IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

「外存型」「内在型」夢中考

2011-02-25 13:59:55 | この頃思う事



昨年暮れに、正月用彩りとして植えたのですが、寒さを、しっかりと乗り越えてくれました


2月22日のブログでも記載しました(海原純子氏コラム欄抜粋)が、「外存型」と「内在型」の「夢中になるひととき」について、少し、考えてみました。

私は、何にでも、感動したり夢中になったりが、あまり無い・・・「沈着、冷静(ちょい変じゃないの?という意味も含まれて・・・)」という、評価も貰ったりする。

その①・・・素晴らしい景色に感動体験した友が、「是非、あなたに見せたい!」と、わざわざ連れて行ってくれるのだが、「素敵だね」と思うけれど、「素晴らしい、感動した、ありがとう!」なんて、言ったことがないから、友は落胆する。

その②・・・遊園地・動物園・テーマパーク等は、全く、楽しさが理解出来ないから、退屈なだけだし・・・。

その③・・・信仰・人物・ブランドもの(十把一絡げでは問題かな)に、さほど興味を持たないから、のめり込む人の気持ちが分からない。

その④・・・趣味を極めるなんて、とてもとてもで、道半ばに到達する間もなく飽きてしまう等など言い出したら際限なく・・・我ながら変な人間だなと承知している。


ここで、海原氏コラムの続きを・・・・。
・・・夢中になることでも、それが他者から与えられたものか、自分で作り出すものかによって、満足感はちがってくるだろう・・・自己満足でしょ・・・などと皮肉られる。食事も、映画も、音楽も、もちろん好きだ。しかし、それだけでは物足りない何かは、自ら作り上げる夢中のなかにこそ存在する・・・(以上、心のサプリより抜粋)。


という、ご意見に接して、「なるほど、なるほど」と納得し、「私は内在型夢中主義だ」と、自己評価の値を勝手に上げたという訳でして・・・。

私は砂漠とか廃墟(それも、殆んど痕跡さえも見えないほどの・・・)が好きである。
「何も無いところよ」と、友人は言うが、私は、「何も無いの中に、何かが見えていると感じる時間が好きなのだ」と答える。
そのうちに「幻影・幻聴」が現れてきたり・・・もう、十分、危険な領域に入っているのかも・・・これを、夢中になっていると言う(言うか?)。


  




かつて(若かった頃です)、本を読みながら、作業をしながら、よくラジオを掛けていた・・・ながら族だったんです。
廃棄処分しようと整理している古いカセットテープに、こんなものが録音してあった。
懐かしい響きだなぁと思う、でも、TVはあまり見なかったから曲の詳細は不明。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KMさんからの「なばなの里」便りです

2011-02-23 18:37:52 | 小さな旅への誘い
[写真と記事はKMさん提供]



静岡県から三重県に車を走らせ、伊勢湾岸道路を経て湾岸長島で高速を降ります

今回は、一路、「なばなの里」へと、足を延ばしてみました



TVでも放送しています、念願の、夕方6時~9時に催される、夜のイルミネーションを見る事が出来ました。

当日は平日で(月曜)でしたが、凄い大勢の人でした。
最初に、UFO見たいな乗り物(アイランド富士)に乗り、上空まで高く上がり、一周して、夜景を楽しむことが出来ました。
何でも、一度に80人乗せるので、大勢人が並んでいますが、すぐに順番が来ます。
 






TVでコマーシャルしていますが、皆さん分かりますか?
そうです、「海と富士山とイルカ」のイルミネーションと「波のサウンド」が響き渡り、迫力満点でした。
次は、光のイルミネーションのトンネルが、二つ有ります。
1つは、御殿場の「時の栖」のイルミネーションと同じですが、もっと長いトンネルでした。
もう一つは、レインボウカラーの綺麗なイルミネーションでした。







最後に感動したのは鏡池です。
周りの木々が、湖面に見事に反射して映し出され、素晴らしい景色でした。




夕方着いたので、ゆっくり出来なかったのですが、他には、ベゴニアガーデン、長島温泉里の湯、足湯、日本最大級の花広場等など沢山見所があり、一日居ても飽きないところだと思います。

皆さんにも、是非、一度訪れてみるよう、お勧めします・・・“ あ~感動しました ”


[以上 KMさんの現地取材による]





こんな曲も聞いていたのかと、我ながら感慨深いものがありますね。
古の「カセットテープ」に残っていた曲から・・・ジョン・デンバー「Take me Home」。 あ
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「夢中になるひととき」から・・・

2011-02-22 13:14:11 | この頃思う事



「思いのまま」という名称だそうだ。能動的にか、受動的に、なのか・・・どう解釈するのも、「思いのまま」なのかな?



夢中になるひととき・・・定番の「一日一粒 心のサプリ(海原純子氏)」から・・・

最近、新しい研究に着手している・・・入力したデータをもとにして解析をはじめ、関連した文献を読み始めた日。午後1時ごろから机の前に座り、はっときずいたら11時。あら、夕食の時間を過ぎていたなあ、と驚き、しかし何とも幸せな気分になった・・・外存型の夢中は、そのひとときが終わった後の満足持続時間が短く、また次の刺激がないと手持ち無沙汰だ。しかし、内在型の夢中は、そのひとときの後、しばらくは幸せな気分が続く・・・(以上、抜粋)。


先だって来の、便利屋稼業がちょっと忙しかった日々で、何か、イライラとした感じが抜け切らなかった訳が判明しました。
そうなんですよ・・・仕事をしていても、時間を忘れる程に没頭することが出来なかったのですね。
朝、朝食を済まし、台所の片づけをしながら洗濯機を回し、家の中を掃き掃除しながら(簡単に・・・ですが)洗濯物を干す。
それが、終わってから、自分の為のコーヒーを入れ、パソコンの前(ここが私の仕事場で)に持って行く。
一口、味わってから仕事を始めるのだが、乗りかかってくると、もう午前11時になっているではないか・・・あぁ、昼御飯の支度をしなくちゃ・・・と、台所に向かう。
そして、また、一連の作業を経て、再びパソコンの前に座るのが午後1時ころで、仕事も、もう一息と思った頃には、時計は午後4時をさして、「もう夕食だよ~」と、急かすんです。

こんな生活が、ほぼ、2ヶ月間続きました。これでは気の利いた仕事なんて出来ませんよね・・・だから、私は、常にイラついていました。
自宅でお仕事されている方(主に主婦・主夫)はどうなんでしょうか・・・。
私の自宅での仕事の方法が、間違っているのかも知れませんね。


閑話休題・・・・・本日の話題はここ迄とし、次回に「外存型夢中」と「内在型夢中」について語ります。


しばらくぶり(多分、30年か40年前のもの)で「カセットテープ」に収録した音楽を聴きました。
揚水・拓郎・イルカ・こうせつ・アリス・グレープ(さだ)等などは、当時の定番。でも、如何にしても、歌手も題名も思い出さない曲も、たくさん有りましたね、自分でテープを収録したはずなのに、我ながら驚きです(普通?)・・・その中から、イルカ「なごり雪」。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「伊豆ハイキングクラブ文化展」視察

2011-02-21 11:14:10 | 三六趣味の会便り





OTさんの作品も展示されてます



以前に、皆さんに、それぞれ多種多様な趣味を持っておられるので、その腕前をご披露しませんか・・・という声掛けをしましたね。
何時ものように、何の反応もありませんでしたが・・・・。

OTさんから、彼の所属する「伊豆ハイキングクラブ文化展」のご案内がありました。
もう16回の実績を持っているとかで、是非共、参考にさせてもらいたいと、先日(日曜日)視察してきました。

「山登り」が主体のクラブですから、山の写真・油絵・スケッチなど多数出展されており、作品の前で、思い出を楽しんでいらしゃいました。
でも、そればかりではなく、それぞれが、別のところで楽しんでいる趣味(人形つくり・リフォーム・書道・編み物など)も披露されておりました。

1年1回、発表の場を持つのも、それを目標に作品つくりに力が入るのではないかな・・・と思いますが、如何ですか。
次回の会には、皆さんのご意見を聞かせてください。




「お抹茶」のサービスを頂きました



軽快にタンゴを・・・あぁ、美味しいコーヒーが飲みたいなあ・・・「小さな喫茶店」。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大分落ち込んで・・・

2011-02-20 12:38:33 | この頃思う事




母の曾孫から誕生日(3月3日・・・多分、いい加減だと思いますが)の贈り物の菓子に添えてあった「お雛様」。
もう、数年も前の物なので、そろそろ引退させようかなと思い、今年は早めに飾ってみました。



落ち込んでしまいましたよ・・・もう、限界かなと思って・・・。

友人が「ノートパソコン」を購入し、その設定(OSはWinndows7、WEBは無線接続)を依頼され、便利屋としては外せない仕事と喜んで挑戦しました。
OS「Winndows7」は初めてだったんですが、マニュアルを読めば分かるだろうと簡単に考えていたものの、無線の設定で躓きました。
接続ポイントを指定しろって?どこなのよ・・・以前から使用しているデスクトップパソコンを開いて「接続プロパティ」を見ると・・・接続ポイントは分かったんです。
次は、セキュリティキーを入力?キーってどれさ・・・それからが大変、以前、設定した業者に電話をすれど「分かりません」だし、ルーター製造業者に電話を入れると自動案内で、何やらルーター本体に記されていると言っているから、それらしき記号(3種類の羅列があった)を入力すれども「エラー」で進まない。
パソコンでルーター業者のホームページを開いて調べるが、ますます難しいことを書いてあるし・・・とうとう、投げ出しましたね。
で、ノートパソコンを購入した店に設定を依頼したんです、15,000円の料金を払って・・・まぁ、私が払う訳でもないのですが、それも、ちょっと悔しいし・・・。

4日後、
業者が設定に来るというのに立ち合わせて貰ったんです、これも勉強ですから・・・パソコン・マニュアル・プロバイダー当初設定明細・ルーター用設定CDなど揃えておきました。
では、お願いします・・・と、パソコンの前に座った設定業者が「これがキーですね」と言ったのは1分後か、数秒後だったか・・・。
それは、プロバイダーの当初設定書の最終行に「ID」と手書きで羅列してであったんです。
「ガクッ」ときましたよ、本当に・・・で、どうしてそれと分かったのと聞くと、羅列の最初に英文字がインターネット(と、言ったと思うけれど、忘れた)を表す記号とか・・・。

決して、自分で設定出来なかった事で落ち込んだ訳ではないのです。
そこに書かれてあった羅列に、注意が向かなかったことに、落ち込みました・・・今までは(これが問題なんだな)、冷静に、「これはもしや・・・」と、気が回ったはずなのに・・・ですよ。
知らない事に挑戦ということで、臆病になっていたんですねぇ・・・いわゆる、パニック状況。
5年のブランクは、私のわずかな能力さえ消滅させてしまったのか、はたまた、元から無かったのか・・・。

設定業者も、3分で15,000円には気の毒がって「スミマセン、でも仕事なもので・・」と言いながら、しっかり集金して帰った。
「知らない事は分からないで当たり前」という慰めの言葉を残して・・・でも、私には、何の慰めにはなってないというのにね。




私の悲しさを、最大限、表現しているような、これも悲しい映画(道)でしたね・・・ニニ・ロッソ「ジェルソミーナ」。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「反逆児」の見出しに引かれて・・・

2011-02-17 16:42:29 | この頃思う事





春は、しのび足で、でも、確実に、近づいて来ています



毎日新聞を見ていて、はたと、目が留まる。
霞ヶ関ウォッチャー欄、 「反逆児」持て余す政権・・・なんだ、これ?
元来、「反逆児」なる言葉に弱い私であるから、当然、読みたくなる。

またもや、抜粋で・・・
公務員の給与カットやリストラなど、大胆な霞ヶ関改革案を提唱してきた経済産業省職員、古賀茂明氏(55)が、待機ポストの「官房付」に1年以上、留め置かれている・・・政権交代前から、国家公務員制度改革推進本部事務局審議官として、「天下り規制の抜本強化」「事務次官廃止」など提案してきた・・・同省から「早期退職勧奨」(肩たたき)にあたる民間企業への出向も打診されたが、拒否・・・行為を受け入れれば、言行不一致になってしまう・・・今も名札のない個室で「待機」を続ける・・・「古賀氏を復帰させれば霞ヶ関に嫌われる。追い出せば改革への消極姿勢がはっきりする。民主党は結論を出せないだろう」と、「反逆児」処置の先送りを批判する。

うーん、そういえば、元の職場でも、似たようなことがあったなぁ。

「彼」が、古賀なる人のように有能でもなければ、影響力もなかっただろう事は了解(ご免なさいね)しているが、その「反逆」振りには、私は、一目、置いていた。
多分、会社の方針としては「不当解雇」の訴えを避けるためには最善の方策であったろうが、何の仕事も与えず、自分でしてもならず、席を離れてもならず・・・私の方が叫びたくなるような環境に追い詰めていたのだ。
私は、一度だけ、30歳前後だった彼に(おせっかいながらも)、「まだ十分やり直しは出来る年齢なのだから、あなたを否定しかしない職場から離れた方が良いと思う」と話したことがあった。
彼は、何の反論もしないで聞いていた。
それ以後は、何の進展も後退もなく、在籍する普通の社員として付き合って行った。
しかし、私が退職する時、彼は、何と、私に挨拶にやってきたのだ。その後の彼の人生は知らない。
在職中には、彼の未来を見届けられない我が身の不甲斐なさを感じてはいたが、最後の挨拶で、私が救われたと思っている。

お役所でも民間企業でも、「反逆児」はやっかいで迷惑なものだろうが、力を有する者が、己の面子や利益のために、一個人を全面否定しないでほしいと、今でも、そう思っている。
心ある人が、古賀氏がその才能を発揮できる場所を、見つけてくれることを願う。



尾崎豊さんの歌で心を打たれた曲を、今日は英語版で・・・「I Love You」。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NTさんから「流鏑馬と観梅」の便りです

2011-02-16 08:05:43 | 三六趣味の会便り

[写真と記事はNTさん提供]





2月13日に、36会のメンバーで、小田原の曽我梅林・原会場で行われた「流鏑馬(やぶさめ)神事」の見学と「梅見」に行ってきました



流鏑馬神事は、この地の領主が弓馬の達人だったことにちなんで、武田流一門により神事として、毎年行われているとのこと。
会場には200m余りの馬場が造られ、射手が3つの的に矢を放ちながら馬で駆け抜ける。
的中すると、大勢の観客から歓声と拍手で大賑わい。
36会は早々に見学場所を陣取り(開始前1時間30分)、おもむろに宴会を開始し飲んだり、食べたりと大盛り上がりだ。
後から来た隣の老夫婦に、「いい場所で楽しそうに良いですね」と言われてしまった。
お互いに老が付く年齢どうしだ。

やがて流鏑馬が始まった。女性の射手が二人いて、姿勢良く馬に乗っている姿が、とても凛々しくて勇壮だ。
最近は、この姿にあこがれて射手になる人が多くて馬が足りないと、弓馬会の人が言っていた。
弓が的に当たると射手も気持ちいいだろうし、見ている方も気持ちがいいものだ。
走る馬の上で弓を射るのだから、当然両手は弓と矢を持つ、必然的に体を支えるのは足だけとなる。
それにしては見事な美しい姿勢を保っている。
ずいぶん大変な稽古を積み重ねてきたのだろう。


下車駅、下曽我駅前の賑わい 一年中で梅まつりの時が最も混雑するのだろう。


最前列でこれ以上良い場所はない。手前のシートが36会御席


流鏑馬神事の行列


流鏑馬の見学を終えたあとは、梅園に向かい梅見散策だ。見渡す限り梅の木だらけ。
所々に蝋梅も見事に咲いている。
ああ、いい時に来たもんだ、来年も来ようかな・・・。


帰りに女性射手と一緒に記念撮影


一人が買うとつい、つられて買ってしまうお土産

梅園を後にして帰りに熱海で途中下車し、日帰り温泉で遊びの疲れを癒した。
温泉に入って幸福感をたっぷりと味わい、そしてまた食事&小宴会だ。
朝から晩まで、一日を楽しく過ごし、満足して帰途についた。



楽しかった一日に乾杯・・・ビー・ジーズ「Holiday」。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「変化」を望む?

2011-02-15 09:35:24 | この頃思う事



今年は「椿」の開花が遅れているように見えるが・・・今日は、伊豆でも山に雪が降っているとか



このところ寒さの為か、母の体調が不安定で、入院とかいう程の事はないけれど、本人が一番大変なのだが、私も、夜は眠れないし、外出しても、帰りを急ぐような日々が続いていた。
これという変化もない時には、毎日毎日、退屈で退屈で・・・何か面白い事、無いのかなぁ・・・なんて愚痴っていたのに、ちょっと心配な変化があると、もう、縛られて身動きがとれないでいる。
今日は、母を病院に連れて行き、検査を・・・明日は、市の調査員が介護認定に来る・・・。


昨年のミャンマーに続き、チュニジア、エジプト、バーレーンでも、人々の何かが変化し始めている。
私の場合は、あくまでも、「対岸の火事」的な思いであることは否めないが、変化を望んでいる人々に共感を持つ一方、現状維持を図りたい人の状況も理解できる・・・良い、悪いは別問題として。

毎日新聞「街角」から(抜粋)
・・・ヤンゴンで出合った青年が片言の英語で話してくれた・・・「つらい体験をするほど、民主化への思いが強固になった」と語る青年の声に悲壮感はなく、明るく弾んでいた・・・スーチーさんの名前を、おおっぴらに語れない雰囲気がある・・・それでも、スーチーさんが率いる民主勢力「国民民主連合」の事務所には連日、多くの人が訪れていた。かっての民主化運動の闘士に交じって、20歳代の若者の姿が目立った。日本では見たことがないような、キラキラと輝く表情が、まぶしい。


こんな平和な日本にいながら、あまりにも「虫が良すぎる」というのでしょうねぇ、私は・・・深層心理の奥底に、このまま終焉を迎えることに納得していないのもが潜んでいるらしい・・・否、経験から言えるのは、3年も過ぎると飽きるんですよね、だいたいの事がね。
贅沢な我儘なのです。


反省の意味も含めて・・・さだまさし「無縁坂」。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気になった「新聞記事」から

2011-02-13 15:03:46 | この頃思う事



西の空に「下弦の月」が・・・凍れる月影、空に冴えて~思わず歌ってしまいました



昨年暮れ頃からだったろうか、毎日新聞投書欄に、多分、中国からの留学生の投稿がきっかけで、あれこれ意見が投書された。
それから以後の、目に留まった新聞記事をスクラップしておいたものを、以下(抜粋)、私自身の気持ちの流れとして、綴って見た。

① 他人に干渉しない日本人に驚き  留学生 19歳
電車に乗っていた時のことである・・・一人の男の学生がぐっすりと眠っていた。その時、彼が持つカバンが落ちて、中味が全部バラバラになってしまった。何も知らずに彼は眠ったままだった。私はそれを見ていて、近くにいる誰かが起こすだろうと思っていたが、人々はちらっと見るだけで何もしなかった・・・やっぱり日本人は自分以外の人のことは気にしない、他人には干渉したがらないのかと思ってしまう・・・。

② 無関心で自己中心的な日本人  主婦 57歳
・・・留学生の投書を読み、日本人として本当に恥ずかしく、涙が出るほど悲しい気持ちになった・・・私は電車でほとんど席を譲ってもらったことがない。若い人は皆無で、たまに譲ってくれるのは中年の方だ。若者は自分の世界に入り込み、自己中心的な人が多くなっている気がする・・・日本はどこに行くのだろうか。恐ろしいことだ。

③ 留学生に恥じない日本人に  主婦 75歳
・・・留学生の投書を読み、恥ずかしくなった。私がよく利用する電車では、誰かが何かを落とせば「落ちましたよ」と教えたり、拾ってあげるのを、時々見かける。彼が目にしたのは、たまたまかもしれないが、それにしてもひどすぎる・・・。

④ わがままで傲慢な高齢者たち  主婦 49歳
・・・旅行をしましたが、ツアー参加者のほとんどが高齢者でした・・・真面目なガイドの青年に対し、わがままや無礼な態度は目に余るものがあったのです。同じ日本人として恥ずかしく、申し訳なく思いました・・・たとえ相手に至らないところがあったとしても、人生の先輩として若い人に優しい真の大人でありたいと思います。

⑤ 毎日新聞「余禄」から(井上やすしさんの訃報が報道された時)
井上さんは中学時代・・・国語辞書を万引きしようとして店番のおばあさんに見つかった。「そういうことをすると、私たちは食べていけなくなるんですよ」。おばあさんは厳しくたしなめ、薪割りを命じた。罰だと思って井上さんは薪割りをした。するとおばあさんは国語辞書を渡して言った。「働けば、こうして買えるのよ」。「おばあさんは僕に、まっとうに生きることの意味をおしえてくれたんです」井上さんは「返しても返しきれない恩義」と・・・ボランティアの文章講座を開く。それを井上さんは「恩送り」と言い表している。誰かから受けた恩を直接返すのではなく、別の人に送る。その人がまた別の人に渡す。恩がぐるぐると世の中を回るのだ・・・。



長々と載せましたが、皆、こんな現状って良くないよと感じているんですよね。
何かに遭遇した時、または感じた時(嬉しい時、悲しい時、腹の立つ時、不愉快な時、気が滅入る時etc・・・)、それを目にした人、感じた人が、率直に行動するのが一番良いのは当然です。
でも、日本人の性格(そんな事もないと思いたいが・・・)から、どうしても、その場で行動出来ない事ってあるから、その次に巡り合せた時には、小さな歩みでも踏み出してみようよ・・・「恩送り」ではありませんが、「義務送り(かな?)」、そのままにしない事、それが大事・・・って、思いますね。



1967年にヒットしたという、そういえば、よくハモッてましたね。いやぁー懐かしい・・・ビー・ジーズ「マサチューセッツ」。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知人の「旅立ち」に思う

2011-02-08 16:22:22 | この頃思う事





冬来たりなば、春遠からじ・・・今日は暖かい日になりました。

便利屋仕事も、ほぼ片付いて、後は、ちょっと手が掛かるものを残すだけになり、とりあえず休憩をとることにしました。
休憩と言ったて、近くの「マック」へ行って、120円の珈琲を飲みながらボーとするだけですが・・・。
店内のお客は、私を含めて、所謂「中高年層(老人と言われるのを嫌う人が多いけれど、事実は老人です)」が殆んどです。
朝、10時ですからねぇ・・・普通かな?
でも、私は、ご老人が喫茶店にいる風景は好きですよ。ちょっと「スマート」な感じがするのが良いですね・・・話題も嫁の愚痴ではないような気がします。
で、その風景を眺めながら、あれこれ他愛もない事を考えている自分も好きです・・・いえいえ、私はナルシストではありませんよ。

今年に入って、人生先輩方、お3人の旅立ちを知りました。
お一人は90歳を越えられた方で、嫁として、母として、主婦として、それぞれ立派にこなし、60歳を過ぎてから、自分自身の楽しみとして海外旅行を選択し、その旅行で知り合いとなってから、私の人生のお手本とさせて貰ってた人でした。
何時も生き生きとしており、お酒とつまみ少々を前にして、話題が尽きることが無かったですね。

もうお一人は70代後半で、もう30年くらい前の私の掛かりつけ美容院の経営者だった方。早くにご主人を亡くされ、女手で頑張ってこられたと、よく話されていました。
仕事を引退されてから、パソコンやデジタルカメラに興味を持たれて、ブログ作りに挑戦していました。
でも、すぐ忘れてしまったりで、私も、時折、相談に乗ったりしながら応援してました。

あと一人は、やはり70代で、私の従姉妹ですが、高校の先輩でもありました。
ちょっと口やかましいところもあったけれど、開けっ広げな性格で、従姉妹の中では一番親身になってくれた人でした。

何時も思うのですが、私の人生においては、不要な出会いは何も無いと思っています。
旅立たれたお3人と過した楽しい事々が思い出されます。
私にも、誰かに、良い思い出を残せるのでしょうか・・・ちょっと自信がありません。

私自身の一方的な思いとして、人生の良否は、その長さと比例はしないと考えてます。
先輩方それぞれが、素敵な人生を全うされたと確信しています。
先輩方に、合掌!


先輩方に Yo-Yo-Ma のチェロで「G線上のアリア」を・・・。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする