ミニカー集めが目的ではありませんが、林檎印の付いている物をついつい買ってしまう習性からでしょうか?
今回の物は、精密に再現された塗装済ダイキャスト製ミニカー "Porsche 935 K3 #71" です。
このモデルは1980年6月に開催された ル・マン24時間耐久レースで、アップル社がスポンサーとなり、アップル仕様にカラーリングされた Porsche 935 を1/43で再現しているようです。

私自身、毎年六月になると、このル・マン24時間耐久レースの様子が気になります。
かって在職した会社がチーム・スポンサーとなり、コーポレート・ロゴでカラーリングしたポルシェが、80年台前半から二十年ほど、ル・マンのコースであるフランス西部にあるサルト・サーキットを周回していました。
80年台の一時期は Porsche 953、バブルの絶頂期には Porsche 962 に、自社ロゴを付けたポルシェが上位で周回しているのをテレビで観戦していたのを今でも思い出します。
正直言って、ミニカーのコレクターではありませんが、林檎印のグッズには何でも手が出てしまう自分として、ミニカーは珍しく、目出度く私のお宝(ガラクタ)コレクションの仲間入りを果たしました。

余談ですが、
1991年、ちょうど二十年前のル・マンでは "MAZDA 787B" が優勝しました。日本のメーカーとして初の優勝、そしてレシプロエンジン以外を搭載した車としても初の優勝でした。
ロータリーエンジンの音は、他の車と一線を画し、一種独特の音色で、夜間帯の周回でも直ぐにマツダ車と誰でも分かる快走でした。しかし、ル・マン24制覇でもエコには勝てず、今年ついにロータリーエンジンの生産終了が発表されています。それ故か?今年のル・マンに "MAZDA 787B" が招かれ、デモ走行(ラストラン)があったようです。