神社仏閣を訪れることにしている。
今年は、奈良の長谷寺に行くことにした。
この時期、１５０種、７０００株の牡丹の花を楽しめるからだ。
色とりどりの、非常に鮮やかな、牡丹の花を見ることができた。
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初めての訪問で、まず感じたのは、階段のお寺ということ。
駅を出て、階段を下ることから始まり、
お寺に到着して、入り口の門をくぐってから、本堂までずうっと階段。
何と、３９９段あるらしい。
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一緒に行った妻に向かって、
「この階段走ったら、ええトレーニングになるでえ。」
と言ったら、妻が、
「今ここに来てる人で、そんな事考えてる人、いてへんわ。」
とあきれていた。
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帰りの参道では、
例によって、地酒ワンカップを片手に歩いた。
妻は、やっぱりかという目で、あきれていた。
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牡丹は、本当に鮮やかで、派手で、美しかった。
帰ってきて、家の近所の道端で、
マーガレットがひっそりを咲いているのを見つけた。
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その美しさに目を奪われた。
決して、牡丹のような華やかさはないが、
そのかれんな美しさは、全然負けていない。
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牡丹が、エリザベス・テーラーやソフィア・ローレンなら、
マーガレットは、グレース・ケリーかイングリッド・バーグマンといったところか。
ジャッキー、どっちかゆうたら、
マーガレット派やなあ。