いまジャーナリストとして

 いま私たちの目の前に、次々と現れるニュースをどうとらえ、どう判断するか・・・ジャーナリストの日誌。

1964年東京五輪の聖火台・・・国立競技場で撮影してきました。

2014年02月07日 17時28分55秒 | 日記

 ソチ五輪が始まりました。
 東京でも、2020年に五輪が開かれます。
 1964年以来、56年ぶりです。
 メインの会場になる国立競技場が建て替えられるのに
伴い、64年の東京五輪で国立競技場に設置されが
聖火台も、新しくなります。
 いまの聖火台は記念として保存される方向で検討
されているようですが、しかし、いまの国立競技場で
いまの聖火台を見るのは、もうあと少しだけのことに
なりました。
 そこで、いまの国立競技場と、いまの聖火台を撮影
してきました。
 1月初めに国立競技場で、高校サッカーがありました。
 ちょうどいい機会なので、チケットを買って、中に
入ってきました。

 聖火台は、競技場の外からは見たことがありますが、
実際に近くまで行ったことはありません。
 いったい、どこまで近づけるのでしょう。
 
 競技場の正面ゲートから入ります。
 そのまま、観客席に出て、すり鉢状の観客席を
最上段まで登ります。
 かなり高いですよ。

 最上段のフェンスに沿って、移動できる道がついて
います。
 聖火台は、競技場の正面スタンドから見えるように
設計されていますんどえ、正面ゲートから入ると、
ちょうど反対側です。
 聖火台に向かって、競技場の最上段の道を、競技場を
くるりと半周するような格好で、聖火台のすぐ近くまで
たどり着きました。


 
 おお、これが、1964年の東京五輪の聖火台か。
 手前に観客席が見えるでしょう。
 聖火台は、意外なほど、観客席から近いんですね。



 聖火台のすぐ後ろに、照明塔があります。
 
 このまま、どこまで聖火台に近づけるのでしょう。
 行ってみましょう。

 少々驚きましたが、聖火台の本当にすぐ近くまで
行けます。右手に見える小さな階段を上ると、聖火台に
触れそうです。さすがに、階段の手前にからは入れません。

 ただ、聖火台そのものは、すぐ眼の前に見えます。

 これです。
 1964年10月10日、秋の素晴らしい晴天の下、
聖火ランナーの坂井さんが、競技場のグラウンドから
階段をたったっと駆け上がっていって、聖火を点した
のが、この聖火台です。
 
 そうか、これが、あの聖火台だったのか。

 もっと大きいと思っていましたが、意外に小さいのです。
 
 聖火台、ぽつんとひとり、という感じで立っていました。
 
 

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1 コメント

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聖火台 アリガトウ!! (hiraide)
2014-11-12 10:59:21
9月29日、妻と二人で国立競技場の最後の聖火台磨きをしてきました。鈴木文吾さんと、文吾さん亡き後、ハンマー投げ金メダリストの室伏広治さんと磨き続けた聖火台、きれいに磨いて石巻市に送り出したいと思ったからです。
10月10日、聖火台はクレーンで釣り上げられて、下に下ろしました。最後のお別れに、ついホロリとなりました。
石巻市のみなさん、震災の復興頑張ってください。
そして、聖火台を大事にしてくださいネ。
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