚を2月末に送付しておりました。
7月6日の催しには、パネルがどのように展示されているのか、その実際を見るためもあって参加したのです。
配布資料に入っていた図録には、左ページに日本語が、また右頁には当方が「時間がない」とお断りしたので、主催者により翻訳いただいたドイツ語が掲載されておりました。在独日本大使館の協力でネイティブチェックも受けたという独文は原文以上に良くできており(流麗で明瞭)感嘆しました。
展示会場の入り口付近に設けられた「姉妹・友好都市/友好団体コーナー」には熊本日独協会のパネルもしっかりと並んでおり、多くの皆さんに本協会を紹介できるチャンスを逃さなかったことに安堵と喜びを感じました。(M.S.)


      写真; パネル  ・  「 展覧会図録」と「図録別冊」
         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「名曲鑑賞教室」の響き

2015-07-13 19:49:32 | インポート
これから折に触れ、会員の活動を紹介してまいります。
まずは、本会理事でバイオリニストの吉永誠吾熊本大学名誉教授による3回目となる熊日生涯学習講座「名曲鑑賞教室」です。
「名曲鑑賞教室」のタイトルでは昨年、5月11日と12月24日の2度、各回の受講をお勧めしています。
1回目は「ソナタ形式とは何」、2回目は「ロマン派」をテーマにされました。
今回の講座は「国民楽派の作曲家」を取り上げていらっしゃいます。
5月21日(木)から原則として毎月第1・3・5木曜日に開かれてきた講座も残り今月16日と30日のみとなりました。
そこで、吉永先生の講座の魅力を受講者自身に語ってもらい、国民楽派後の作曲家を取り上げられるであろう4回目の講座を楽しみにしたいと思います。(M.S.)


5月21日のオープニングのミニコンサートで始まった今回の名曲鑑賞教室も今月30日に最終日を迎えます。
吉永先生の巧みな語りで、有名作曲家の知られざるエピソードを楽しく聞かせていただき、ロマン派や国民楽派の作曲家たちが活躍した時代に思いを馳せ・・・・、いつの間にかその時代にはいりこんでしまいます。
また、吉永先生の秘蔵レコードやCDを鑑賞し、90分があっという間に過ぎてしまいます。
私にとっての貴重な癒しの時間となっています。
今回のシリーズでは、「 TSURUYA CLASSIC SALON(鶴屋東館3階)」のオーディオルームを利用し、豪華な鑑賞会を楽しみました。
なんといっても、吉永先生の素晴らしい生演奏が聴けるのが、この教室の一番の魅力ではないでしょうか。
今月で終了するのが名残惜しいですが、是非次回も開講していただけるのを期待しております。
  受講者から提供いただいた写真2枚です。     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日独修好の歴史を共にし、新たな友好を結ぶ - その3

2015-07-12 18:22:05 | インポート
企画展示「ドイツと日本を結ぶもの - 日独修好150年の歴史 - 」の開会式は7月6日午後1時から国立歴史民俗博物館講堂で行われました。

開会挨拶は久留島浩館長。壇上にはその他,次の方々が並び挨拶されました。
 シュテファン ヘルツベルク  ドイツ連邦共和国大使館臨時代理大使
 モニカ グリュッタース     ドイツ連邦首相府文化メディア担当国務大臣
 城内 実            外務副大臣
 川崎 二郎          日独友好議員連盟会長
 近藤 誠一           歴史民俗博物館振興会代表理事 

来賓の顔ぶれは、まさに日独修好の歴史を思い返すに相応しいものでした。以下に何人かのお名前を挙げさせていただきます。
 ドイツ側
  ジークヴァルト・ツー・オイレンブルク伯爵 《徳川幕府と修好通商条約を結んだプロイセン使節団全権代表フリードリッヒ・ツー・オイレンブルク伯爵のご子孫》
  ウド・バイライス・シーボルト協会理事長  《あのシーボルトのご子孫》
  ニクラス・サルム=ライファーシャイト伯爵 《条約改正に努めた外務大臣青木周蔵のご子孫》
  Dr.コンスタンティン・フォン・ブランデンシュタイン=ツェッペリン氏 《飛行船で有名なフェルディナンド・フォン・ツェッペリン伯爵のご子孫》
 日本側
  徳川 家広 徳川記念財団理事 《徳川宗家18代目当主の徳川恒孝氏のご子息》
  安藤 綾信 安藤家当主    《徳川幕府がプロイセン使節団と修好通商条約を結んだ当時の老中、安藤信正のご子孫》

これらの方々が紹介されると会場から大きな拍手がおくられました。

開会式に続いて、企画展示室に移動し、テープカット、内覧会となりました。(M.S.)
 
 
写真:左から順に、檀上の主催者と来賓、挨拶される久留島館長、ヘルツベルク代理大使、グリュッタース文化メディア担当国務大臣、城内外務副大臣      
 
           
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日独修好の歴史を共にし、新たな友好を結ぶ - その2

2015-07-10 16:24:28 | インポート
企画展示「ドイツと日本を結ぶもの - 日独修好150年の歴史 - 」について今回は配布資料によりその概要を記します。

2011年は1861年1月、プロイセン使節団と徳川幕府との間で、日本・プロイセン修好通称条約が結ばれてから150周年にあたり、日独双方でさまざまな催し物が行われ、とくにドイツでは、2011年11月6日から翌年2月5日まで、マンハイム市立ライス・エンゲルホルン博物館で「遠来の友」と題する展覧会が開催された。この充実した内容の展示はマンハイムを出ることはなく、このことを惜しんだ日独関係者のなかから、日本でも150年を記念する展示ができないかという声があがり、その後、2年半をかけてようやくこの展示が実現した。
日本国内でははじめての本格的な歴史展示であり、できる限り多くの地域で、多くの人々にみてもらうため、国立歴史民族博物館(7月7日~9月6日)を皮切りに、長崎歴史文化博物館(9月19日~11月29日)、鳴門ドイツ館12月9日~翌年1月24日)、横浜開港資料館(2月3日~4月10日)でも展示が行われる。

展示の構成を標題だけで紹介すると次のようになります(プロローグとエピローグだけには簡単な説明)。

 プロローグ;ドイツと日本を結ぶもの - 日独150年の歴史 - 
 日独両国の人々が互いをどのように認識しているか、両国の人々が撮った写真や教科書の記述などをとおして垣間見る
 Ⅰ プロイセン及びドイツ帝国と幕末維新期の日本
 Ⅱ 明治日本とドイツ
 Ⅲ 両大戦下の日独関係
 Ⅳ 戦後の日本とドイツ
 エピローグ;宮古島から見た日独関係史
 1873年7月、宮古島の沖合いで座礁したドイツ商船の乗組員を島民が救助したことに感激したドイツ皇帝ヴィルヘルム1世は1876年、島に博愛記念碑を建てた。この出来事がもととなり、以後、の日独の歴史の中で宮古島が両国の友好を象徴する「記念の場」として繰り返し取り上げられることになる。>

展示品は外交文書、写真、書籍、直筆の書、贈答品など多種多様でカタログも210頁になります。内覧会では本当に駆け足で見ることしかできませんでした。
次回は、企画展の開会式の様子を報告します。(M.S.) 
 
 写真:展示概要を説明する 保谷徹 展示プロジェクト代表(東京大学教授) 
     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スピーチコンテスト ー ポスターの掲示始まる

2015-07-10 14:28:02 | インポート
日本語で「ドイツの魅力」について話すスピーチコンテスト。
熊本予選(9月12日(土)14:00~16:00、熊本市国際交流会館。申込期限;8月20日(木))のポスター(A1サイズ)とチラシ(A4サイズ)ができあがり掲示や配布が始まりました。
7月9日には県内12の大学と市内の19の公民館にも協力依頼を添え、ポスターとチラシが送られました。
デザイン・レイアウトはすべて国際交流員によるもの。身近な場所で素晴らしいできばえをご覧ください。(M.S.)
写真 : 国際交流会館1階と2階に掲示されたポスター、そして後援者の一つ「ビアレストラン・オーデン」のレジ横に置かれたチラシ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする