畑の隅で、道端で、野草は、慎ましく、それでいて力強く、季節を知らせてくれます
毎日新聞「異論反論」岡田斗司夫氏「大震災を前に私たちはどうしたらいいの?」
テレビ消し仕事に戻ろう
ツイッターでこんなつぶやきを見た。
自衛隊の彼氏が事故のあった原発に行く。「大丈夫?」とメールした。返事が来た。「大丈夫。大丈夫にする」
どうしようもなく心が動かされた。
我々の世界はこういう「現場」の支えでできているんだ・・・被災地の近くでもちゃんと定食屋を開けている主人がいる。定時運行を心がけている鉄道マンたちがいる。だからみんな「あ、やっぱり大丈夫なんだ」と少しだけ安心できる・・・だから、ちゃんと仕事しよう。必要とされている現場から逃げずに、職務を全うしよう。テレビを消して仕事に戻ろう・・・(抜粋)。
私は、TV(但し、朝7時台のNHKニュースは見る)は殆んど見ていない。一日遅れの新聞に目を通すだけで、それも、さっと見て、気になった記事を読むくらい。
特に不自由はしていない(自分ではそう思うが、それによって迷惑を受けたという苦情も今のところない)と思っている。
「東北関東大震災」に関しては、未曾有の災害だと認識はある。だが、直接的に私に出来ることは何も無い。
だから、日常を淡々と慎ましく、できれば穏やかに過すことに務めるしかないと考えている。
で、何で「エステ」なのか・・・姪が「エステ店」を開業してまして、つまり、この災害(不景気も原因だが)で、全く仕事が無くなってしまった姪を助ける(身内の事でスミマセン)為、友人を引っ張り込んで連れて行ったという次第。
自粛する気持ちも分かります・・・でも、日常生活を淡々と続けていかないと沈没してしまう人があるのです。
日本は、否、日本人は、世界でも評価をされた「たくましい精神」の持ち主なのですから・・・大人になりましょうよ。
姪は、彼女の仲間たちと、被災地が落ち着いたら「エステ」をもって訪ねたいと言っている。是非、実現して欲しい。
心静かに・・・グリーク「ペールギュント ソルヴェイグの歌」。