バッキーが元働いていた会社のオフィスで
事務の仕事をしていた婦人のご主人が亡くなられ
Wake(お通夜?)がある街に行ってきた。
私達はその街で2003年から20年近く住んでもいた。
その街の葬儀屋の一室で9時から11時までWakeがあって
11時からミサがあるお葬式が始まるようになっていた。
”俺達は親しい仲ではないからお葬式は失礼しよう。” と
バッキーが云い、10時頃つくように出かけた。
部屋にはフレッシュフラワーが生けられた花瓶や
観葉植物の鉢植えが壁1面に並べられ
故人の一親等になる家族が、奥さん、お子さんたち、ご両親の順で立ち
参列者が家族に言葉をかける為、
部屋の入口近くまで並んで自分の番を待っていた。
お棺はなく遺灰が置かれていた。
バッキーも私も故人に会った事がなかったので
その部屋の壁に映し出された故人の思い出写真が映像で流れるのを見て
”あーー あの人だったんだ。” と
お互い顔を見合わせた。
故人と話したことはなかったけれど
忘れない体格をした方だった。
壁に流れる故人の写真を見て
自分の葬儀のため
自分が好きな写真を集めておこう と思い
そんな話をするとバッキーが笑う。
あっ 良い瞬間! と
思う度にスマホを向ける私には
数多くの家族の写真がスマホに残されているけど
自分の写真は少ない。
私がバッキーの写真を撮るように
これからはバッキーにも私の写真を撮ってもらおう。😜
その中から自分が気に入った写真を
葬儀用に集めるってのはどう?