ドイツ統一３０周年にもコロナの影響

２０２０年１０月３日は１９９０年の東西ドイツ統一から３０年。地元紙の熊本日日新聞は１０月４日朝刊４面左隅に【ベルリン共同】の記事を掲載。一部をそのまま引用する。

ー　今年は東部ブランデンブルク州の州都ポツダムで記念式典が行われ、シュタインマイヤー大統領やメルケル首相ら約２００人が参加した。メルケル氏は、東西が共存するには「勇気が必要だ」と訴え「若い世代のため勇気を持って新たな道を歩んでいきたい」と述べた。　－

これによると３０年という節目の年にもかかわらず小規模の式典であったことがわかる。コロナ禍の影響であろう。
東京のドイツ大使館と大阪・神戸総領事館での記念式典も開かれなかった。熊本日独協会からは例年、総領事ご夫妻のお招きで会長が出席し、お祝いを申し上げてきた。昨年は、八戸会長がヴェルナー・ケーラー総領事に「東西ドイツ統一30周年記念講演会」の講師のお願いもして来られた。本年6月の総会・懇親会に併せてのこの企画もコロナウイルス感染の恐れから残念ながら共に中止された。7月には、マルティン・エバーツ総領事に替わられている
一年後の10月3日は祝賀行事が行われ、会長から総領事ご夫妻またスタッフの皆さんに2か年分のお喜びをお届けいただく、そうなるよう願っています。

（M.S.)