JACKIE

Beautiful Things in My Life

「シカゴアンになった一週間」 - ジーン宅編 wonderful time at Gene home

2009-03-11 | 旅行記

ボリュームたっぷりのハンバーガーランチをジーンと食べた後、

今夜、泊めてもらうジーン宅へと向かった。

家に着いて、私が今晩お世話になるベッドルームへ案内してくれた。

そこで、ジーン、ベッドの下から、大きなクリアボックスを出してきて、

父、Joe Lubin の新聞切り抜き記事や、記念メダル、はいていたトランクスまで、昔の思い出をいっぱい見せてくれた。

実はランチの時、ジャッキーが、ボクシングを始めたこと、

昨日、飛び込みで、ボクシングジムで練習できたこと、を話した時、

ジーンは、びっくりして、「なんとー!僕の父親は、アマチュアでは、全米一番にもなってるし、プロでも何勝もしてるボクサーやってんで。奇遇やあ!」と。

ジャッキーもびっくりして、「それ、マジー? すごい!」

と、話が盛り上がっていたのだった。

新聞の記事が、これまた凄い。

”Lubin の全米決勝戦勝利に1,7000人の観衆”とある。

Joe_lubin

これまた、私とは全然比べもんにならない。スケールが違う。

本物中の本物。

恐れ入りました。

そんなこんな、しているうちに、夕刻になったので、Gullivers

私の息子と同じ年、17歳のジーンの息子スカイラーと、

ジーンのガールフレンド、ジョディとの4人で、

まるで、美術館のようなレストランで夕食を楽しんだ。

ジーン宅へ帰ってから、飲み会となった。

ジーンは、私からのみやげ、越の寒梅を飲んで、

" Very good ! "

私は、ジーンに買ってもらった大好物のバーボンウイスキー、Maker's Mark を飲んで、

「めっちゃ、うまい!」とお互い国の味を讃え、楽しんだ。

そうこうしているうちに、ドアをノックする音が、

ジーンが出迎えた人は、何と手にギターケースを持ってやってきた。

「こちら、友人のトム。」

「こちら、日本から来た、友人のジャッキー。」

と、ジーンが紹介してくれ、

握手で挨拶を交わした。

Guitar しばらく、ジーン、ジョディ、トム、ジャッキーの4人で、飲んで楽しんでいると、

トムが、ギターを取り出して、これから、私のオリジナル曲を歌わせてもらいますと。

チューニングをしながら、これから歌う歌の説明をし始めた。

そして、綺麗な声で、歌い出した。

何とジーン、私のために、こんな演出まで用意していてくれたんや。

素晴らしい弾き語りを聞きながら、心地よいバーボンの酔いも手伝い、喜びがどんどんこみ上げてきた。

「やっぱり、シカゴに来て良かった。」

その後、明日は仕事があるというので、トムとジョディは帰り、

音楽大好きな二人は、CDや、レコードまで出してきて、それを聞きながら、お酒を交わし、

音楽や政治、戦争に至るまで、話が尽きなかった。

この日の夕刻、息子スカイラーいきつけのCDショップで、Billie_holiday_cd

500円で買ったCDのビリー・ホリデイの歌声が、

何回も何回も、夜2時近くまで、

二人の心の奥底に、溶け込んだ。

  - 次編につづく -