はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

夫上機嫌

2018-11-10 | 嬉しかった事


           朝起きると外は銀世界





けいちゃんたちが通う音楽教室は3学期に分かれ

学期ごとに授業料金を支払うようになっている。


オンラインでも支払いは出来るのだけれど

 クレジットカードを使うと7%、、だったか 

手数料金が取られるので

私は現金払いをするようにしている。




新学期が始まる前に支払いを済ませないと

  5ドル追加され

その最終日が金曜の今日である事を昨日知り


仕事を終えてから

  大急ぎで音楽教室へ走った。





そしてその足でイリノイの街にあるクリニックへ、、、





今日もそうやって 猛スピードで半日が過ぎた。





                                




クリニックの待合室でペーパーワークをしていると

 ”家に帰って来たら

お前の車は俺の会社の車の後ろに駐車しろ

 今日はガレージを使う用がある。”
   と


バッキーからテキストメッセージが送られて来た。




言われるように

ドライブウェイに車を止め家の中に入った。






暫くして

いつものように硬い表情をしてバッキーが帰宅する。





”俺は仕事に行っているのに

 なんで会社の車が家にあるのか

  お前は疑問に思わないのか?”
  などなど


私がバッキーに何の質問もしなかった事に対して

  ブツブツ言い始める、、、、、、、や



硬い表情を保てなくなったかのように

顔がほころんで来たバッキーは

 何やら嬉しそうに弾んだ声で話し始めた。









ちょっと前からバッキーが乗っているバンも

  新しくしようと探していた所

仕事で行くある街のディーラーで売りに出されていた

  日産の中古のバン クエスト(Quest) を見つけ

今日それを買って来た、、と言う。










私の車インフィニティ (INFINITI)日産だ。


 新しいバンは色も私の車と同じブラックであり


   ”兄妹のよう、、ね”  と

いつものように子供じみた表現で返すと

  バッキーも子供のように小さく飛び跳ね喜ぶ。



  


DVDプレイヤーが二つ付いている事も

  バッキーを有頂天にしている。





  

 ”今度コロラドに行く時、 お前はこれで日本の映画を

   ずっと観ているといい” 
  と喜んで言う。

 





車を探し始めた、1-2か月前


 ”じゃあ 古いバンは買い取ってもらうの?”  と


私が訊くと


 ”あの車は会社で働く青年にあげようと思う。”  と

 バッキーがその青年の話をしてくれた。



 病気がちの親ごさんの世話もしている働き者のその青年の車は

  私たちが乗る古いバンよりオンボロ



 今にも走るのをやめそうだ、、、

バッキーは この冬 車に困る青年を想像し

 

 俺たちのバンを彼に使ってもらおう  と


そんなアイデアが浮かんだようだ。



子供の頃この青年の立場であった私は

 多くの人たちの親切を受け育った。


それもあり 今回のバッキーのアイデアが嬉しくて仕方なかった。






”この車に乗りたくなかったら

 ジャンクヤードに持って行ってもいい

 500ドルぐらいにはなると思うから、、、” 
 と


そう付け加え青年に車を渡したらしい。




勿論青年は喜んで車を受け取ってくれ

 それも 又 バッキーの機嫌がいい一つの理由、、のようだ。



今日も事が上手く運び

  いい一日だった。


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